タグ:三線 ( 20 ) タグの人気記事

SAKISHIMA meeting@京都

e0066369_23374177.jpg
SAKISHIMA meeting(新良幸人+下地勇)のライブを聴きに、寺町丸太町の下御霊神社に行ってきました!

新良さんは石垣島、下地さんは宮古島の出身。SAKISHIMA(先島)は沖縄の中でも、宮古諸島と八重山諸島のこと。ソロでもたくさんのファンがいるこの二人の歌を一緒に聞けるなんて、またとない機会でした。

演奏してくれたのは、どれも甲乙つけがたい歌ばかりだったのですが、特にこの、夏至南風(カーチバイ)という歌がすごく良かったです。

e0066369_23592071.jpg
この夜は神社の神楽殿が舞台に。夜空の下、涼しい風に当たりながら演奏を聴いていると、なんだか京都じゃない場所にいるみたいでした。

観客も、演奏者の二人もオリオンビールや泡盛を…特に新良さんは下地さんのソロで舞台袖にいる間にも相当飲んだのか、ほろ酔いを通り越したような様子。けど、それでも歌も三線もますます調子がよくって、さすがプロですね…。

下地さんは、最高に泣ける名曲、おばあを熱唱してくれました。そしてMCではワンポイントみゃーくふつ(宮古島方言)講座も披露してくれました。予想はしてたけど全く何言ってるんだかわからなかった(笑)。この動画を見ればどれぐらい分からないか、実感してもらえるかな?絶対日本語とは思えないです。

二人の歌声、最高でした。会場に入らなかった人も、外を通りかかってきっと聴き惚れたはず。

あーなんか無性に沖縄行きたくなってきた!!!
[PR]
by cita_cita | 2010-10-03 23:57 | 沖縄

沖縄芸能フェスタ@だん王寺

e0066369_21474444.jpg
今日は三条京阪の壇王法林寺(だん王寺)で沖縄芸能フェスタが行われました。

このお寺をお借りして開かれている三線教室を習っている私も、お手伝い&演奏(デンサー節、娘ジントヨー、安里屋ユンタ)で参加しました。舞台で演奏するのはものすごく久しぶりだったのでちょっととちってしまった(笑)

e0066369_214885.jpg
開始前、三条京阪の駅前広場でエイサー部隊がイベントを宣伝。

e0066369_21494287.jpg
沖縄舞踊、三線、カチャーシー、エイサー、沖縄料理の屋台ありの盛りだくさんイベントでした。
[PR]
by cita_cita | 2009-11-03 21:50 | 沖縄

まっさらなキモチで

e0066369_23374025.jpg
今日は朝から夕方までヨーガ療法士講座の2回目。テーマは生理学・解剖学とヨーガ療法という私にとっては難しい講義だったけれど、新しいことを知るのは面白い...。

夕方戻ってきて、もう一ヶ所。今日は月2回の三線の稽古日でした。

新しい三線教室は、工工四(楽譜)も以前習っていた教室とは違うので、もう弾けると思っている曲が全然上手く演奏できない...。例えば「安里屋ユンタ」。三線を習いだした第一歩で覚える曲なんだけど、古典曲じゃないので工工四によってアレンジが違う。基本的には同じはずなのに、1つ違う音が入ってるだけでもうガタガタ。分かってるはずのところまで分からなくなって、唄っている途中で何度も心が折れそうになった(涙)。

「デンサー節」にいたっては、本島と八重山で曲自体が全く違うし...(><)。とまどうことばかり。

初めてやる曲よりも、「ちょっと知ってる」つもりになっている曲がヤバイ。途中間違っては小節の後ろで帳尻合わせに必死になってる始末。

一旦頭を真っ白にして、イチから新しい曲を習うつもりで初心に返らなくては...。そう、ウルフルズも言ってる通り後ろを向いてる暇なんかないのだ。前を向いて、まっすぐまっすぐ...だもんね。

写真はヨガから三線に移動する途中の空。大きなクジラみたいな雲の上に、イルカみたいな雲。クジラは巨大な魚の骨にも見えるかな(笑)。

もう、すっかり秋の空ですね。
[PR]
by cita_cita | 2009-09-05 23:36 | 沖縄

ひさしぶりの…

大阪まで通うスケジュールをあわせるのが難しくなってしまったことと、どんどん進む難易度についていけなくなったことから、以前通っていた三線教室から足が遠のいてしまっていました。部屋の隅で触られないまま置き去りになっている三線を見ると気の毒で、弾いてあげたいなぁと思っていたのですが、京都ではなかなか三線を習える場所も少なくて、そのまま1年以上も経っていたのですが…。

先週末、友達から誘ってもらって、久しぶりに三線を練習しにいきました。京都のお寺でやっている集まりです。先生は沖縄の方で、ゆるーい感じ。練習も月2回です。これなら今の私にも無理がなくて、ちょうどいい感じ。7月の練習日はさっそくどちらも予定が詰まっていて参加不可能ですが、8月あたりからゆるゆると再開してみようかと思います。
[PR]
by cita_cita | 2009-06-30 23:17 | 沖縄

赤馬節

e0066369_23481258.jpg
三線を習い始めて2年半、先月末に昇級試験を受けて、なんとか今月から上級クラスに上がることができました。

上級の曲は本当に難しい曲ばかりで、大工先生のCDを聴いても聴いても分からない。最初にやる赤馬節(あかんまー)が、すでに私には大きな大きな壁になりそうです。CDを聴きながら一緒に唄えるようになるだけでも悲しいぐらいぜんぜんできないのに、これを自分で演奏して唄えるようになる日なんて来るのでしょうか…。

考えていても気持ちがしんどくなるだけなので、とりあえず赤馬節の背景になった八重山の物語を調べて読んでみました。そしたら思いがけずとってもいい話だったので、ちょっとだけ親しみが湧いてきました。もし、この歌でくじけそうになったら、歌詞の意味を思い出して頑張ることにします。
[PR]
by cita_cita | 2008-03-10 20:25 | 沖縄

大島保克ライブ@拾得

e0066369_16365891.jpg
八重山出身の三線奏者、大島保克さんのライブがあり、お友達夫婦(らっくさん&かじまやぁさん)に誘われて行って来ました。私は初めて大島さんの生演奏を聴いたのですが、すごくハリのある強い声で、でも高音はなんとも切なく美しく伸びていくのです。八重山の曲の中でも特に悲しい別れや望郷の思いを歌ったような曲にぴったりで、目を閉じて聴いていると本当に引き込まれていきます。今回演奏された曲の中では、波照間から人口調整のために西表に強制移住させられた人たちが海の向こうのふるさとやそこに住む家族を想い、「母の顔を思い出そうとし、波照間を見ようと思うと涙が出てきて見えない」という切ない気持ちを歌った「崎山節」、そして街灯も懐中電灯もなかった昔、ひと月に1度だけ訪れる満月の夜に月明かりだけを頼りにして白砂の浜辺に恋の願掛けをしに行く女性の思いを歌った「月ぬ真昼間(まぴぃろーま)」、この2曲の情景と大島さんの声がぴったりとひとつになって鳥肌が立つような感じがしました。声が人の心を震わせるというのはこういうことなんですね。

e0066369_1558210.jpg
らっくさんのおすすめで、大島さんの最新アルバム、「大島保克withジェフリー·キーザー」を買って帰りました。大島さんと、アメリカ在住のピアニスト、ジェフリー·キーザーさんのコラボアルバムですが、メインは大島さんの島唄で、八重山民謡を中心に大島さんのオリジナル曲も2曲含まれています。大島さんの三線と歌声にジェフリーのピアノが絡んできます。正確には、「絡む」のは適切な表現ではないかもしれない。ピアノは大島さんの奏でるメイン旋律に絡み合うというよりは、常に控えめに、つかず離れず、どこか遠くで、でも確かに響いているという感じなのです。まるで互いが相手を意識しつつも自分のペースで呼吸していて、それが時々重なりあうような。でもこの2つのまったく別の楽器がどうしてこんなにもぴったりと合うのかと思えるほど絶妙なバランスを保っている、不思議に心地いいアルバムです。
収録曲は全10曲。
1.流星 Ryusei (作詞·作曲:大島保克)
2.月ぬ美しゃ Tsuki nu Kaisha (八重山民謡)
3.くいぬぱな Kuinupana (八重山民謡)
4.スーキカンナ Sukikanna (沖縄民謡)
5.てぃんさぐぬ花 Tinsagu nu Hana (沖縄民謡)
6.前ぬ浜 Menuhama (沖縄民謡)
7.東方節 Agarikata Bushi (作詞·作曲:大島保克)
8.下千鳥 Sagechijyuya (沖縄民謡)
9.大浦越路 Ufarakuitsui (八重山民謡)
10.親まあり Uyamaari (八重山民謡)

そして、そしてこのライブではもうひとつすごいサプライズがありました。すべての演奏が終わり大満足で帰り支度をしていると、見知らぬ女性から声をかけられました。「失礼ですが、エキサイトブログで書いておられませんか?cita_citaさんではありませんか?」と。その方は、これまで何度かこのブログにコメントいただいて、私も一度お会いしてみたいなと思っていたKINさんだったのです。KINさんからコメントをいただくたびに、私と興味の範疇や物事に対する感じ方のツボが似ているなと思っていて、同じ京都在住ということもあり、いつかどこかでお会いできればいいなと思っていました。でもこんなに早く現実になるなんて…。KINさんも、私を見かけたときになんとなく雰囲気がそれっぽいなと思い、しかも京都で、八重山民謡のライブなのでということで勇気を出して声をかけてくださったのでした。「こんなことって、あるんですね!」とお互い喜び会い、連絡先を交換しながら家路につきました。しかもしかも、なんとKINさんのお連れさんが沖縄ではかじまやぁさんの知り合いのご近所さんだということまで判明し…大島さんの唄といい、kINさんとの出会いといい、なんだか、不思議な力を感じた夜でした。
[PR]
by cita_cita | 2007-09-10 22:46 | 音楽

大阪三線クラブ 8周年記念パーリー

昨日は私が習っている大阪三線クラブの8周年&三線ショップ佐々忠の5周年記念パーリー(PARTY)でした。なんでパーリーなのかなーと思うけど、多分沖縄ではパーティーのことをパーリーと呼ぶからでしょうね。耳から英語が入ってきた土地だから、オジイやオバアもパーリーと発音します。ちなみにビーチパーリーとは浜辺でバーベキューとかしながら遊ぶことです。

e0066369_15562711.jpg
なんと100人を越える大盛況ぶり!お寿司やおつまみを食べ、ビールや泡盛を楽しみながら、舞台では仲間や先輩方が順番に練習の成果を発表します。私たちのグループは「高那節」という曲を演奏しました。高那節は別名「ざんざぶろう」というへんてこな名前でも呼ばれています。そして歌詞の方ももっとへんてこで意味不明です。けど、私はこの曲が大好き!多分一緒に演奏したみんなこの曲が好きだと思います。ざんざぶろうというのは山三郎という大和人の名前なのだそう。その人は中国から大和に戻る途中台風で西表島の高那村というところに漂着し、オーザという女性と結婚してそのまま住んでいました。ある日彼らの娘が潮干狩りに行ったら悪天候になりなかなか戻ってこないのでたいそう心配していたところ、無事に戻ってきて「ああ、よかった!今日はめでたい日だなあ」と大喜びの気持ちを歌った唄なのです。実は高那村は今から100年も前にすでに廃村になっていて、ずっと口伝えで歌い継がれてきたこともあってそのへんてこな歌詞の意味はまだ完全には解明されていないのだそうです。

歌詞は1番から4番まであって、少しずつ節が違うので楽譜は三線の工工四にしてはとっても長いです。(私の持っているのは3枚)でも、子供の言葉遊びみたいな響きがすごーくいいのですよー。聴いている人も楽しいけれど、歌ってる人は数倍気持ちいい!曲調も明るくってノリがよくってかなりイカす曲です。この日の本番は、なかなかうまくできました。みんなこの曲が好きだから唄う声にも自然に力が入る!教訓歌や泣きの歌ではなく、元気がいいのがぴったり来る曲だったので師匠譲りの声のでっかい人が多い私たちのクラスにちょうどよかったです!(笑)

歌詞の一部分を紹介します。
アミ(雨)が降るとぅしやーなんねー さーニスィ(北)からクムル(曇)やいすり  
ゆみばするとぅしあかめくんがやり うかしたえ
きじんきざー きざざーざんざぶるにうざざー ざんざぶるーに
むーじゅるかーじゅるじんじんどー さんさむーじゅるかーじゅるじんじんどー 
きゆ(今日)ぬふく(誇)らしゃー ハリャーリャー


ね、意味不明でしょ?(笑)

2番以降では、お祝いのごちそうを作るために生タコを刻んでなますを作ったり鶏を吸い物にしたり味噌や塩で味付けしたりおもしろい場面が生き生きと描写されています。それにしてもこんなに大騒ぎの宴会になるなんて、よっぽど心配したんだなあ…。

e0066369_15564384.jpg
途中、佐々忠の店主であり大阪三線クラブの主催者である忠さんへメンバーから感謝とお祝いの気持ちをこめてお花をプレゼントする場面も。

e0066369_20334630.jpg
さすが三線クラブの宴会。泡盛はどれにしようか迷うほどずらり並んでおりました。泡波まで登場したのには感激。

e0066369_20335532.jpg
最後には恒例のエイサーもあり、みんなでカチャーシーをしてお開きとなりました。

ここからは、パーリーが始まる前の話になるのですが…パーリー開始前の三線クラブ合同例会の最初から、私の調子が悪くて(どうもその前日に野外ライブで炎天下にさらされていたのが原因みたい)軽い熱中症みたいな状態になってダウンしてしまいました。その時に、本当に、本当に大勢の方にお世話になりました。床に座って休んでいると横になれるように座布団を持ってきてくれる人、冷たい飲み物を買って来てくれる人、冷えピタを買って来てくれる人、友達に電話して熱中症の対処法を聞いてくれる人、家からアイスノンを持って来てくれる人、扇子であおいでくれる人、足が冷えないように自分のシャツをかけてくれる人…みんな例会で忙しいのに入れ替わり立ち替わり声を掛けてくれて涙が出るほどうれしく、心強かったです。こんな温かい仲間に恵まれて、本当に幸せだなーと改めて思いました。弱っていたせいでちゃんとお礼もいえずにごめんなさい。この場を借りて改めて、本当にありがとうございました。

今日は普段あまりお話する機会の無い先輩方とも話すことができたし、いろんな意味で思い出に残る一日でした。私たちの日曜中級クラスはスタートから1年経ち、この日をもって解散となりました。私は別の中級クラスに、一部の仲間は上級クラスに上がります。でも同じ時期に三線を志した友達としてこれからも仲良くやっていきたいです。
[PR]
by cita_cita | 2007-08-27 20:41 | 沖縄

三線演奏会@福島区民ホール

e0066369_16382762.jpg
8月4日、私の所属する大阪三線クラブが演奏するイベントがありました!

場所は大阪の福島区民ホール。リハーサルのため、朝9時半集合でした。この日はものすごーく暑くって、野田阪神の駅からちょっと歩いただけなのに汗だらだらで会場入り。私が演奏に参加したのは、全員での座開きで「鷲の鳥節」と「目出度節」の2曲、そして私の所属するグループ「忠遊び」のメンバーと一緒に「繁昌節」「とまた節」の2曲、合計4曲でした。

e0066369_16435454.jpg
暗譜しなくてはいけなかったので前日の夜まで往生際悪く必死に家で練習していたのですが、もともと日頃の練習量が足りなかった私はまさに一夜漬け状態で当日を迎えることとなってしまいました。この歳になって一夜漬けするとは思わなかった…トホホ。リハーサルは演奏というよりも、舞台上での位置決めや、マイク・椅子などのセッティングに終始し、ほとんどぶっつけ状態で本番…。緊張してる間もなくあっという間に終わってしまい、うまくいったのかどうかも分からないんですが、とりあえず無事終了しました。

e0066369_16385469.jpg
公演の終盤にはエイサー隊による踊りもあり(めちゃくちゃカッコええ!)、最後にはやっぱり全員によるカチャーシーでお開き。

e0066369_1639680.jpg
舞台ソデでのエイサー隊。イカす!この衣装を着ると、男子も女子も一層凛々しくなっちゃいます。

e0066369_164776.jpg
終了後、エイサー隊のもりぞうさんを囲んで記念撮影。

e0066369_16333717.jpg
ほぼ2年前、三線の持ち方を覚えるところからずっと一緒だった忠遊びの仲間たち。1年前の夏には汗と涙の三線合宿の成果もあって無事初級から中級クラスに昇級して今日まで一緒にやってきました。アヤヤも言ってましたが、30過ぎてクラブ活動を体験できるなんて、本当にみんなと三線やってよかったと思っています。同じクラスでも特にがんばってきた私達のリーダー的存在のしんちゃん、愛ちゃん、そしてもはや忠遊びにどっぷりのはるちゃん、まっさんが無事7月の末に昇級試験に合格し、9月からは上級クラスに行ってしまいます。私や後の数人のメンバーは、もう少し中級に残って、今までやってきた曲をみっちり練習することになりそうです。目標は中級の課題曲を全て暗譜して唄・三線ともに独唱できるようになること。それまでマイペースで頑張るので、上級クラスで待っててね!クラスは違っても忠遊びは永遠に不滅です~☆

e0066369_16394851.jpg
三線三人娘。離れても頑張ろうね~!!
[PR]
by cita_cita | 2007-08-07 00:16 | 沖縄

ボランティアwith三線クラブ

e0066369_0362886.jpg
三線クラブのグループで、大阪西区にある老人ホームにボランティア演奏に行ってきました。なのにこの肝心な時に、2,3日前から風邪気味で声がうまく出なくて焦った...

この日は1時間ぐらいで、演奏した曲は新安里屋ゆんた、十九の春、てぃんさぐぬ花、芭蕉布、花、目出度節、島人の宝、涙そうそう、満月の夕でした。オジー自慢のオリオンビールは密かに練習してたけど結局やりませんでした。(”オジー”はちゃんと弾けないからもっぱら唄担当の私...次回までにはちゃんと練習せな...)クリスマスの飾りがにぎやかなホームの談話室で沖縄民謡というのがなんともいえずミスマッチでおかしかった。前を見ながら歌うと、節に合わせて一生懸命うなずいてくれてるおじいちゃんおばあちゃんもいて、うれしかったです。慰問に行ったはずが、こっちが元気もらいました。

今回みんなで弾いてて思ったけど、目出度節はやっぱり大勢で大きな声で歌うと楽しいなぁ。家で練習するとつぶやくようにしか歌えないからつまんないや(笑)
[PR]
by cita_cita | 2006-12-14 00:36 | 沖縄

「ナミイ!八重山のおばあの歌物語」 姜 信子

e0066369_0305731.jpg先日京都シネマに見に行った「ナミイと唄えば」の原作となった本です。作者の姜信子(きょうのぶこ)さんは横浜生まれの作家で映画の中ではナミイの「家来」として紹介されていた方。1986年に「ごく普通の在日韓国人」という作品でノンフィクション朝日ジャーナル賞を受賞されています。(この本も興味があったので、一緒に図書館で借りてきました。これから読もうと思っています)


おおまかな中身は、映画とかぶっているところもあるのですが、映画では描かれていなかった背景や、私が見落としてしまっていた部分もたくさん含まれていて、やっぱり読んでよかったです。これを読み終わって、もう一度映画を見たくなりました。

この本の中で、三線をかき鳴らし、ひとしきり唄い、踊った後ナミイおばあが言う台詞にハッとしてしましました。ひとつは、多分映画では出てこなかった台詞、もうひとつは映画で聞いたときもとても印象的だった台詞です。それはこんな台詞です。

「アンタたちはみんなカミサマを頭に乗せて生きているさ。アンタたち、みんな、ひとりひとりがカミサマで、ひとりひとりがとっても大切なお方。アンタたち、カミサマをきちんと喜ばしてるか?自分をきちんと喜ばしてるか?すぐそばにいらっしゃるカミサマを見もしないで、神も仏もあるものか。」
「バカみたいだけどよ、こんなにかして生きていかれるんだよ。こんなにかしないと生きられない。生きるためにはよ、あんなにもこんなにもしてよ。知らない人にはね、これはバカのおばあだなと思うかもしらないけれど、自分は生きるためにはよ、バカにもパーにもならんと生きられない。」


ああ、やっぱりもう一度あの映画の中のおばあに会いたくなってしまいました…。
[PR]
by cita_cita | 2006-10-18 23:56 | 読書