<   2005年 10月 ( 28 )   > この月の画像一覧

グアムとハワイとレイのはなし。

e0066369_12165210.jpg今日はちょっとまじめな話を…
会社で、お客様をグアムにご招待するツアーがあり、そこでお客様にレイをかけて歓迎するという企画が社員からあがりました。担当の人が、旅行代理店に手配をお願いしたところ、グアムでは本来、レイの習慣はなく、それはハワイのものであるため手配は難しいですとの返事。私もここで初めて知ったのですが、調べてみるとグアムはミクロネシア文化、ハワイはポリネシア文化、似て非なる文化であり、レイは本来ハワイで魔よけのお守りとして使われていたものが歓迎や祝福にも用いられるようになったとのこと。

従って、グアムでレイを準備することは難しいという代理店の話は本当だったのです。でも、私の部署では「絶対にレイを用意してお客様に喜んでもらおう!」の一点張り。かわいそうに、担当の人と代理店の方が奔走し、結局マレーシアからレイ(多分造花でしょうか)を取り寄せて間に合わせたと聞きました。しかも社員が出し物として、そのレイを身に着けてポリネシアンダンスの出し物もしたとか…グアムはポリネシアではないのに。

なんだかなー…これって、ある意味グアムの方に非常に失礼なことなのではないかと思うのは私だけしょうか。自分たちの文化を無視されて、こちらの思い込み(グアム=ハワイと似た南国=同じ文化)を押し付けられ、違う文化であるレイを使って歓迎のあいさつをさせられたグアムの方の気持ちはどうだったのでしょう。グアムとハワイというとぴんと来ないかもしれませんが、例えば外国からのお客さんを成田空港で出迎えるのに、チャイナドレスを着て出迎えてくれといわれたら、いくらドレスがきれいでも私だったらムッとすると思います。それは自分が中国に対してどう思っているかという問題ではなく、日本人として心からの歓迎の気持ちでお客様を迎えたいのに、なぜ、今ここでチャイナドレスなのかという意味で…

ハリウッド映画で、変なキモノを着た日本人が中国っぽいBGMにのって現れるような場面って、みんな苦笑いしてるけどあんまりいい気はしないですよね?似ているからそれぐらいいいじゃんでは、すまないと思うのですが…私の考え、固すぎるのかな?
[PR]
by cita_cita | 2005-10-31 23:18 | その他

マッキーと「桃」

e0066369_2350144.jpg
マッキーこと槙原敬之のコンサートに行ってきました。
(どうでもいいですが、マッキーにはライブというよりコンサートという言葉が似合うような気がする…)
もともと今回のツアーのことは雑誌でちらっと目にしただけで、チケットも取ってなかったのですが、先週の「めざましテレビ」で、東京での公演の様子が紹介され、なんだかいい感じだったので慌てて友達を誘い、オークションでチケットを確保しました。

面白かったのが周囲の反応。
私がウルフルズやTHE BOOMのライブに行く時、みんなの反応はさまざま。たまに「えー!行きたい!」っていう人もいるけど、「ふーん。ウルフルズ好きなんや。楽しんでおいでなー!」って感じの反応が多いんだけど、「週末、マッキーのコンサート行くの」って言うと、ほぼ全員が「えー!いいなー!私も一度行ってみたいと思ってるねん!」との答え。なーんだ、みんなやっぱりマッキー好きなんだなーって思いました。

今回のコンサートの特徴は、生オーケストラ85名との協演。そんな壮大な演奏にも負けないマッキーの歌声には本当に惚れ惚れしました。マッキーの生の声、本当に伸び伸びして透き通ってて、空から降ってきたみたいなキレイな声で、歌詞のひとつひとつがその声に乗って、ぐっと胸に響いてきました。

初めて聴く曲もあったのですが、全然退屈しません。それどころか、歌詞を聴いていると「なんでこんないい曲を今まで知らなかったのかな」って、家に帰って持っているCDの歌詞カードをひとつひとつ読み返しました。

今日、私の大好きな「桃」という歌も歌ってくれました。
この歌詞を、目の前に小さく見えるマッキーが歌ってくれたとき、すごく暖かいような、苦しいような気持ちで涙が出てきました。
この歌は、大事な人といられることのかけがえのなさ、でも、その幸せの中にいるときは、当たり前すぎて気づかないことがたくさんあるってことを教えてくれます。

この歌の中の「僕」は、彼女に会いに、彼女の好物の「桃」を買っていくのですが、それは彼女を思ってというよりも、むしろ「僕はこんなに君を思っているんだよ、だから桃を持ってきたんだよ」という自己弁護と「不安と寂しさの押し付け」。(たぶん2人はケンカでもして、「僕」は仲直りするのに桃を持って彼女に会いに行ったのかな?)

だから、1番の歌詞では、

「高い場所に実を付けた
桃に手が届くように
君を抱き上げることさえ
思いつきもしなかった
高い場所に実を付けた
桃に手が届かない君に
気付かないような僕の手は
柔らかいものを潰してしまう」

でも、そんな「僕」を何の駆け引きもなく受け入れてくれた彼女の気持ちに触れ、自分もそんな彼女のように素直でありたい、そして彼女を大切にしようと、改めて感じる「僕」。2番では、「僕」の気持ちはこう変化します。

「高い場所に実を付けた
桃に手が届くように
君を抱き上げることが
幸せだと僕は気づく
独り占めすればいいのに
地面に足をつけた君は
一緒に食べようと笑うから
桃はもっともっと甘く香る」

この歌詞が、マッキーの声で表現されると…本当に心にずっしり響いてきます。
この「桃」はマッキー復帰後の第1弾シングルだったのですね。どんな思いをこめて、マッキーはこの歌を作ったのかなと思うと、これからも、大切に大切に聴いていこうと思います。

そして、アンコールで「どんなときも。」も歌ってくれました!
この歌、私が10代の頃のヒット曲ですが、今改めて聞くとものすごーくいい歌詞ですね。
あの頃、そこらじゅうで流れて、口ずさんでいた歌詞ですが、今聴いたほうが断然いい!

11日に行われる武道館での最終日の様子がWOWOWでオンエアされるらしく、これはしっかりチェックしておかねば!と思っています。
[PR]
by cita_cita | 2005-10-30 23:40 | 音楽

こんな休日の過ごし方。

e0066369_205189.jpg
今日は、今年の6月、一緒にソウルを旅した女友達4人組で飲茶ランチ。
9月にリニューアルオープンしたばかりの心斎橋そごうに初めて行ってきました。
まず、そごうのあまりの変わりようにびっくり!
その変わりようと言ったら…同窓会に行ったら冴えなかった男子が、いきなりイケメンに大変身してたみたいな…(って分かりにくい例えだな) いや、冗談はさておき、もう本当にビックリ。ものすごく洗練されて、そこに居るだけでワクワクする空間。

きっと昔、自分のおばあちゃんが若かった頃、「百貨店」って特別な意味を持っていたと思う。
それこそ「ここに行けば何でも(百貨)揃うお店」として憧れの場所だったはず。
でも今は、大きなファッションビルやショッピングモールがいっぱい立ち並んで、通販やネットで何でも手に入るようになって、デパートが「特別な場所」ではなくなってきてる。でも、今日訪れたそごうでは、「ああ、昔はデパートに来るだけで、みんなこんな気持ちになったんだろうなあ」と、ワクワクした高揚感を味わいました。

その心斎橋そごうの13Fにある「老香港酒家」(オールドホンコンレストラン)で待ち合わせ。
ここは、私が大好きな同名のお店(神戸に本店があります)の姉妹店。
お昼の飲茶食べ放題は本店と同じく3000円。
e0066369_291722.jpgトップの写真は冷菜の後に出てきた蒸し物のせいろ。この後、焼き物、揚げ物、おかゆ、スープと続き、そして例のごとく、こちらが降参するまでワゴンは何度も回ってきます。(左写真参照)
その後、さらにお菓子系のデザート(ココナツ団子とか月餅とか)、冷たいデザート(杏仁豆腐とかタピオカとか)、そしてさらに暖かいデザート(豆腐花という暖かい豆腐のデザート)でダメ押しです。
ああ・・・なんだか今思い出しても苦しくなってきました。
でもね、本当においしいのです。香港の飲茶と比べても遜色ないぐらい。
今日、初めて見たのは上の写真中央にある、かぼちゃの点心。形もかぼちゃなんです!
ハロウィンにちなんで…ではないと思うのですが、いつもあるメニューなのかな?

e0066369_2195656.jpgその後、おなかいっぱいであまり動きたくない私たちはカラオケに移動。
(なんかベタな休日だなー笑)
そこでふと発見。カラオケの本体に何かテプラで貼ってある…
一瞬じーっと確認して爆笑。「☆六甲おろし 6521-08☆」だって。
このカラオケBox、U-karaだったんですけどね、全部で10万曲っていうのが売りなんですよ。
で、10万曲もある中から選ばれた栄えある1曲が六甲おろし。
さすが道頓堀から徒歩数分のロケーション。
これって、ふだんからそれだけ歌う人が多いってこと?
それとも日本シリーズに合わせて貼ったのかな。
でもあっさり負けちゃったよね…ヤケで歌う人用に残してあるのか???
ああ想像は深まるばかり。

そして、本日の締めはストーンスパ、岩盤浴です。
本日のメンバーYちゃんのおすすめ、「亜門」というところに行ってきました。
ここ、すごく人気があって予約でいっぱいみたいなんですが、行ってみて納得。
ホテルのスパに来たみたいな高級感。
最近はスーパー銭湯にも岩盤浴あるところは多いらしいのですが、もっと落ち着いた感じで、最初から期待は高まる一方。
岩盤浴って、石を40度ほどに暖めた上に寝転がってゆっくり温まる「お湯のないお風呂」なんです。しばらくすると、ものすごーい汗が出てきて自分でもびっくりするのですが、この汗が老廃物をたくさん含んでいて、疲れもすっきり取れるとのこと。
何よりれしいのは、暖かいだけで、ちっとも息苦しさがない点。私は熱いのは平気なんですが、息苦しくなるのでサウナに長く入るのが苦手なんですが、岩盤浴なら問題なし!
ちょうど、私が大好きな、韓国の「チムジルパン」というお風呂に似ています。
石の上にうつぶせになっていると、胃腸が暖められて何だかいい感じ…休憩を挟んで10分ずつ、4回入浴して、最後にヘッドマッサージを行ってもらいました。あー幸せ…

それにしても今日の私たちの行動って、女4人で香港かソウルにでも行ったような内容…昼間からおいしいもの食べまくって、ちょっと買い物して、カラオケでまったりお茶して、スパ…。
でも地元にいながらこんな楽しみ方ができるのも日本のいいところですね。
[PR]
by cita_cita | 2005-10-29 23:53 | その他

iPodケース

e0066369_071570.jpge0066369_23573897.jpgiPod(第4世代の40GB)のカバーを以前からオーダーしていたのが、最近になってやっと出来上がってきました!
iPod miniのカバーはかわいいのがいっぱいあって、お店でも、ネットショップでも選ぶのに迷うぐらいなのですが、とにかくipodのカバーは種類が少ない!
おまけにshaffleやnanoまで出てしまったものだから、ますます本家iPodユーザーの肩身は狭くなる一方で…(泣)
で、色々検討した末、結局、革かばんを中心に作っている工房に注文しました。全て受注生産ということで、注文から待つこと8週間…ようやく手元に届いた完成品は、ご覧の通りの出来栄え。手帳カバーみたいでいい感じでしょう?内側に私の名前も刻印してくれました。
キャメル色の革なので、使っていくうちにいい色になじんでくれるのが楽しみです。
これで、ますますipodの出番も増えそうです。

さて、iPodを購入したきっかけは手持ちのCDをすべてデジタル化してiTunesとiPodに入れてしまいたいという動機から。というのは、所有しているすべてのCDを「絶対オリジナルCDとして持っておきたい」ものと「誰かにあげたり売ってもかまわない」というCDに分類したところ、グレーゾーンのCD、つまり「あまり聴かないのだけど聴くかもしれないのでとりあえず置いておこうかな」というものがかなり多かったので、それらをすべてPCとiPodに入れておけば、思い切って処分できるかなと思ったのです。
で、その結果現在2000曲ぐらいが私のiPodに収められているのですが、そこで新たな問題発生。iPodの醍醐味のひとつであるシャッフル再生をしたとき、それほど思い入れの無い曲が再生される率が高くなってしまって、結局好きな曲が出るまで何度も早送りしないといけないのです。これじゃあシャッフル再生の意味ないじゃん!(笑)
それならば、PC内のiTunesには全曲保存しておいて、iPodには本当に好きな曲だけを残して同期を行わなければいいのですが、めんどくさがりの私にはこれがなかなか実行出来ません・・・

そして今日もまた何回も早送りボタンを押す私なのでした…とほほ。
[PR]
by cita_cita | 2005-10-28 23:56 | その他

イノベーターの手帳

e0066369_234864.jpg
ここ最近、スケジュール帳はずっとイノベーターの手帳を愛用しています。
毎年、10月になると来年用をソニープラザに買いに行くのですが、これを買う時期になると、今年もあとわずかだなあと思わせられるアイテムです。
毎年カバーの色が変わるのですが、2006年はシンプルなホワイト系。"ガランス"という色で、アカネ科の植物の根から取れる、天然染料の色調をモチーフにしているそうです。
ちなみに今年の色はビタミンイエロー。ここ数年の中でもお気に入りの色です。

今までの手帳達をずらり整列させてみました。何年か抜けているものもあるのですが(多分部屋のどこかにあるのでしょう)この中で一番古いのは1999年のもの。
飽きっぽい私が8年も使い続ける理由は、この手帳の使いやすさに尽きます。サイズ、カバーの質感、名刺サイズのポケット、ページ構成にも本当に無駄がありません。
この手帳に出会うまでは、毎年違う手帳を探すのが楽しみで、機能満載のバインダー手帳を結局持て余して、白紙をいっぱい残して1年が終わるなんて年もありましたが、今では使わないページはないほど。何年も使い続ける間に、どのページをどう使うか、自分だけのルールが確立してきました。それもこれも、定番商品として毎年変わらぬスタイルを貫いてくれるイノベーターのおかげ。チョコのCMじゃないけど、変わらないほうがいいものもあるのです。

さて、こうやって新旧の手帳を勢揃いさせてみて気づいたのですが99年のグレーの後は、明るくカラフルな色が続いていたのですね。で、今年は潔くシンプルな白い色。もうひとつ、今年新しく変わったところがあります。それはイノベーターのロゴ。これまでは、型押しのように立体的に入っていたのですが、今年はロゴがプリントされ、サイズも少し小さくなりました。見た目は型押しのほうが好きなのですが、毎日カバンに入れていると型押しの辺りがなんだか薄汚れてくるのです。(そういう時、私はPCのディスプレイ用クリーナーで拭いていました)

きっと来年の今頃は、また違う色のイノベーターの手帳を買いにソニープラザに行くことでしょう。そのときはこの白い手帳も1年分の思い出を吸い込んで他の手帳同様、ぷっくりと膨らんでいるのだと思います。
[PR]
by cita_cita | 2005-10-27 23:48 | 暮らし

「チャングムの誓い」完結!

e0066369_23202838.jpg
NHKのBS放送で、開始当初からずっと見続けていた「チャングムの誓い」(韓国タイトル「大長今」)が今日の放送でついに最終回を迎えました。

これまで韓国ドラマにはそれほどはまらなかった私ですが(ちなみに母は面白いほどはまっていました…)このチャングムの誓いだけは本当に面白くて、毎週ワクワクしながら見ていました。
最近始まった地上波での放送は、まだ第4話目だということなので、最終回の筋書きはあえて書かないようにしますが、今日の最終話を見ながら思わず、第1話を思い返して「長かったなあー」とまるで自分の経験のように(いえ、私はただ毎週部屋でTVの画面を見ていただけなのですが)しみじみしてしまいました。
他の韓国ドラマとはひと味違い、宮中の歴史や人間模様が非常に細かく描かれているので、男性にも違和感なく入り込める作品だと思います。それに前半は、料理のシーンも楽しいんですよね。そして後半になると魅力的な登場人物がいっぱい出てきますし。

来週からはまた地上波で楽しもうかなと思います。あと51話もあるなんて、うれしいやら気が遠くなるやら…(笑) でも本当、何度でも楽しめるドラマです。

実は私、今年だけで3回も韓国に行ったのに(今考えるとなんであんなに連続して行ったのか…ちなみに焼肉とワタリガニとチムジルパンが主目的でした)、ソウル郊外にある「チャングムの誓いテーマパーク」の存在を知らなくて、行けなかったのが心残りです。次回ソウルに行く機会があればぜひ行ってみたいな。
e0066369_0172294.jpg

ちなみにこれがそのワタリガニ…( ´¬`)いけない…思い出すだけでよだれが…
[PR]
by cita_cita | 2005-10-27 23:34 | その他

坂角のゆかり

e0066369_17301434.jpg
会社に来たお客様から、こーんなに大きな缶入りの「ゆかり」をもらいました。なんとなんと41枚入り!

私も名古屋に行くと、必ず買って帰るお土産の定番ですが、ここまでたくさん入ったのをもらったのは初めてです。大好物なので、うれしくて、部署のみんなに配る前に思わず写真におさめてしまいました。
ホント、おいしいんですよねー。誰にでも喜ばれるお土産の定番です。
会社のお土産って、どちらかというと甘いものが多いから、おかきとか
おせんべい系をもらうとうれしいですよね。もちろん甘いのも大歓迎ですが(笑)

うれしくてじーっと観察していたら、パッケージの「ゆかり」の文字の下に
うっすら「縁」と書かれているのに今日初めて気づきました。
[PR]
by cita_cita | 2005-10-26 21:27 | その他

「日々ごはん」 高山なおみ

e0066369_23423983.jpg
高山なおみさんは、私がいちばん尊敬する、そして大好きな料理研究家。
彼女が自分のホームページで綴っている同タイトルの日記「日々ごはん」をまとめたのがこの本。
高山さんの文章を読んでいると、日々の暮らしの中で起こる小さなできごとひとつひとつに対して、彼女が目を向ける視点がすごく新鮮で、ハッとさせられることがしょっちゅうあります。
そして高山さんの料理には、そんな彼女の食べ物に感謝し、食べ物を作ってくれる人たちに感謝し、そしてそれをおいしく食べられる毎日への感謝の気持ちがいっぱいあふれています。

同じく料理研究家として人気があるケンタロウさんほど豪快ではなく、有本葉子さんほど華やかではなく、栗原はるみさんほどもてなし感があるわけでもなく、小林カツ代さんほど「おふくろ」的要素が強いわけでもない…。でも、高山なおみさんの料理っていうジャンルは、確実にしっかり存在していると思います。
彼女の料理の特徴は、とにかく今晩すぐに作りたい!食べてみたい!と思うような日常感。写真などなくても、名前を聞くだけでおいしそう!と思えてしまう分かりやすさ。おうちで安心して毎日食べられる料理です。

私はよく、おいしい居酒屋さんのメニューに並んだ献立を見ているだけで、想像が膨らんで、思わず顔がほころんでしまうようなことがあるんですが、その感覚です。

この「日々ごはん」にも、料理研究家としての作品ではなく、家族のために作ったおうちのご飯のメニューが各ページの余白に書いてあるのですが、これを見てるだけで楽しいです。
たとえばある日のメニューから・・・「豚と大根の梅ナンプラー煮、いかのわた炒め、チンゲン菜のおひたし」「牡蠣とエリンギと菜の花炒め、平目の刺身、蒟蒻のおかか煮」「揚げ里芋と豚肉の黒酢炒め、キャベツとクレソンの塩もみサラダ、浅利の潮汁」などなど。
ね、食べてみたくないですか?

高山さんの料理って、本当に家族のために作る料理がすべてのベースになっていると思います。 プロとして最高の素材を使って…というのではなく、普通の家族が、普通の収入の範囲内で揃えられるせいいっぱいの材料をおいしく食べられる料理。
そうでなければ、「根菜のカレーに、半端に残っていた厚揚げまで入れてしまったが、なかなかおいしかった」とか「晩御飯はクリームシチュー(撮影の残りのじゃがいもグラタンに人参とマッシュルームを加えて作った)」とか、こんな言葉は出てこないと思う。

私もこういう料理を自分で作りだせるようになりたいな。
でもそれには、日々の繰り返ししかないよね。
よし、外に出るには寒くなってきたし、11月は料理強化月間といきましょうか。
[PR]
by cita_cita | 2005-10-25 23:27 | 読書

「アイ・ラブ・ヌーヨーク」 アキエダユミ

e0066369_11591661.jpg
アイ・ラブ・ヌーヨーク。ニューヨークでなくヌーヨーク(笑)
なんかふざけた題名だなー(失礼)と思ったけれど、中身は非常に読み応えがありました。

30代になってから年下のフィアンセを追ってニューヨークに飛び立ったフリーライターの著者が、ニューヨークで出会った色んな試練やふりかかる災難に立ち向かう(というか段々動じなくなってくる)姿がコミカルに描かれています。
さすが、本職のライターだけあって、文章がすごく歯切れよくて、読みやすいし、視点がすごく新鮮。
はあ!?なんで?と思う理不尽な出来事の数々、決して楽しいことばかりでない海外での生活がまるで友達から直接話を聞いてるようなリアルさで展開していきます。

私も過去に短い期間、西海岸のシアトルに滞在したことがありますが、この本を読むと、西海岸とニューヨークとの文化的・風土的な違いもよく分かるし、私の知っている10年前のアメリカと、9.11テロ以降、外国人に対して非常に(異常に)厳しくなったアメリカの姿を比べてみて、外国人(alien/エイリアン)として現在のアメリカに住むことの大変さもリアルに伝わってきます。また、留学生として守られた立場だった自分と比較し、日系企業の駐在員などでなく、フリーの職業人としての立場で、女性が30歳を過ぎた年齢で現地に赴くことの重みは、全然別の次元のことだろうなと想像できるし、それを実行した彼女の勇気と努力に感服します。
[PR]
by cita_cita | 2005-10-24 23:40 | 読書

酒井ちふみさんライブ@エル・ラティーノ

e0066369_2335486.jpg今日は最近知り合った酒井ちふみさん(以下、さかちーさん)のLIVEに行ってきました。
さかちーさんとは、本当にひょんなことからお知り合いになったのですが、お仕事は歌手で、ヴォイストレーナーとしても活躍されているとのこと。
実は、私達、これまではメールのやりとりだけだったので、ご本人にお会いするのはこの日が初めて。期待いっぱいで会場のお店、エル・ラティーノに行きました。
エル・ラティーノは熊野神社近くのメキシカンレストラン。
日ごろは京大生や、京都在住の外国人でいつもにぎわっているお店です。

出番前にちょっと挨拶に行ったら、さかちーさんは晩御飯を食べて本番の準備中でした!とりあえず「私はここにいますよー!!」というアピールはしたので(笑)、あとはドキドキしつつ本番を待ちます。
そして20時に始まったさかちーさんのライブ。

もう、何て書けばいいんだろ、とにかく、最高の時間でした。
さかちーさんの歌を聞いていて、人間の声って、最高の楽器なんだ!って感じました。その日は、ピアノ、ギターそしてコーラスのお二人との出演だったのですが、彼女の歌が、だんだん楽器と一体になってきて曲が本当にひとつになるのです。どのパートの人もプロフェッショナルとして、自分のパートを真剣に担当しているのですが、みんなの音が合わさると、お互いが相乗効果でどんどん素敵に響くのです。その時は、さかちーさんの声も、コーラスの声も、まるですごくきれいな音の楽器を自在に操っているみたいな錯覚に陥ってしまいます。
また、さかちーさんは、歌っているとき表情が本当にコロコロ変わるのです。そしてどの顔も本当に魅力的で、グイグイひきつけられてしまいます。歌っているときが楽しくて楽しくて仕方ないって感じで、彼女が歌を大好きな気持ちが全身から出ているのです。私もあんな顔で仕事できたら最高だなって思いました。私は会社に勤めていて、嫌なこととかムカッってくることもしょっちゅうあるのだけど、でもできるだけ、ああいう顔で仕事する時間を増やしていきたいなと思ったし、そう思えるように明日からの仕事に取り組んでいかないとな、って反省しました。今日はさかちーさんの歌とさかちーさん本人にパワーをもらいました。さかちーさん、ありがとう!!

彼女は京都を中心にライブ活動されてますので、興味のある方はぜひ行ってみてください。京都伊勢丹の中のお店でもライブがあるので、ロケーション的にも行きやすいと思います。
[PR]
by cita_cita | 2005-10-23 23:52 | 音楽