京まくろび「善右衛門的。cafe」のお昼ごはんここは京都のおばんざいとマクロビオティックを融合させた「京まくろび」の提案者で料理研究家の人気ブロガー、中川屋善右衛門さんの営むカフェなんです。善右衛門さんのブログはこちら。 この日のメニューは①風呂吹きかぶらの柚子味噌がけ、②厚揚げ豆腐の照り焼き、③こんにゃくの玄米味噌あえ、④ひじきとパスタの和え物、⑤菊菜と畑シメジの胡麻和え、⑥おからのたいたん、それに小さなかぶら(成長段階でまびきしたもの)のぬかづけと玄米ごはんに根菜のお味噌汁、小豆をてんさい糖で煮たデザートがついています。玄米がほんわり柔らかく炊いてあって、噛みしめるたびじんわり香ばしく甘い味がして本当においしい。どれも本当にやさしい味で、「おお、体がよろこんでる!」っていう実感いっぱい。「体に負担をかけない食事」というマクロビのコンセプトをひしひしと感じました。 人気のお店で、小さな店内は途中からお客さんでいっぱいになりましたが、私は早い時間に行ったので、ラッキーにも直接善右衛門さんに色々教えてもらうチャンスがありました。その中で特に「聞いてよかった!」と思ったのが、暑い地域の食べ物は体を冷し、寒い地域の食べ物はその逆の作用を持つということ。なすやトマト、きゅうり、ゴーヤ、パイナップル、バナナ、パパイヤ、さとうきび、コーヒーなど暑い地方原産の食べ物は体温を下げ、大根、かぶら、れんこん、ごぼう、ねぎなど寒い地方原産の食べ物は体温を上げるのだそうです。いわゆる夏野菜と冬野菜に分けて考えてみるとわかりやすい。暑い夏は夏野菜、寒い冬は冬野菜、その時期に取れるものを食べるのが一番自然で体によく、その食べ物のもつパワーを目一杯取り入れることができるということなんです。季節感を無視して、夏にハウスみかんを食べたり、冬にきゅうりやトマトを食べるというのはこれに反すること。よく考えてみれば旬のものが安くて、おいしくて、一番栄養があるに決まってるのだから、それに従えばいいのですよね。スーパーでは年中手に入る野菜や果物があって迷ってしまいますが、これさえ知っていれば、これからは「プチマクロビ」な食生活を送るための「ものさし」になってくれそうです。 夏の野菜は体温を下げて細胞をゆるませる働きがあるのですが、これを朝晩急に寒くなってきた今の時期にたくさん取りすぎると風邪などのウイルスが侵入しやすくなって体調を崩しやすいそうです。私はトマトやなすびが大好きなんですが、これは注意しないと…
by cita_cita
| 2006-11-15 23:34
| LOHAS
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