タグ:おいしいもの フレンチ ( 13 ) タグの人気記事

アルザス@一乗寺

ひさしぶりに行ってきました、アルザス。

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周りは昭和っぽいエリアやのに外から見ると、ここだけフランス。

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この日はシードルが切れていたので、アルザスワイン(ゲベルツ・トラミネール)を頼んで、まずは大好きな豚のリエットとにんじんのサラダから。リエットって何?って聞かれたとき、いつも説明に困るねんけど、お肉をハーブ・スパイスと一緒にコトコト煮込んでホロホロになったものをほぐして、背脂と混ぜてペースト状にしたもの。ってなんか不味そう?でもめっちゃおいしいんです。あったかいパンに塗りつけていただきます。

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こちらはさばの冷製。たっぷりの自家製マヨネーズと一緒に。

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ボリュームのあるものが欲しかったので、シュークルートを頼みました。シュークルートって?と聞かれるといつも「ドイツ風のポトフみたいで、ソーセージとザワークラウト(キャベツの酢漬け)がいっぱい入ってる」としか説明できない私。ホンマはどうなんやろと思って、調べてみたらなんとシュークルートはザワークラウトをフランス語にした「キャベツの酢漬け」そのものを指すことが判明。そうか、そういえば、シュークリームって皮がキャベツの形に似てるからシュー(キャベツ)クリームっていうんだって、どっかで聞いたことある。シュークルート=ザワークラウトやったのか。はぁー目からウロコ。で、そこから転じてキャベツの酢漬けをソーセージ、ベーコン、豚のすね肉など一緒に煮込んでジャガイモをつけ合わせたアルザス料理のことも指す様になったらしい。へぇぇぇぇーそうなんや、そうなんや。

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そんなことも知らずに腹いっぱいになるまで食べまくったこの夜も、やっぱりアルザスの店内は満席で、でもマスターの人柄のせいか、相変わらずのんびりしたええ雰囲気でした。
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by cita_cita | 2011-07-01 21:57 | おいしいもの

ビストロ・バキュース@新町(西大橋)

日曜日は南船場から堀江をおさんぽ。
ランチは西大橋駅近くのビストロ・バキュースへ。あの「エプバンタイユ」出身のシェフが開いている小さなビストロです。

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前菜はフォアグラと鴨のテリーヌ、ぶどう風味のマスタード サラダ仕立て。

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本日のメインは魚料理。白身魚のシャンピニヨン風味、黒米のバターライス添え

パンはビゴの店のバケットでした。おいしかったぁ。他のメニューも少し味見させてもらいましたが、どの料理も、ひとつひとつ丁寧に作られているのが印象的でした。一人で切り盛りしているのにすごい。ランチの終わりの時間で、他のお客さんがいなくなってからシェフと少しお話しましたが、笑顔がステキな気さくな方でファンになってしまいました。私の好きな京都の「ガスパール」のシェフも来店したことがあるそう。やっぱりおいしいものを作る人同士って、つながりあうんですね。

その後、南堀江でショッピング。そしてショップ店員さんおススメのカフェBAKUでお茶してほっこり。

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タルト・タタン。ラムレーズンアイス添え。うまーい。

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この週末の戦利品。スモックショップのキルティングコート。この冬活躍してもらいます。フードがとりはずせて、中がフリース生地であたたかーいのです。
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by cita_cita | 2010-11-11 20:16 | おいしいもの

絶品フレンチ@祇園Kezako

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ものすごーく久々に祇園のKezakoへランチに行ってきました。

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この日の京都は36℃越えで汗ダラダラ。こんなときにはまずは泡!というわけで、シャンパーニュで乾杯。グラスがゆがんで見えるのは猛暑であなたが暑さにやられたわけではなく、微妙にひねりの入ったデザインなのです。

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まずはお決まりの一皿目。フォアグラを大根の奈良漬で包んで熟成させたKezako名物。これが食べたくてこの店に来るといっても過言ではないぐらい。フォアグラと奈良漬なんて!と思うのですが、どういうわけかこの組み合わせがびっくりするほど合うのです。ソースはパッションフルーツ、マンゴーなどトロピカル系のミックスで。

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スープはお初のひと品でした。水ナスの冷たいスープをベースに、焼きはも、生の水ナス、さらにはものダシと京番茶(!)を合わせて固めたジュレがちりばめてあります。こんな独創的な組み合わせを考え出すシェフのステファンさんはホントすごい。

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これまた夏の定番、鮎の一皿。鮎1匹を骨と身に分けて前後に配置。間には笹の葉に見立てた水菜とからし水菜のグリーンソースがさっと引いてあります。一枚の絵みたい。これはフレンチというよりもはや日本料理の盛り付けでしょう。

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骨のほうは頭まで食べられるようカリカリに揚げて、しかも胸びれでしっかり立つようになっています。鮎の腕立て伏せやー!どうやってこんな形に仕上げるのか、全くもって謎です。

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身のほうは、一旦苦味のある肝をはずして、バターや調味料で味付けしてペースト状にした後、もう一度身の中に挟みこんで焼き上げてあります。それをホクホクのジャガイモのガレット(これまたウマい)の上に鎮座させて…。

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メインのお肉料理は鴨肉のソテー。ソースは全体にかかっているオレンジのが酸味のある赤しそ、そして緑のがさっぱりした青しそベースです。どっしりした赤ワインと絶妙に合います。

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デザートは白桃のコンポート、赤いのはフランス産の赤桃(ペーシュ・ヴィーニュ)。トッピングには白ワインのソルベ、緑はスイートバジルです。

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そして最後、ガラスの階段に載って出てきたプティフール。生チョコとチェリー、ココナッツ風味のブラウニー。たっぷり砂糖を入れたエスプレッソとベストバランスです。

はぁー食べた食べた。そして飲んだ。帰りはこの日で閉店の四条河原町阪急に立ち寄って、家に帰ってシャワー浴びてクーラーかけて夜までゴロゴロ。最高にぜいたくな休日でした…。

Kezako、ミシュランに載りそうな気配があったのでどうなるかと思っていましたが、やっぱり載らなくてよかった。これ以上予約取れなくなったら困りますから。
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by cita_cita | 2010-08-23 23:04 | おいしいもの

アルザスのシュークルート

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日曜日の夜、北山に住む友達と待ち合わせて一乗寺のアルザスまで晩御飯を食べに行ってきました。シードルと赤ワイン、にんじんのサラダと豚のリエット、そしてシュークルート。こんなにおいしいザワークラウトはなかなか京都では食べられない。
久しぶりのアルザス、やっぱりおいしかったです。いい店です。
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by cita_cita | 2009-04-16 13:40 | おいしいもの

ビストロ・ボン・モルソー

同じ部署の3人で寺町錦上るのビストロ・ボン・モルソーへ。

プリフィックス4200円のコースです。前菜とメインが選べて、それにパン、スープ、チーズ、デザート、食後のドリンクがつきます。

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野菜がゴロゴロたっぷりのスープ

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前菜は牛もものタルタルステーキ、じゃがいものガレット添え。これはおいしかったー!

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メインは豚すね肉とレンズ豆の煮込み。ル・クルーゼのココット鍋のままサービス、肉がほろほろです!

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そして最後のデザート。プラス料金ですべて盛り合わせにできます。もちろん迷わず盛り合わせをチョイス。1番を決めるのが難しいほど、どれもおいしかったです!
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by cita_cita | 2009-04-10 22:43 | おいしいもの

祇園Kezakoのランチ

祇園のKezako、先日後輩Aちゃんとの再会を祝し、1年ぶりに行ってきました。ランチタイムは初めてでしたが、相変わらずすばらしい料理の数々。

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一皿目はすっかり定番となっているフォアグラの前菜。フォアグラを大根の奈良漬を薄切りしたもので包み、1週間じっくり熟成させたものです。ソースは4種類のトロピカルフルーツを使った甘酸っぱい味。何度食べても、うなるぐらいおいしい。これだけ食べるためにここに来るリピーターも多いと思います。

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これ見てください!まるで水平線に上る初日の出を描いたような、作品といってもいいほどの一皿。海の部分はお米を使ったまろやかなスープ、赤く丸い太陽はかぶらをワインビネガーに漬けたもの、そのかぶらの葉で牡蠣を包んで蒸したものを手前に浮かべて、生のパンチェッタの薄切りを水平線のように横に渡し、牡蠣の汁で炊いたお米を揚げたものを散らしてあります。食べるのがもったいなかった…。

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魚料理は、金目鯛の皮目に白味噌ベースのソースを塗ってローストしたもの。下に、京都大原・静原の野菜をたっぷり敷いてあります。まわりのソースは金目鯛の骨で取ったダシをベースにレモンやバニラビーンズで風味をつけたとか。

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メインの肉料理は羊でした。スパイスをなじませたラム肉を真空パックし、湯せんで6時間かけて熱を通したものをスライスし、最後に表面をロースト。その下にはポレンタ(とうもろこしの粉を水で練り上げたもの)をまとめ、バターでカリッと表面を焼いたものが敷いてあり、周りに堀川ごぼうが散らしてあります。上にはスパイスとドライフルーツを春巻きで巻き込んで棒状に揚げたもの。ソースは羊を焼いたときの肉汁をベースにワインを加えて煮詰めたものと、自家製ミントオイルのコンビネーション。レースをモチーフにしたお皿はそのまま壁に飾れそうなぐらい素敵。フランスのロワール地方の窯に、料理のイメージにあったものをシェフのステファンさんが直接オーダーしているのだそうです。

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本日のデザートは、グラスの底にビスキュイを砕いてコーヒーに浸したものを敷き詰め、その上に豆腐とマスカルポーネチーズのムース、さらに落花生のアイスをトッピングし、上から梨とコーヒーゼリーを細かく切ったものを散らし、レモンのソースを掛け、きわめつけにビスキュイを飾り付けたもの。どの部分をすくうかによって、いろんな味が楽しめます。

いつもkezakoに来ると思うのが、ステファンさんの料理を最大限に楽しむ」という姿勢。食べる側にとってはいつも新鮮で驚きのある料理。あの席に座ってコース料理を頂いている間、ずっとステファンさんのプロデュースしたショーを楽しんでいるような気がします。そして、あまりにも複雑で手の込んだ、考えつくされた味の組み合わせ。一皿ごとに説明を聞いてまずその複雑さに驚き、よくそんな組み合わせを考えたものだと関心させられます。それを食べた時、ひとつひとつの食材の味、そしてそれが少しずつ合わさったときに起こる味の変化を、自分の舌の上という狭い空間で楽しむことができるって、本当にすごいことだと思う。そして人間の舌ってそんなに微妙なところを感じ取ることができるんだーという発見があってびっくりします。そんな料理を生み出すことは並大抵の苦労ではないと思いますが、きっとステファンさんも時には楽しみながらあのレシピを考えてくれてるんじゃないかと思うのです。ステファンさんが京都でこんな店を開いてくれたことに感謝です!
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by cita_cita | 2008-12-24 23:18 | おいしいもの

Kezako(ケザコ)

祇園のフレンチレストラン、Kezako(ケザコ)に行ってきました!夜は2種類のコースがあるのですが、今回は8400円の方をチョイス。

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お店は祇園、建仁寺から歩いて5分ほどのところにあります。かなりシンプルな外観で間口も狭いので、知らなければ見落としてしまいそう。祇園でフレンチというと、最近は町家をアレンジした店が多いのですが、ここはモダンアートのギャラリーのように洗練された雰囲気のお店です。シェフはフランス出身のステファンさん。以前フィリップ・オブロンで料理を担当されていました。

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まず前菜は果物(野菜かな?)をかたどった白い器でサービスされました。こういう器って和食では多いけれど、今回の器は和食器ではなかったと思います。洋食器は和ほど器のバリエーションがないと思っていたので、とても新鮮なかんじでした。お楽しみの中身は…根セロリのムースを敷いた上に、いかやあさり、ムール貝などをふんだんに使った魚介のマリネを盛り、最後にトマトのシャーベットをトッピングしてあります。トマトのシャーベット、最初見たとき明太子かと思いましたが(想像力が貧困な私)とってもひんやりして酸味が爽やかでおいしかった!そして根セロリのムースの味が濃厚でさっぱりマリネとぴったり合いました。いきなり最初の一皿からこんなものが出てきて、私達の期待も高まります。

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これはこの店の定番の一品だそうです。フレッシュフォアグラの周りに京都の大根で作った奈良漬を巻きつけ、1週間熟成させたものに南国のフルーツ(パッションフルーツやマンゴーなど)のソースをからめていただきます。赤カブを思わせるこの盛り付けもほほえましい。さてフォアグラですが、ものすごく濃厚かつまろやかで私達一同しばし無言になるほどおいしかったです。なんでこんなにおいしいのかと思い、尋ねてみると、やっぱり奈良漬のうまみが1週間かけてフォアグラの味を深めてくれるそうで、意外な組み合わせも食べて納得の一品でした。この一皿を食べるだけでも、Kezakoに行く価値ありです。

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スープです。下のオレンジの部分は牛テールを使って作ったコンソメのジュレ、底に生しょうがが隠れています。その上にうずまき模様にビシソワーズをプラスして、最後にあさつきと雲丹醤(うにひしお)をアクセントにトッピングしてあります。雲丹醤は初めて知りましたが、その名の通り、うにをベースに作った贅沢な魚醤なんです。ほんの数滴トッピングされているだけなのに、食べると口の中にふんわりうにの香りが広がってたまらないおいしさです。

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続いては季節の魚ということで、鮎を使ったお料理です。これはまず盛り付けの見事さにうなってしまいました。まるでオブジェみたいに美しい一品です。鮎はまず骨の部分を抜き取り、骨はパリパリ食べられるようにから揚げにしてあります。それをまるで泳いでいるようにお皿の上に上手に立たせてあります。身からは内臓を抜いて、苦味を和らげるようにバターやミルクでペースト状にして、別に焼き上げた身の中に戻してあります。そして上にはサマートリュフをスライスしたものがちりばめてあって、骨と身の間には鮮やかな緑のソースが。このソースは松の実をベースに、ルッコラ、水菜、からし水菜で作ったものだそうです。お料理・盛り付けともにここまで造りこまれた料理って、日本料理でもそうそうないのではないかと、感動しながらいただきました。食べている最中にこれほどワクワクした気持ちになるお料理ってすごい。この日は3人だったので、1Fのカウンターではなく、2Fの個室だったのですが、一刻も早くシェフのステファンに会って感激を伝えたくなるほどでした。

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お肉料理は鴨肉のローストでした。すっごく柔らかい鴨肉に、加茂茄子のグリルというかも・かもコンビが絶妙にマッチしてます。赤じそと梅のソースと青じそのソースがこれまた絵画のように回しかけてあってもう参りましたという感じ。

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プティフールはガラスの階段のような器(というか飾りだなみたい)に盛り付けてあって、このセンスにはもう脱帽。これはエジプト製のガラスだそうです。

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最後、デザートは桃をつかった一品。白桃を生のもの、コンポートと2種類組み合わせ、そこにフランス産の赤い桃をプラス。そこにシャーベット(多分シャンパンか何か洋酒だったと思うんだけど…どうしても思い出せない!)をトッピングしてあります。

ちなみにこの日の食前酒はミモザ、ワインは白で、アルザスのゲベルツトラミネールをセレクトしました。ワインの種類はそんなにたくさん知らないので、たいてい同行者にお任せするか、無難にシャルドネばっかり頼んでしまうのですが、この長ったらしい名前のワインは特別に好きな味なので、リストにあるとつい気になってしまう、そんなワインなのです。フォアグラとこのワインがすっごく合ったのでうれしかったなぁ。今日はあまりにもお料理がおいしすぎたため、自然と料理が主役!という感じになり、ワインはいつもより控えめになってしまいました。これもまたいいものですね。
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by cita_cita | 2007-07-31 21:02 | おいしいもの

セレブランチ@ラペティロアラブッシュ

27日の日曜日、おいしいもの大好きな女子4名でランチをしてきました。
場所は北浜のラペティロアラブッシュというフレンチレストラン。本店は箕面にあり、オーナーシェフはかつて大阪のホテルプラザで22年間シェフを勤めた方だそうです。

ランチのコースは3500円のものをチョイス。前菜、本日の鮮魚料理、好きなお肉料理、デザート、ドリンクがセットになっています。

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前菜は鮮魚と有機野菜のサラダ仕立て。魚はヨコワでした。この前日、あべのの和風割烹「和源」でヨコワの造りを食べたばかりでしたが、料理の仕方でこんなにも違うのかと驚愕。ヨコワって、こんなお料理にもぴったり合うんですね。

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魚料理は真鯛のポワレ。実はこれまた前日、和源で明石鯛のお造りを食べたばかりだったのです。でも、ポワレに姿を変えても、やっぱり新鮮な鯛はおいしかった…。和もフレンチも甲乙付けがたいですね。

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メインの肉料理、私はシャラン鴨のロティ、マンゴーソースを。これ、柔らかく、お肉の味も濃く、フルボディの赤ワインに負けない最高の一品でした。ソースも絶品!

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これは同席していた友達のチョイス。岩手産白金豚のアロゼ、ジンジャー風味。

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デザートはラム酒をたっぷり染み込ませたサヴァラン。

この日、昼間だというのに女4人でシャンパーニュから始まってブルゴーニュの白、ボルドーの赤とボトル3本も空けてしまい(誰一人飲めない人間がいなかったのが原因か?)お会計はおひとりさま1万円コース(汗)。食事、お酒、会計、全てがランチとは思えんゴージャスっぷり…うわーっ、分不相応に散財してしまった…。

ところで今回のメインであったシャラン鴨って、名前は聞いたことがあったのですが食べたのは初めて。調べてみると、フランス産の鴨の中でも特に伝統的な飼育方法で育てられた鴨で、生産数も限られているそうです。普通は飼育小屋の中で育てるのが一般的に日本に輸入されている鴨(バルバリー種というのが多いらしい)なのですが、シャラン鴨は生後1週間たつと自然の中に放し飼いにされるそうです。また、窒息させて(エトフェというらしい)絞めるらしいので血液が流れず肉の中に留まって野性味のある味になるとか。残酷だし、かわいそうな気もしますが、鴨に限らず、お肉を食べるということは必ずそういうこと(人間の都合で動物の命を奪うこと)がつきもの。ベジタリアンになるという選択肢もある中であえてお肉を食べる生き方を選択するのなら、動物の命を食べて生かされているということを忘れず、感謝しながら食べるべきだと私は思っています。同じ意味で、畜産業や精肉に携わる人達への感謝も忘れてはいけないと思うのです…これってきれいごとでしょうか。
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by cita_cita | 2007-05-31 22:04 | おいしいもの

フランス食堂 アルザス

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久しぶりに一乗寺の「フランス食堂 アルザス」に行きました。
ここは家からだととっても行きにくい場所にあるのだけど、でもたまにすごく食べたくなって行ってしまう。車で行くと楽なのだけどアルコールが飲めないし、かといって自転車でもちょっと気合が必要。公共交通機関で行く場合は、三条京阪まで地下鉄、そこから出町柳まで京阪、さらに叡山電鉄で一乗寺まで。そして徒歩15分。途中、大好きな恵文社に寄り道をしてからてくてくと歩きます。でも、そこまでしても行く価値のある店。最近人気があるみたいで、前より予約が取りにくくなった。この日も、平日にも関わらず「外のテラスならいけます」との返事。ということは中は満席なのだ。

お店に着くと、相変わらずの大盛況。小さな店内がお客さんでいっぱいになってる。間口も小さくて目立たないので何度行っても、通り過ぎそうになってしまう。歩道と一体になったようなテラス席に腰を落ち着けたらあとはのんびりマスターが注文をとりに来るまで待機。このお店は若いマスター一人だけで全てやっているので、いつもリズムはゆっくりなのです。 「急いでるときにこの店に来たお客は気持ちが焦るだろうね」と連れのくりちゃんに言うと「急いでる人はわざわざこんなところまで食事に来ないと思う」とのコメント。ごもっとも(笑)

おつまみの自家製ピクルス(これは本当においしい!いつもお代わりしてしまう)を食べつつおなかを空かせて待っていると順番に頼んだ料理が運ばれてきます。ここのお店は1皿の量がとても多いので大体人数分の品数をオーダーするとそれだけで満腹になってしまいます。あまり注文しすぎると、マスターから「あ、それは無理と思います」とダメ出しの声がかかりますのでご注意を(笑) この日のオーダーは、今の季節だけの旬の素材ホワイトアスパラのボイル、魚のスープ、それとシュークルート(フランスアルザス地方の名物料理)。シュークルート以外は初めて頼むメニューでした。 でもこのお店はやっぱりどれを食べてもおいしい! 私のいつものお気に入りはリエット。豚や鶏などの肉を煮て繊維状にほぐして脂肪と合わせて固めたペーストです。これをバケットに塗って食べると最高です。あと、いつも飲み物はシードルを頼みます。シードルはフランスでよく飲まれるりんごの発泡酒ですが、このお店で出しているシードルは本当においしい!シードル専用の陶器のカップ(ちょっと湯飲みみたい)で飲みます。あと、この日はブーダン(豚の血のソーセージ。なんとこれも自家製!)などもありましたが既に分量オーバーなので今日は我慢…。

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マスター手書きで味のあるメニュー。

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ホワイトアスパラ。ボイルしてあるだけですが、素材そのものにぎゅっと味が凝縮しているので味付けは岩塩だけで十分。やっぱり先の方が味が濃くておいしいかな。春の味です。

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スープ・ド・ポワソン(魚のスープ)。魚のスープというとブイヤベースみたいなのを想像されるかもしれませんが、これは具が入っていません。見た目はご覧の通りにごった茶色でかなり地味なのですが、味は超濃厚。ものすごく濃い「海の味」がします。日本でいうと漁師汁か潮汁かというほどの濃い魚介類の味…。海老や貝を使ったものならともかく、フランス料理でここまで魚の味が前面に出た料理はあまり無いのでは? スープと一緒に、スライスした小さめのバケットをカリッと焼いたものと、にんにく風味のマヨネーズソース、そしてチーズが出てきます。(後方に映っているお皿です)スープにたっぷりチーズを溶かして、好みでソースを塗ったバケットを浮かべて食べます。おなかが空いていなければこれだけでも立派な食事になりますよ。

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シュークルート。アルザス地方の名物、そしてこのお店の看板料理でもあります。シュークルートは、フランス語でキャベツの酢漬け、いわゆるザウアークラウトのことです。(シューはキャベツ。シュークリームのシューと同じですよね)でも、この酢漬けを使った料理のこともシュークルートと呼びます。山盛りのキャベツの上に茹でた塩漬け肉、ソーセージ、じゃがいもを盛りつけたもの。量はすごいですが、キャベツたっぷりなのでカロリーは低い…はず…。胃もたれもしません。マスターはこれを出したくてお店を始めたそう。

アルザスのマスターはとっても個性的!あるときは超寡黙(機嫌悪いのか?と心配になるほど)、かとおもうと1時間後には一人で何人もの声色を使って喋りまくってたり、いきなり駄洒落を言ったりしてつかみどころのないところが面白い。毎年8月には、料理の研究と休暇を兼ねて、ほぼ1ヶ月お店を休むなんて大胆なところもあり、とっても魅力的な人です。今年はどんな新メニューを持って帰ってくれるのかな…。
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by cita_cita | 2006-05-20 20:46 | おいしいもの

ブルーベリーフィールズ紀伊國屋

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琵琶湖の西側、山の中腹にブルーベリーフィールズ紀伊國屋という場所があります。ここには、無農薬のブルーベリーとハーブを育てる農園と無農薬・有機野菜を素材に使うフレンチレストラン、それからパン工房が併設されています。

日曜日のお昼、このお店のランチを食べに行ってきました。京都からは、1号線から滋賀に出て、湖西道路経由で山を上がっていく方法と、京都市内を北上し、大原を越えて途中峠から滋賀に入る方法があります。行きは1号線経由の南回り、帰りは途中峠経由の北回りで行くことにしました。目的地にたどり着くまでは比較的走りやすい道ですが、最後だけ急勾配があります。でも、よほど運転慣れしていない人でなければ、問題なく到着できるはず。この日はあいにく雨降りで霧も出ていたのですが、晴れた日にはレストランの前に広がるブルーベリー畑をバックに、琵琶湖とそれを取り巻く山々の眺めが眼下に美しく見渡せるそうです。春から夏にかけては畑の緑と花が見事だろうと思います。

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雨の日は土と緑の匂いが濃くなるから、雨模様もまた雰囲気があっていいなと思う。

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アミューズ。炊いた玄米にふきのとうを混ぜ、ふきみそのソースをのせてパイで包み焼きしたもの。

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オードブル。菜の花の4種の前菜。上から時計回りに菜の花のソテーとしらすのソースがけ、菜の花のおひたしの生春巻き、菜の花のフリッター、菜の花のコンソメゼリーよせ。同じ素材なのに味も見た目も、緑の微妙なトーンも全て違うことが驚きです。

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スープ。福井の田谷さんが育てたごぼうのポタージュ。すっごく力強い土の香りを感じました!

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メイン。天然の桜鯛のソテー、桜風味のソース。桜の花と葉の塩漬けをたっぷり使ったソースが、ふわふわの鯛と絶妙に合います。鯛の下にはやわらかく炊いたはとむぎが敷き詰めてあって、ソースとよくからむので桜の味がしっかり味わえます。これは驚きの組み合わせでした。

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デザート。いちごをたっぷり使ったムースと桜のジェラート。同じ桃色でもこんなに違う味を楽しめるなんて。

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食後のハーブティー。レモンタイム、レモンセージ、レモングラス、ミントなど生のハーブを何種類も入れたハーブティー。驚くほどクセがなく、さわやかな味。こんなにおいしいハーブティーは初めて飲みました。

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特製のハーブバター。一皿一皿、違うお花が添えてあります。

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盛り付けに使用する飾り用のお花。春の彩りを添えてくれます。

デザートがあまりにもおいしかったので、作り方を尋ねるとパティシエを読んでくださいました。その方の物腰がとっても柔らかく、お店に対する深い思い入れと愛情がじんわりと伝わってきたのですが、実はこの方がこの農園のオーナー、岩田康子さんでした。元の旦那様と離婚された後、20年以上前に京都からこの場所に移り住んで、当時珍しかったブルーベリーの栽培をはじめ、女手ひとつで娘さんと息子さんを育て上げられたのです。途中、家が火事で全焼するという逆境に見舞われたものの、そこからさらにハーブ農園を広げ、レストランを改築して、今のように何人もの従業員を雇う身になられたそうです。そんな強さを持った方だからこそ、あんなふうに柔らかく、優しく人に接することができるのだろうなと思いました。今、このお店で作られている自家製のジャムは本当においしいと評判で、デパートでも取り扱われているそうです。私もバラのジャムとブルーベリーのジャム、そしてブルーベリーのスコーンを買って帰りました。バラのジャムは紅茶に入れて飲もうと思います。また楽しみができてしまった…。
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by cita_cita | 2006-04-03 23:39 | おいしいもの