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台湾早春旅2007 その1

えらくブログ更新が滞っていたので色んな人に「ブログ止まってるけど元気なの?」と心配されてしまいました(笑)もちろん元気です!心配かけてすみません。実は、先週までいつになく仕事が立てこんでいて、なかなか記事をアップする時間もなかったのですが、それもひと段落つき、週末3日間で台湾に行ってきました!

今回は東京から参加のAKOちゃん、そして私とちかりんは関空組。でも全員飛行機が違ったので現地集合の現地解散です。(あんたら仲悪いんか?と突っ込まれそうだけど、好きな航空会社を選んだらそうなってしまった…)AKOちゃんとちかりんは金曜から現地入りしていたのですが、私は土曜日にキャセイの午前便で台北へ。昨年6月の食い倒れ旅行以来、9ヶ月ぶりに台湾の地を踏みます!わーい、食べるぞー!遊ぶぞー!

今回、台北で国際見本市開催中とかで定宿の天成大飯店が取れなかったため、前から気になっていた城市商旅(CITY SUITES)に泊まりました。台北駅の北側、寧夏路夜市や円環からすぐの新しくきれいなホテルです。徒歩圏内には漢方や乾物の店が軒を連ねる迪化街もあります。最寄の駅は地下鉄の中山駅ですが、少し離れているため15分ほど歩かないといけないのが玉にキズ。でもそれを除けばとっても快適なホテルでした。

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デラックスツインのゆったりした室内。

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バスルームも洗練されていて清潔です。

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アメニティはロクシタン!女性にはうれしいですよね。

チェックイン後、2人と合流してすぐに向かったのが東海岸。というのもAKOちゃんの知り合いの台湾人、劉先生のご好意でそこまで車で連れて行ってもらえることになったのです。なぜいきなり東海岸なのか?それは昨年できたばかりのトンネルを通るとこれまでなら3時間かかった場所に、1時間程度で行くことができるからなのです。今、台北の人達の間では、このトンネルを使って東海岸に足を伸ばして休日を過ごすのが旬だとか。東海岸には温泉も多く、これまでは難しかった日帰り入浴も人気だそうです。トンネルの名前は雪山トンネルといって、台湾で2番目に高い雪山を貫通している全長12.9mのトンネルです。長さはアジア最長、世界でも4番目だそうで、13年もの工事を経て2006年6月に完成したとか。

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到着した先は宜蘭(イーラン)県にある蘇澳(スーアオ)というところ。ここは世界でもめずらしい冷泉で有名なところですが、天然の漁港でも知られているそうです。南方澳港という港で、名物はマグロだそう。

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魚市場へ。日本の大きな市場と比べるとこじんまりしていますが、発泡スチロールの箱を抱えた地元の人が絶えず訪れて豪快に大量の魚を買っていきます。大きな魚やうろこのある魚などは、お願いすればすぐに手際よくさばいてくれます。

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魚の種類も豊富。次々に水揚げされるので粋の良さは抜群。

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さすが台湾。沖縄の市場で見るような色鮮やかな魚も並んでいます。

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大量の魚を次々カゴにより分けて呼び込みします。台北市内と比べると格安です。

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小さなかわいいイカたち。これ、後で食べましたが小さい分味が詰まっていて絶品。

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市場の周りには海鮮料理の店の看板が並びます。

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今日の晩御飯は劉先生の案内でその中の1軒へ。

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さっきまで生きていたエビの塩茹でとあっさり味の野菜炒め

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小さなイカのニンニク炒め。これ本当においしかったです。

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白身の魚は身をさしみに、アラを味噌汁にしてもらいました。台湾でも「さしみ」って言うと通じます。食べ方も一緒。醤油とわさびをたっぷり入れます。味噌汁は日本より塩分が少なく、ちょっと甘い感じ。フワフワの豆腐も入っていて優しい味でおいしかったです。

ここには南天宮馬祖廟という廟(馬祖という海の神様を祀ったお寺)があります。馬祖の像は全部で3つあります。1階には創立時に祀られた像、そして2階には玉(ぎょく)の像、3階は純金製の像(200キロあるらしい)が祀られています。

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2階にある玉馬祖像

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3階に鎮座する金馬祖像。うう、まぶしいです…。

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食事の後、台北に戻りホテルの部屋までマッサージに来てもらいました。今日は中山駅近くに店を構えるブルースさんという方。雨の中、スクーターで来てくれて、一生懸命マッサージしてもらい、初日の疲れも取れてようやく眠りにつきました。おやすみなさい。
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by cita_cita | 2007-03-30 00:40 |

「さくらん」

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1週間前の週末になりますが見に行ってきましたよー。京都では「京都シネマ」での上映なのですが、なんと立ち見でした。会場があまり広くないこともあると思いますが、どの回も満席の状態だとのこと。

いやあとにかくど派手な色の洪水に圧倒されます。それも決して趣味がいいとはいえない(むしろ悪趣味)な色の世界。吉原の遊郭という、日常を忘れて遊ぶための特別な場所であるからこそ、このような毒々しいまでの色彩絵巻がぴったりと来るのでしょうね。(人にもよると思うけれど)あの部屋の中で毎日暮らすのは、私だったらきっと落ち着かないと思う…。ここを訪れる男性たちも、ひと時我を忘れて、夢から覚めてまた自分の居場所に帰って行くわけです。だけど、ここで毎日を過ごし、ここから出ることを許されない女たちがいます。その、吉原の遊女たち、そしてその最高峰である花魁(おいらん)がこの物語の主人公です。

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原作はあの安野モヨコ(「ハッピーマニア」「働きマン」「美人画報」など)。先に原作を読むと、少しイメージの違う部分もあるのだけど、映画作品としては十分楽しめる要素満載です。そして監督は蜷川美香。フォトグラファーならではの色彩センスと光の使い方、構図やアングルなど、動画の一瞬を切り取ると、1枚の写真作品になりそうな場面が次々と出てきます。祝言前夜、主人公の花魁、日暮(ひぐらし)が廓の中庭を取り囲む廊下にたたずむところを彼女のよき理解者である清次どんが階下から見上げる場面、紅色の壁と黒い瓦屋根の建物、そしてその上に見える黒い夜空にぼおぅっと白く浮かぶ月のコントラストが鳥肌が立つほどきれいでした。また、金魚(池に放つと3代でフナに戻ってしまうため、ガラスの鉢の中でしか美しく生きられない金魚は花魁の生き様の象徴として随所に登場します)が泳ぐ姿を透かして見える吉原の風景や、最後の桜の場面など、絵になるシーンには事欠きません。その日暮(花魁になる前はきよ葉という名前)を演じるのは土屋アンナ、そしてきよ葉の先輩花魁に菅野美穂と木村佳乃。音楽は椎名林檎…(主要スタッフのほとんどを女性で揃えているところもこの映画の話題になった部分です。)

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きよ葉と日暮を演じる土屋アンナの女っぷり(ある意味男っぷり?)には惚れ惚れするものがありました。遊女という身の上であっても心はすごく純粋で一途なところがあって、そのギャップがちょっと「下妻物語」のイチゴを思い出させてくれました。(あっちは遊女ではなくヤンキーでしたが)。

清次どんの役を演じたのが安藤政信でしたが、とってもいい役でした。ライバル花魁の高尾(木村佳乃)にケンカを売られたきよ葉をなだめて「泣いたら負け、惚れても負け、勝っても負け」と諭す場面がよかったです。土屋アンナが子供からどんどん大人に成長していくのに清次どんはあんまり変わらないのが不思議でしたがカッコイイので許す(笑)

きよ葉が最初に惹かれる男性を演じるのが成宮寛貴。自分だけを一途に愛してくれていると信じて吉原を抜け出した末に、彼の本性を見たきよ葉が「笑う鬼だ…」と全てを悟るシーンでの彼の表情の変化(驚き→微笑)は歌舞伎俳優のような色気があって、ぞくっとしました。男前はどんな表情も決まりますね。

あと、さすがの貫禄だったのが夏木マリ。廓の大女将を演じているのですが、この役ハマりすぎ。他の女優がこの役をやることなんてもはや想像つかないほどぴったり。花魁役では、菅野美穂と木村佳乃は見事な脱ぎっぷりと演技で女優魂を見せてくれました。彼女らの話す廓ことば(遊郭での言葉遣い)も独特でとても興味深かったです。「~でありんす。」とか「わっちはそんなものいりんせん」とか。この廓ことばは、彼女らにこの独特な言い回しを教え込むことで、彼女らの出身地のなまりを隠し、また彼女らが遊郭を逃げ出して吉原の外に出たときにその言葉遣いで身元がわかるようにという目的もあったのだそうです。

チョイ役も含めて、たくさん大物女優・俳優さんたちが出ていたのでもう一回見たい作品です。DVDが発売になったらこんどは部屋のインテリアなどの細かい部分もじっくり観察してみたいです。
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by cita_cita | 2007-03-19 23:30 | 映画

持ち歩ける整理ポーチ

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荷物が多いくせに整理ベタな為、大きなトートバッグを愛用し、その中がいつもごっちゃりおもちゃ箱化してしまう私。以前からずっとバッグインバッグを探していていたのですが、デザイン的にも価格的にも合格点なものに出会いました!

無印良品の「持ち歩ける整理ポーチ」(999円)がそれです。サイズは2種類の展開で、私は今回小さいほう(約15×28×6cm)を購入。色のバリエーションもたくさんあって、最近茶色に凝っている私は茶×ピンクのものと散々悩んだあげく、結局カーキ×グリーンに決定。茶色いバッグの中に、茶色のポーチが入ってると保護色の動物みたいに見えなくなったら困るから…(そんなわけないけど)。

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これ!想像してた以上に便利です!私の買ったサイズだと携帯、お財布、小さめの化粧ポーチ、ガム、手帳、iPodと家のカギを入れることができるのですが、これらは毎日持ち歩くもの。でもカバン大好きで売るほどカバンを持ってる私はしょっちゅうカバンを変えるのが習慣化してるので、その度に中身を入れ替えなくちゃいけない。元来ズボラな私がそういうことをすると、必ず前のカバンに何かをポツンと忘れたまま部屋を出て、玄関まで行ってから「あっ!カギがない!」とか会社に着いてから「うわー携帯持ってきてなかった!」とかいうパターンがしょっちゅうあったのです。でもこのバッグに入れておくと、昨日のかばんから今日のカバンにポーチごとすっぽり出し入れするだけでOKなんです。しかもこのポーチ、マチがしっかり大きめにとってあって安定がよく、上部が完全に開いているのでカバンの中でも欲しいものの居場所がすぐに分かります。持ち歩ける取っ手も着いているのでこれだけ持ち運ぶことも可能です。中身は丸見えになっちゃいますが。

子供のころから、小学校のカバン、お習字教室のカバン、オルガン教室のカバンとそれぞれを使い分けつつ、いつも何か忘れ物していたドジな自分にようやく終止符が打てればいいな…。
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by cita_cita | 2007-03-12 23:52 | 暮らし

「地球の食卓~世界24カ国の家族のごはん」ピーター・メンツェル

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これは報道写真家のピーター・メンツェル氏と、彼の妻であるジャーナリストのフェイス・ダルージオのカップルが、世界24か国を訪ね、そこで暮らす30家族の「食生活」について取材した記録です。それぞれの家族ごとに家族の全員と彼らが1週間の間に食べた食料を一緒に並べて撮影した写真が掲載されていて、その食料の内容リストと金額、定番料理のレシピや日常生活の一部を撮影した写真と文章による説明が30家族分紹介されています。もちろん日本(東京と沖縄の2家族)も紹介されていて、アメリカ、オーストラリアからパプア・ニューギニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スーダン、グリーンランドなどなど、これを見ているだけで世界各国を訪れたような気分になります。

それにしても興味深いのが国によってこうまで違うのかと思わされる食材の量とバリエーション。この人数でこれは多すぎるだろうと思う家族もあれば、その倍のメンバーがいても半分にも満たない食料で暮らしている家族がいます。また、膨大な量に見えてもその数十%がゴミとなって捨てられてしまうのではと思えるほど過剰に、美しくパッケージされた加工食品ばかりで暮らす家族がいるかと思うと、その反面、ゴミはほとんど出ないだろうと想像できるようなシンプルな食材を食べている家族が地球の反対側に居たり…。でも、そんな中でもページをめくっていて目に飛び込んでくるのは、その国の存在する位置や種族、気候の違いにかかわらず世界中あちこちの家族の写真に登場してくるコカコーラ、ネスレ、ケロッグなどのおなじみのパッケージたち。

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アメリカのキャベンさん一家

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ブータンのナムガイさん一家

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スーダンのアブバカルさん一家

単純に食料品を並べて家族を紹介しただけのこの本には、実に様々な情報が隠されているのです。そこに何が含まれているのか、それを読み解いていくのは本を開く私達自身なのだと思います。それは貧富の差であり、文化の差であり、環境問題であり、食と健康(肥満や様々な病気)であったりします。普通のサイズより大きめの本で、ページ数もそれなりにありますが、その大きさ以上のものが詰まっている本だと思います。小学生の時カギっ子だった(こんな言葉今は使わないかな?)私にとって、両親がそろえてくれた写真いっぱいの「こども百科事典」は大好きな暇つぶしの遊び道具であり、色んなことを教えてくれた先生でした。もし、将来私が子供を持つことになったらこの本を何度も何度も一緒に見ながら子供の成長とともに色んなことを語り合いたい、そして自分も一緒に成長していきたい、そんなすばらしい本です。
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by cita_cita | 2007-03-10 11:11 | 読書

サーモスのケータイマグ

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通勤&会社での使用のために保温性と密閉度の高い持ち運び可能のタンブラーを探していました。スタバのマグは車を運転しているときやデスクの上での使用には問題ないのだけど飲み物をカバンの中に入れて持ち運ぶのには不向きなので…。

このマグは、そんな条件をバッチリ満たしている上、デザインも良く、こういう魔法瓶タイプのものでは珍しいキレイな色。カカオという色名でしたが、くすんだピンク色とブラウンの中間のような色で、ふた部分は小豆色がまろやかになったような色。普通、ステンレスそのままのシルバーであったり、結構ビビッドな色が多いような気がしますが、この色はすごく優しくて思わずひとめぼれ。

実際使ってみると、プラスチックのマグと比べるとかなり重いのですが、とにかく保温力が高い!朝、家でコーヒーメーカーから入れて持ってきたコーヒーが会社でも熱々で飲めます。ポットで多めに入れた中国茶も最後の1滴まで温かいまま。これまでは、会社の給湯室で入れたお茶やコーヒーを仕事中に飲んでいるうちに段々冷めてきて、途中からは冷たいまま仕方がないと諦めて飲んでいました。熱~いのが飲みたいなと思っても、まだカップに半分も残っている冷えたコーヒーを捨てる勇気もなく、とりあえずそれを飲み干してから新しいのを入れに行っていたのです。でももうそんなストレスもなくなりました!

あと、きちんとふたを閉めると絶対に漏れない!パッキンが2つ付いていて締めたときにもしっかり手ごたえがあるし、逆さにしてもこぼれてくる心配はありません。洗う時もシンプルな造りなのでしっかり洗えるし、これだけ使いやすいと、ますます紙コップのコーヒーや缶・ペットボトルの飲み物を買う機会が減りそうで、環境にもGOODと、いいことづくめなのです。

今でも既に大活躍なのですが、これから春・夏にかけて冷たい飲み物が欲しくなる季節にはさらに出番がありそうです。

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これは広告に載っていた使用イメージ。こうやってどんどん持ち歩かないと!
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by cita_cita | 2007-03-10 09:29 | LOHAS

「経済ってそういうことだったのか会議」佐藤雅彦・竹中平蔵

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2月が私の誕生日だったのですが、誕生日が来たら誰でも例外なく歳を重ねるわけで。それで今年はどうしたものかなーと、新しい1年間の抱負について考えました。

で、結論なんですが「苦手分野を克服すること」、それと「好きな分野を深めること」、この2つにしようと思います。前者の抱負について考えたきっかけは誕生日前日のラスト3時間で見た「不都合な真実」だったんですよね。今まで、知ってるつもりであまりにも無知だったことにいきなり気付いて愕然として…。「うわあああー私、どうすればいいんだ!」って悩んだあげく、悩んでてもしかたないから、とにかくできることをやろうと。そのためにはまず、勉強して少しは詳しくなろうと思いたち、今年はエコ関連の本を意識的に読むことにしました。

それとは別に、私の苦手分野というか、歳相応というにはあまりにも無知な分野がもうひとつ。それは「経済」なんです。経済、マネープラン、株、そのあたりは意識的に避けて通ってきたんですが、さすがにもうまずいだろうということで。で、今年は経済のことも去年よりは詳しくなろうと思って、まず選んだのがこの本。買ったのが本屋でなく「ヴィレッジ・バンガード(しかも金沢店)」というところが私らしいというかなんというか(笑)

この本はあの「だんご3兄弟」(知らない人いるかな)の生みの親、広告クリエイター佐藤雅彦氏(経済の素人代表)と小泉内閣の閣僚として総務大臣、郵政民営化担当大臣を担当した竹中平蔵氏(経済の玄人代表)が「経済って何?」というテーマについて2年半にわたり、10回以上も対談した内容をまとめたもの。「お金って?」「ダウって何なの?」「(税金は)払うのか、取られるのか?」というすごくベーシックかつ、いい歳したオトナがいまさら聞けないような質問に対して、竹中さんが学校の先生みたいに分かりやすい平易な言葉で説明してくれるのが初心者向きでとても好感が持てます。また、竹中さんの話した言葉の中でポイントになるようなセリフを「竹中語録」として手書きでページの隅に書きとめてあったり、だんご3兄弟風のイラスト解説があちこちにちりばめてあったりで、非常に楽しいです。経済食わず嫌いの私でも、飽きずに最後まで読めました。

印象的だったエピソードとしては「コロンブスはベンチャー企業で、イザベラ女王はベンチャーキャピタルだ」というもの。大航海時代、コロンブスのした旅は非常な危険が伴うまさに「ハイリスク・ハイリターン」のビジネス。それに対して彼の能力と可能性を買って巨額の資金を投資したのがスペインのイザベラ女王という関係だといわれたら、「ほぉー!」って思いませんか?えっ、思わない?(私、経済は弱いけど歴史は好きだから結構ツボだったんですが…)

他に、日本のサラリーマンは源泉徴収の上、年末調整まで会社が代行してくれるから、生まれてから一度も税務署に行ったことがない、税務署がどこにあるのかも知らない人が大半。これが税への興味や意識を薄めてしまい、自分がいったいどのような名目でいくら税金を払っているのかに対し無関心になってしまうと書かれていて、ああ、なるほどな!と思い当たるフシあり。うちは私がサラリーマン、両親は自営業なんでこの感覚の違いはよーく分かります。そうだよなー、私達、高額納税者番付に入った芸能人の納めた税金の額は知ってるのに、自分自身の税金の額を言えなかったりするものな。アメリカとかだと、源泉徴収の会社もあるのだけど、年末調整まで会社がやってしまうなんてことはないのだそうです。

というわけで、この本、ビギナーの私にはとーってもためになりました。一応「ダウって何」「日経225って?」ということも初めて知りましたし(汗)さて、次は何を読もうかな…。

ちなみに今年の抱負の「好きな分野を深める」については、ヨガと落語とうまいもん、ということにしてみました。こっちはさほど苦労せずにクリアできそうですが(笑)、さて1年後どうなってることでしょう。
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by cita_cita | 2007-03-08 23:36 | 読書

市原平兵衛商店の「みやこばし」

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「不都合な真実」を見てから、スタバのタンブラーを買い、マイバッグを持ち歩き始めて10日間。マイ箸は定着させられるかなーと自信がなかったのですが、何でも迷ってばかりいないでやってみようと思い立ち、さてどんな箸にしようと検討した結果、前からずっと買おうか買うまいか迷っていた「みやこばし」を買うことにしました。

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市原平兵衛商店は京都大丸の近くにある老舗のお箸屋さん。ここの「みやこばし」はとっても使いやすいと定評があるのです。このお箸の材料は、かやぶきの民家の天井裏などに実際に使われていた竹で、伐採から軽く100年以上も過ぎているため、新しい竹や木材と比べて丈夫で反りにくいのだそうです。かまどの煙などでいぶされてあめ色や縄目がついており(すす竹)、1本ごとに模様が異なり、同じものはありません。全体が黒っぽいものもあるし、白っぽいところに少しだけ黒い色がついているものもあります。箸先が独自の技術でとっても細くカットされていて、食べ物をお箸でつかんだり切ったりする時もとても扱いやすいのだそうです。なんでも一度使ったら手放せないとか…。

今は、このお箸を持ち歩くために、マイ箸袋を作ろうと思っているところ。手持ちの手ぬぐいの中で気に入ったものをピックアップするところまでは済んだのですが、後は縫うだけという段階まで来てちょっと一休み中…はっ、いかん、このままじゃあ宝の持ち腐れ。今週末辺りには手をつけようかな。
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by cita_cita | 2007-03-06 22:45 | LOHAS

「いざ金沢、ふたたびの旅」2007冬

実はちょっと前にまた行っちゃったんです。どこにって?金沢に。

このブログを見てくれている友達に、「どこか行きたいねぇ。金沢とかどう?」と持ちかけると「金沢!いいね~行こう!」と二つ返事でのってきてくれました。ブログを通じて金沢好きの旅仲間を増やすコツコツ草の根活動、どうやら地道に成功しているようです(笑)

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京都から一緒だった友達のきなちと金沢に到着してまず向かったのが「甘納豆かわむら」。おいしーい甘納豆のお店です。場所は中心部から少し歩いた「にし茶屋街」の中。初めて行きましたが、「ひがし」の茶屋街より、ぐっとこじんまりしていて人も少なく落ち着いた感じでした。でもこのお店だけはひっきりなしにお客さんが出入りしていて、お店の人気を感じました。

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次に、大阪組のちかりんと現地で合流し「お麩料理」を食べるために武蔵が辻近くの「不室屋」さんへ。ここは生麩や飾り麩と並んで「宝の麩」という商品が有名です。焼いた麩(もなかの皮のように空洞になってる)の中にお吸い物の具が入っています。これをお椀に入れ、麩に穴をあけてお湯を注ぐと即席で具だくさんのお吸い物や加賀みその味噌汁ができる、とってもおいしくて楽しい商品です。

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店内ではお土産用の麩がずらり。これはバラ売りの飾り麩。お菓子みたいでかわいい。

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お昼ごはんのコース「麩久箱膳」のおしながき。

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ひとつひとつキレイな器に盛られて出てきます。この美しい細工や盛り付けが”ザ・日本料理!”って感じで素晴らしい。

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お食事の後、東京から飛行機で合流のなおっちと犀川沿いを散歩。彼女のお気に入りの「ファクトリー・ズーマ」に行きました。ここはガラス作家の辻さんという女性が土日だけ開けておられるギャラリー兼カフェのちいさなお店なのです。

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このお店のコーヒーは、知る人ぞ知るあのオオヤコーヒー。京都のかやぶきの里、美山で焙煎されてるコーヒーです。京都のカフェでは扱ってるところも結構あるのですが、金沢で飲んでもやっぱりおいしい!酸味がほとんどなくすっきりクリアな味で本当においしいです。(私はあまり酸味の強いコーヒーが得意ではないので…)

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犀川の流れ。一瞬、鴨川に来たのかと錯覚してしまうほど、雰囲気が似ています。

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晩御飯は「いたる本店」へ。ここではあまりに色々頼んだのと、金沢在住の同期、Hちゃんを交えてのおしゃべりに夢中になりすぎたせいか写真を撮るのを全く忘れていて、あとで見たらたった2枚しか写真しかありませんでした…汗 
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これ、なんだっけ?おいしかったのに名前忘れちゃった…

そして翌朝。ホテルに温泉がついていたので朝はのんびりまったり。そして一同金沢駅に11時半集合。その目的は…そうです。宇ノ気の「松の寿司」、ここしかありません。ちなみに写真は寿司のメニュー。カウンターから離れた2階の座敷だったため、メモにその日のネタを書いてもらいました。

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さあ、ここからは怒涛の寿司100連発(100はないけど)、どうぞご堪能ください。

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ドドーンとアツアツたまご焼き
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かわはぎ(肝のっけ)と寒ぶり

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活ばい貝

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あじ、炙りほたて

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大トロ、たら たらを生で食べるの初めてです。甘い! 大トロは上等の霜降り和牛の刺身のよう…歯で噛んでいない部分が溶けてくる…なんじゃこりゃー。

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でました!名物「シャリから60%はみ出す」ずわい蟹

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うに&かに&いくら&白えび。海鮮丼かこれは。

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再びうに&白えび&かき&あなご。あなごのサイズが尋常でないのがお分かりでしょうか?

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では角度を変えてもう一丁あなご!おばけアナゴ!あまりの大きさに見た目はグロテスクに感じるほどでしたが、食べて2度びっくり。再び(本日2度目の)なんじゃこりゃー!衝撃的なうまさと食感に全員息を呑んだほど。たった1貫で4人が幸せになれる、すごいアナゴです。

思う存分食べ、すっかり満たされてしまい(全員、心なしか若干放心状態だった)思い残すこともなくなった私達は、帰りのバスまでの時間をつぶすためだけに、あてどもなく武家屋敷かいわいをほっつき歩いたのでした…。
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by cita_cita | 2007-03-05 23:53 |