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朝の神社にて

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ちょっと願かけしたいことがあったので、朝会社に行く前に伏見の城南宮に行きました。7時半ごろだったので、参拝の人は誰もいませんでした。でも神主さんが玉砂利を掃き清めていました。朝の神社って本当にすがすがしくて、神様も近くにいるような空気が流れています。なんだか、バリのブサキ寺院にお参りしたときのことを思い出しました。ブサキ寺院も午前中に行かないと霧がたちこめてしまい、聖なる山であるアグン山が見えなくなってしまうので朝のうちに行きました。境内の入り口で以前に授けてもらっていた旅行安全・交通安全のお札をお返ししてから、お参りをしました。(ちなみに城南宮は方位の神社なので、自動車を祈祷する場所なんかも用意されています。)

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本殿に向かうと、中では既に2人の神主さんが朝のご祈祷をされていました。ひとつひとつの動きが、まるで完成された踊りみたいにきれいに決まっていてなんだか朝からいいものを見せてもらいました。バリ舞踊も、もともとは神様のために舞う捧げものとしての踊りですが(芸能の要素が強いものもあります)日本の神楽もまさに神様への奉納のための音楽と舞だし、共通する部分が多いなと久々に思いました。
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by cita_cita | 2006-04-28 21:53 | その他

酔ったはずみで…

昨日、ちょっとワインを飲んだらいい感じになって、つい酔ったはずみでやっちゃいました。そしたらできちゃったんですよ。

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何が?その答えはバカ・アーサナ(鶴のポーズ/写真参照)なんです。
実は、以前、一度もできたことないくせに酔っ払って自分の部屋でこれをやったら、見事にバランス崩して前向きにこけて、ひざを畳で思い切りすりむくわ、眠っていたのに音に驚いて眼が覚めて二階に上がってきた母親にはこっぴどく叱られるわでさんざんだったのです。

でも、昨日も性懲りもせず(というか、前回こけたことはその瞬間忘れていた)挑戦したら、なんとできたんです。でも酔っ払ってるから、感激も薄くって「ありゃ、できたわ」と思ってそのまま布団敷いて眠ったんですけど、朝起きて、試しにもう一度やってみたらまたできたんです。それで、さっき会社から帰ってきて、今度はシラフでやったらまたできたんです。まだまだこの写真みたいに格好良くはできないですけど、とりあえず15秒ぐらいはじっとしてられます。(手首というより指が結構痛いですけど。やりかた間違ってるのかな。)

いきなりできるもんなんですね。絶対無理って思ってたのに。いや~、びっくりしました。
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by cita_cita | 2006-04-28 00:11 | LOHAS

「CONSCOUS」とアヌサラヨガ

e0066369_12191770.jpgCONSCIOUS(コンシャス)という雑誌で特集されていたアヌサラヨガというヨガに興味を持ちました。本屋さんでも置いてなくて、Amazonでもユーズドしか取り扱いがなかったのですが発行元の親会社であるナチュラルハウス(自然食品などの専門店)に置いてあるということで、寺町の藤井大丸地下にある京都店で入手しました。その足で日本では唯一アヌサラヨガのクラスがあるというスタジオ・ヨギーに立ち寄ったらここにもあっさり置いてありました(笑) ただ、スタジオ・ヨギーでもアヌサラのクラスがあるのは東京方面のスタジオだけみたい。残念。まだ指導できる先生の絶対数が少ないのでしょうね。

アヌサラヨガは最近アメリカでめきめきとメジャーになりつつある新しいスタイルのヨガらしいです。アメリカのアヌサラヨガ協会のサイトによれば、アヌサラというのはサンスクリット語で”優雅に流れる”とか”流れに沿って”、”心に従う”などの意味があります。体の動き重視のハタヨガをとりいれつつ、タントラ哲学というインドの哲学を基盤にしたヨガだそうです。といっても、なんのこっちゃ?という感じなのですが、要するにタントラ哲学っつーのは、物事のプラスの面を見つめ、人生を素晴らしいものとして肯定的に捉える哲学らしい。体に関しては、体のアラインメントを整える、つまり物理的なゆがみとか、内臓の不調とかを正常な状態にもっていくことに重点を置いているので、あんまりアクロバティックなポーズに挑戦することはなく、どちらかというと体に負担をかけないポーズが多いようです。

とにかく前向きな考え方や生きる喜びを大切にするらしく、本のインタビューに載っていたニューヨークの先生の場合は腕を床につくポーズをするとき「力強く腕を床について!」と言うかわりに「あなたの大切な人たちの力があなたを一緒に支えてくれていると感じながらやってみて。」と言うらしい…ヨガ全般、多かれ少なかれポジティブなものだと思うけれどこれはかなり徹底しています。かなり他のヨガと違う部分もあるので、特に日本人の場合は、合う人と合わない人で好き嫌いが分かれるところかも。だけど、この考え方がアメリカ人に大いに受け入れられて大流行しているというのも納得できるなあ…だってこの考え方ってなんとなくアメリカ人っぽい(笑) で、私の場合はというと、アシュタンガよりは合っているかなと思います。考え方を突き詰めるというのもラージャヨガと通じるところがあるし、入りやすいかも。

禅の言葉で、私が好きな言葉に「日々是好日」というのがあります。これは、人生には雨の日も風の日も、晴れの日もあるけれど、雨の日は雨を、風の日は風を、晴れの日は晴れを楽しむ、すなわち楽しむべきところはそれを楽しみ、楽しみ無きところはまた無きところを楽しむということです。どんな苦しい境遇に置かれても、これ好日、結構なことですと、カラ元気でなく心から味わえるようになりましょうという考え方です。これってなんか、アヌサラの考え方と似ていませんか?

とにかくモットーは「全肯定」。 難しいポーズができなくっても「ええねん」、人と違いがあっても「ええねん」、失敗したって「ええねん」、天気が悪くたって「ええねん」、失恋したって「ええねん」…ってそれはウルフルズか?(笑) でもウルフリィの私としてはアヌサラヨガ、ええねん!という感じです。でも関西ではどこでも習えないから、とりあえずいつものヨガをしながら心の中で「ええねん」と唱えてみることにします。

他にも、CONSCIOUSのこの号では、南インドの料理特集なんかもあって、数年前インド料理屋さんのスパイス料理教室に通っていた私としては面白く読めました。 (その頃はヨガを習い始めた頃で、藤原新也のインドの本を読んだりデリーに旅行に行ったりして、私の中でプチインドブームだったのですが、母に「あんた、先に言うとくけどインドはやめといて!はまるのはバリまでにしといてや!」と真顔で言われたのを思い出しました…笑)
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by cita_cita | 2006-04-27 21:54 | LOHAS

ジムを巡る人間模様の考察

今のゴールドジムに行く前、私はたまにコナミスポーツクラブ(旧エグザス)に行っていました。そして、今のジムに行って気付いたのですがどこのジムにも同じように「ジムの主」みたいな人がいるのですね(笑)

今、私がジムに行くのは早いときは夜8時ごろ、遅くて10時ごろなのですが、何時に行ってもその人はそこにいます。年令は30代後半ぐらいかな…。同じような感じの人が四条のコナミにも、北大路のコナミにも、丸太町のコナミにもそれぞれいました。
その人たちの共通点は、
① インストラクターと親しく喋るのが楽しみ。スタジオプログラムの前後はとにかく何かしら喋りかけている。
② ジムの中に仲良くなれそうな新入りっぽいメンバーを見つけると気さくに声をかけ、スタジオでも場所取りをしてあげたりしている。
③ その新入りっぽい人に、他のプログラムの特徴をアドバイスしてあげたりする。
  例:「この木曜日のヨガはいいんやけど、火曜日のパワーヨガはこれよりはちょっと君には難易度が高いかなぁ。とりあえず水曜のクラスから初めてみたら?あと、火曜日やったら8時のビギナーステップがお勧めかな。」…お前はスタッフか。
④ プログラム開始前にスタジオを覗く知り合いがいると「何やってるんや、遠慮せんと入れや」と強引に誘っている…ここはあんたの家か?
⑤ 自分よりマッチョな人にはあまり声をかけない。

とまあ、こんな感じなんですが、本当にその人はいつもいるのです。こっちも結構同じ時間に行ってますから頻繁に顔を合わせるのですが、私は「仲良くなれそうな新入り」としては認めてもらえてないらしく、まず向こうから声を掛けてくることは皆無です。まあいいんですけどね、その方が(笑)

会社の同僚が通ってるジムはオシャレな感じのジムなのでマッチョ系は少ないらしいのですが、一度彼女が平日の昼に行ったとき、やっぱりその時間帯の「主」がいたそうです。その人は主婦っぽい50代ぐらいの女性で、ロッカールームで数人かたまって「○○さん、さっきせっかく誘ってあげたのにプールに来んかったやろ。せっかく声かけたのに。」などと、まるで女子中学生のクラブの部室のような光景が繰り広げられていたそう。ぞぞーっ…。

e0066369_23263970.jpgこれまた別のジムに行ってる友達の栗ちゃんによれば、そのジムにはゲイカップルが2組いるそうな。(注:くりちゃん調べ)なんでゲイカップルって分かるん?と聞くと、「だって見たら分かるもん。ストレッチするときも、2人でマットをぴったり寄せてお互いにずーっとひそひそ話しながらストレッチしてるねんで」だって。そのうちの片割れは雰囲気はフレディー・マーキュリー(でも顔は日本人)でウェアは「上がピタピタのタンクトップ。デザインはタイダイ柄(絞り染めの、インドぽいやつ。写真参照。でも本当はもっとピタピタらしい)。下はこれまたピタピタのホットパンツ」らしい…(汗) 確かに夜中のジムには、ナル男系とかHG系が多いとは聞いたことがあるけど…ちなみにゴールドジム、京都は23時半で終わりだけど、大阪と神戸のは24時間らしい…それってすごそうじゃないですか?怖いけど一度見てみたい気もする…(笑)

とまあ、ジムには色んな人がいるので人間ウォッチングするには格好の場所ですね。なんて言う私もウォッチングされてるかも…。
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by cita_cita | 2006-04-26 23:27 | その他

三線の後、タパスとワインと。

日曜日はなんば高島屋のSUQQUで顔筋マッサージなるものを受けた後、アップルストアでiPod nanoを衝動買い。それから三線の練習へ…。

今日は今までやった曲をざあーっと流して弾いたのだけど結構歌詞とかを忘れてるところもあり、みんなで青くなる(笑) 私も、「十九の春」とか、「安里屋ゆんた」を工工四を見ず空で唄おうと思ったのだけど唄に集中すると手が間違ってしまったりしてスムーズにいかない。スムーズに行くのは「てぃんさぐぬ花」ぐらい。これは私の大好きな曲だし、歌詞もちゃんと覚えているので。「芭蕉布」もいつも2番の歌詞の途中がぽこっと頭から抜けてしまう。いかんいかん、練習あるのみ!

で、今やっているのが「満月の夕(ゆうべ)」という曲です。ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬作曲の歌で、阪神大震災と復興をテーマにした曲です。物悲しいような、でもその底に強さを感じるような、すごく心に残る曲です。この曲を弾くのに工工四をじーっと見ながら背中を丸めて弾くのはやっぱりかっこ悪いので、とりあえず詩を覚えてしまおうと思います。詩を覚えたら、あとは三線に集中する余裕もできるし、それも間違えずに弾ける余裕ができたら、今度はもう一度詩を大事にして唄えると思うので…。

練習の後は、大学時代の後輩と一緒に先日言ったDjobi Djobaへ。彼女は特許事務所に事務担当として勤めながら勉強を続け、昨年見事に超難関の弁理士試験に合格しました。しかもこの春からは工業大学に学士入学して、これから3年間、昼は弁理士、夜は学生として二束のわらじを履く生活です。法学部出身でもともと理系ではないため、特許関連の仕事に不可欠な書類を扱う上で工学部の勉強をしておくことが将来的に役立つと考えてのことだそうです。彼女の頑張りには本当に頭が下がります。 でも、すっごく忙しいらしく(大学は土曜日もあるらしい)たまにはおいしいもので息抜きでも!と誘ってみたところ快く福島まで出てきてくれました。ちょっと最近スペインづいてる私。またタパスと赤ワインです。

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ゆで蛸のドライトマト煮込み。定番ですがうまいものはうまい!

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3種類のきのこのソテー。これマジウマ。作り方教えて~!

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エビと生ハムのガーリックオイル煮込み。もう何も言いません。見ただけでおいしそうなの分かるでしょう。

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海鮮のパエリア。こないだの肉と根菜のパエリヤも美味しかったけどこれもやはり最高。あースペインで超でっかい鍋(給食の鍋みたいなの)のパエリヤが食べたいー!!
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by cita_cita | 2006-04-25 01:19 | おいしいもの

伏見→御室→下鴨めぐり

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親友ちかりんが姫路から来てくれたので、お寺&神社めぐりをしました。
伏見稲荷→仁和寺→下鴨神社というルート。
時間があまり無かったので、駆け足で回ることになったのがちょっと残念。

伏見稲荷大社は、通常境内のすぐ隣に無料駐車場があって、そこを利用できるので便利なのですが、大きな年中行事のひとつである稲荷祭を翌日に控え、その準備が行われていたためにかなり離れた第1駐車場(伏見工業高校の前あたり)に車を停めて歩かなければなりませんでした。まあ、山道でもないし、たいした距離ではないんですけどね。今回はおもかる石をえいっ!と持ち上げたとき、想像より軽かったんです!これで願い事がかなうかな…。

仁和寺は有名な「御室桜」のシーズンでした。そろそろ散りぞめの時期なのですが、それでもまだ桜は充分楽しめました。御室桜は、普通の桜より背が低くて、開花時期がソメイヨシノよりだいぶ遅いので京都の桜の見納めと言われています。大きなお寺の割りに、普段は拝観者がそれほど多くはないのですが、さすがにこの時期は一年で一番の人出!

世界遺産の下鴨神社は、「糺の森(ただすのもり)」といわれる3万坪以上の森の中の参道を通った先にあります。この森は本当に気持ちのいいところで、近所の人がうらやましい。いつもここでボール遊びをする親子や、仲良く散歩する老夫婦などの姿が見られます。秋には紅葉が見事です。縁結びの神様としても有名で、境内に「連理の賢木(れんりのさかき)」という木があります。3本の木のうち2本が途中から1本になっているものです。そういえば、チェ・ジウ主演の映画で「連理の枝」という作品がありますが、あれも由来は同じでしょうね。中国の白楽天の有名な漢詩「長恨歌」の一節で、楊貴妃が玄宗皇帝に誓った言葉に「比翼連理」というのが出てきます。比翼は2羽でありながら同じ翼で飛ぶ鳥、連理は2本の木の枝が絡み合って1本になることを指していて、「天では比翼の鳥のように、地上では連理の枝のようにいつも一緒でありたい」という意味だそうです。

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御室桜と五重塔の有名なアングル。桜の木が低いので誰でもこのような写真を撮ることができます。

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散りぞめといってもまだまだ華やかです。まさに絵に書いたようなイメージどおりの「桜」。

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仁和寺の境内には、御室桜の他にも桜があります。これは八重桜かな?小手毬(こでまり)かな?

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糺の森の中を、2人の旅人が…なんて。ちょうどこの時期、参道前で旅装束を着せてもらえる場所があるみたい。十二単や白拍子の衣装もあるそうです。

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下鴨神社の境内に入ると御手洗川(みたらしがわ)が流れています。この川で葵祭のときに斎王代が手を浸して禊(みそぎ)をします。私たちもやってみました。つめたくって気持ちいい!これで日々のケガレが落ちれば言うことないのですが(笑) 御手洗川は境内にあるみたらし池から流れてくるのですが、このみたらし池の水の泡の様子を表現したのが「みたらし団子」の発祥と言われているそうです。
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by cita_cita | 2006-04-24 23:57 | 京都

衝動買い?

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旅行用にiPodを持っていこうと思っていたのですが、最近どうもバッテリーの持ちが良くない。
先日アップルストアに持って行ったら、バッテリーの減りは仕方ないことなので、6800円払えば同じ型の新品と交換できるということを教えてもらいました。

今の状態では2時間ほどしか持たないようになってるので(それじゃあ飛行機での暇つぶしにはならないですよね)ひとまず交換をお願いしようと、今日また心斎橋のアップルストアに出向きました。アップルストア2Fのジーニアスバーでは、iPodやMacについての色んな疑問や要望にジーニアスと呼ばれるスタッフの方が応えてくれます。

で、結論からいうと、なぜかアップルストアから出た私の手には交換したiPodではなく新品のiPod nanoが握られていました。私が持って行ったiPodは第4世代のもので、交換してもバッテリー稼働時間は最長で8時間。iPod nanoなら最長で14時間とのこと。ただし、今のiPodは40GBなのに対し、私の買ったnanoは2GB。容量が全然違います。とりあえず、iPodは家でスピーカーにつないで音楽ステーションとして使うことにし、出かけるときにはnanoを持ち歩いて、時々中味を変えながら楽しむことにしました。

それにしても、nanoが発売後、半年あまりどうしようか悩み続けて、結局結論が出ないまま今日まで来たのに、アップルストアに入って席に座ってから10分ほどでバッテリー交換のつもりが、新しくnanoを買う決心がついてしまったのは衝動買いというべきかとっさの判断というべきか…笑 これっていわゆる大人買いってやつですかね?とりあえず、PCには行ってるiTuneの中の曲からどれをnanoに取り込むか頭を悩ませる私なのでした。
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by cita_cita | 2006-04-23 23:56 | その他

アイルランドからの手紙

1週間ほど前、家に帰るとエアメールが届いていました。送り主を見ると、私のアイルランドの恩人であるDon Hehlihyさんからです。中にはカードと、DVDがひとつ入っていました。(Donさんとの出会いについてはこちら
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カードにはこんなことが書いてありました。
『前に君に旅先から絵葉書をもらってからずいぶん連絡をしなくてすまなかった。実は、自分は昨年の末に大きな手術を受けて、しばらく入院していた。退院してからスペインのアンダルシアの別荘に移動してゆっくり静養していたが、その後一番下の弟が重い病気であることが分かり、アイルランドの自宅に戻って彼のそばについていた。しかし彼は先週亡くなってしまった。週末に彼のお葬式をした。今、私がこの手紙を書いている今日は春分の日”Equinox”だ(注:昼夜半分の日の意味。英語では春分も秋分も同じ単語で表します。)君がアイルランドに来て、私と会ったのもそのEquinxの日だったね。あのとき自分は大きな悩みを抱えていて、その時突然目の前にやってきた君から大きな勇気と元気をもらった。私達はいつもこのEquinoxの時期に交流を持っているような気がする。このDVDの鳥のように、いつかまた大陸を越えて君がアイルランドまで飛んできてくれるのを待っている。』

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同封されていたDVDは「WATARIDORI(ワタリドリ)」というフランスの映画でした。(原題はLe Peuple Migrateur)これは、渡り鳥達の姿を彼等と友に世界各地の季節を追って撮り続けたドキュメンタリー映画です。

ああ、こんな手紙をもらってしまったら、会いに行こうと思わないほうがどうかしてると思う。今年の休暇の旅先に、アイルランドやスペインは想定していなかったのだけど、にわかにむくむくと候補地になりつつあります。でもやはりアイルランドは遠い。3日程度の休みで行ける場所ではありません。とりあえず、気持ちを落ち着けて、まずは週末にDonさんに久しぶりの手紙でも書こうと思います。
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by cita_cita | 2006-04-21 23:56 | その他

スペインバール「Sesamo」

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大学に勤務する友人栗ちゃんと、仕事帰りに待ち合わせして河原町三条近くのSesamoに行ってきました。河原町から朝日会館の南側の筋を東に入ったところにあるスペイン風バールです。1年ぐらい前からの私のお気に入りの店のひとつなのですが、栗ちゃんもちょうどこの店に一度行ってみたかったとのことでした。

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お店の場所は街の真ん中ですが地下にある店なのでちょっと見落としやすい。階段の入り口前に立ててある看板が目印です。

Sesamoはマドリッドにある同名の店の姉妹店とのことですが、残念ながらマドリッドの店の情報はよくわかりません。内装も雰囲気もマドリッドの店とよく似ているそうなんですが…店内にはピアノもあり、スペイン音楽のライブなども頻繁に開かれているようです。この日はイベントがなかったので2人でゆっくり話に花を咲かせることができました。今2人してはまっているワークアウトの話(栗ちゃんの基礎代謝を聞いてびっくり!私はまだまだだ…)、さらに連休の旅行の計画など…ゴールデンウィークには、栗ちゃんはジャワ→バリ、私もバリに行くので、1日だけバリのウブドで合流して一緒に泊まる予定なのです。栗ちゃんはそこから北部のロビナ、私は西部のヌガラに行くつもり。旅行中にやりたいことの話題で盛り上がりました。栗ちゃんはスパ三昧、私はヨガ三昧。お互い楽しい旅行になるといいな。

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「ひよこ豆のアヒージョ」アヒージョはにんにく風味の意味。生ハムの端切れっぽい豚肉の塩気とにんにくがきいていておいしい!

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「鶏肉とじゃがいものオーブン焼き」ローズマリーの香りがホクホクのジャガイモと鶏肉にぴったり。

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「アロス・メロッソ」スペイン版のおじやという感じ。アロスは米。私たちが良く知ってるパエリヤはアロス・セコ。あとはメロッソよりもっと汁気の多い雑炊みたいなのをアロス・カルドッソというらしいです。ここのアロス・メロッソは、ものすごーく魚のダシがきいていて、ものすごく濃厚ではまる味でした。まるで魚のアラから取ったスープを飲んでるようで、栗ちゃん曰く「潮汁みたい…」だって(笑) 日本人にぴったりかも。かわいそうだけど魚が苦手な人はきっと無理だと思う…。でも欧米の中でも魚介類をたくさん食べるスペイン南部の人たちなら大好きな味だろうな。スペインの人は(スペインは広いから海から離れている地域は違うと思う)タコも食べるし、いわゆる青魚(イワシ、アジ、サバなどなど)も大好きだから。
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by cita_cita | 2006-04-21 22:54 | おいしいもの

「ブロークバック・マウンテン」

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1ヶ月ほど前の話になりますが、「ブロークバック・マウンテン」を見てきました。
アカデミー賞8部門にノミネートされ、作品賞は「クラッシュ」に奪われたものの、監督賞はじめ3部門受賞した作品です。

この映画を「ああ、あのカウボーイのゲイ映画やね」と一言で片付ける人もいるかもしれないのだけど、この映画は、「ゲイをテーマにした映画でしょ、あんまり見たくないなー」という人が見ても、逆に「この手の映画好きなんだー。楽しみー!」という人が見ても結局不満足に終わるのではないかなと思います。前者の人が見ると、きっと「げーっ、男同士でキスしてる! 嫌だ、やめてくれー!」ってなるだろうし、そんな場面ばっかりが頭に残ってしまうと思う。後者の人だと「あれ?思ったより普通の映画。なんか物足りないなー」となるのかもしれない。というように不満足なまま、映画館を出るハメになるのではないかなと…。

というのは、私の感想では、この映画では「同性愛」というのはクローズアップされるべきメインテーマではなく、単に「自分たちの力では絶対に越えられない障害」の象徴として描かれているのではないかなーと思ったからです。だからある意味ゲイでなくても良かったのかも。例えば、めちゃくちゃ金持ちの若いお嬢さんと超びんぼうなオッチャンの恋愛とか。 マネキンに恋をした男の話とか。 でもね、それでさえ何とかなってしまうことってあるはず。金持ちお嬢さんと貧乏おじさんが結ばれて幸せに暮らす可能性って、そりゃ低いだろうけど決して0%ではない。マネキンの場合は不可能なはずなんだけど、映画の世界ではそれさえも可能になったりしますよね(笑)でも、この時代のこの土地(ワイオミング州)の極度に保守的なカウボーイ社会において、同性愛っていうのはもう絶対にあってはならないこと。たとえ、それが「自由の国」アメリカであっても。それを象徴するシーンとして、物語中では2人でつつましく小さな牧場を経営していたカウボーイ2人が見せしめのようなひどい殺され方をする場面が出てきます。自分が生きているのはそういう社会だということを嫌というほど分かっている2人の苦悩は、2人の気持ちが通じた瞬間から始まるのです。男女だと、相手が仮に結婚していても何かの拍子で全てひっくり返ることもあるかもしれない。でも、ここではそれはありえません。絶望的なほどありえない。そこまでの障害を抱えた関係って他にはないのでは? 私自身は同性愛者じゃないし、男性でもないので、こういうことが自分の身に起こるということはありえないのですが、もし自分だったら・・・という視点でみれば、また違った感想が持てるかも。今より状況が好転することは絶対になく、年月は無常に流れていき2人は歳を重ね、関係を断ち切れば楽になれるかというとそうではないなんて、これは男女であっても、男同士であっても、女同士であっても関係なく辛いことなのではないでしょうか。

この作品には原作がありますが、60ページ足らずの短編です。その世界をここまで膨らませた脚本と、それを撮り上げた監督は本当にすごいと思います。監督のアン・リーは台湾出身で、私の大好きな監督です。彼の作品で最初に見たのは「ウエディング・バンケット」。それから「恋人たちの食卓」と「推手(Pushing Hands)」を見て、ますますファンになりました。(この3つは父親三部作としていずれもラン・シャンという俳優さんが父親役で登場しています。彼がすごく味があるのです…)その後、「いつか、晴れた日に」で本格的にアメリカに拠点を移し、「アイス・ストーム」、「グリーン・ディスティニー」で名前を知られることになりました。(個人的には、アイス・ストームは全編ちょっと暗すぎて97年の公開当時はあまり好きじゃなかった。今見たら違う印象を受けるかも) 私は台湾時代のアン・リーの作品もすごく好きです。もともとこの監督は、豪華なセットにお金を掛けた映画でなくとも、人間模様の絡み合いや心の葛藤などを描かせたらピカイチな人なので、今回はその部分がうまく出ていてよかったと思います。あとは、ワイオミングの壮大な大自然の映像が本当に素晴らしかった。特に羊の放牧の様子を空撮した場面などは、TBSの「世界遺産」を見ているかのような美しさでした。羊が一定の方向に沿って、一面の緑の中をゆっくり動いていく様子が、まるで白い川が流れているようなんです。

ただ少し気になった点を言わせてもらうと、2人の関係が奥さんにばれるタイミングがあまりにも早すぎたような…あとは、最後の場面でイニスがジャックのシャツを握り締めて「ずっと一緒だ・・・」という字幕が出たのですが、英語は"Jack, I swear"でした。そのまま訳すと"ジャック、君に誓うよ”となるので、何を誓うかは分からないのですが和訳によってだいぶ印象の変わる場面です。どんな訳にすればいちばんぴったり来るかは人によると思うのですが、やっぱり「ずっと一緒だ」と言われてしまうとイメージがそれだけに固定されてしまうのですね。映画翻訳って難しいのだなーと思った場面でした。

多分、一回きりでは細かい場面ややりとりを色々見過ごしていると思うので、もう一度見てみたい映画です。
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by cita_cita | 2006-04-20 23:53 | 映画