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脱!捨てられない病

私、本当に「モノを捨てられない人」なんですよ。
実家の自分の部屋は、もともとめちゃくちゃ狭い(京間の4.5畳)のに、そこに本棚やらチェストやらテレビ台があるもんだから、本当に狭い。幸い、ふとん派なのと、押入れがでっかいのでかろうじてくつろぐスペースを確保できている状態。大きな部屋にあこがれるけど、どれだけ念じたって部屋が急に大きくなるわけではないし、与えられた空間が4.5畳なら、それなりのモノで暮らしていかなければならないのに、困ったことに「捨てられない」。

毎年会社主催のバザーがあるので不用品はそこに寄付したり、海外の関連会社に出向している日本人社員向けに本を寄付したり、それなりにできることはやっているのですが、悲しいかなどちらもチャンスは年1回。一番困るのが洋服。会社のバザーでは古着は受け付けてもらえないんですよ。フリマに出店したことも2回ほどありますが、あれはかなりエネルギーが要りますよね。事前の準備とか、当日もそうだし。家族とか友達数人で…とかだと楽しそうなんですが。本やCDならアマゾンやヤフオクを活用して売るって手もあるのですが、服はオークションで売れるほどのブランドものを持ってるわけでもないし。じゃあウダウダ言ってないでさっさとゴミとして捨てればいいじゃないか~って叱られそうですが、それができれば「捨てられない人」にはならないわけで。

夏物は、バリに行くときに定宿スナルタハウスの家族にTシャツやらいろいろ持っていって喜んでもらっているのでいいとして、問題は冬物。セーターとかコートとか、夏服と比べて元の値段がそれなりに張っているのもあるし、貰い手もないし、しかもかさばるし…。散々頭を悩ませていたのですが、一念発起して色々調べた結果、「救援衣料センター」という団体が引き受けて、アジア・アフリカ・中南米の難民に送ってくれるとのこと。センターまでの送料と、センターから海外へ発送するときの送料はこちらで負担しなくてはいけませんが、「捨てられない」以上、こうでもしないといつまでも手元でたんすのこやしになるだけなので、「えいやっ!」と一念発起。1梱包につき10kg程度にまとめるようにとのことなので(海外までの運賃は10kgで1500円程度が目安)、とりあえず10kg分の冬服をピックアップして洗濯をすませ、ダンボールに詰め準備完了。そして週末の引越しの途中、ローソンからYahoo!ゆうパックで発送しました。思い出や愛着があって、なかなか捨てられない服も難民に着てもらえるとなると、意外とすっぱり気持ちが切り替えられるものですね。

ちなみに救援衣料センターは神戸にありますが、東京周辺ではデパートなどで直接持ち込みできるイベントも開催されているみたい。ユーズドで受け入れてもらえるものは「毛布、ズボン、ジーンズ、Tシャツ、ポロシャツ、 トレーナー、セーター、ブラウス、カーディガン、ジャンパー、オーバーコート」だそう。逆に、「スーツのジャケット、ブレザージャケット、スカート、ワンピース、和服、ベビー服、ベビー用品、ふとん、 小物類(ネクタイ、ベルト、帽子、手袋、マフラー)、 くつ、かばん、 雑貨、文具、食品」はダメなんだとか。

まだまだ、「捨てられていないモノ」はたくさんあるので、家を出ている2ヶ月の間に、ちょくちょく実家のモノを減らしていって、戻ったときには少しでも快適に過ごせるようにしたいです。
by cita_cita | 2008-03-31 23:05 | その他
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