カテゴリ:旅( 245 )

ただいま

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帰ってきてしまいました。あっという間でした。しかし現地6日間の密度は濃く、すっかりふぬけになっております。

バリがこの世に存在することに感謝。バリに出逢えたことに感謝。
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by cita_cita | 2011-05-06 00:24 |

行ってきます

明日から、行ってきます。3年半ぶりのバリ。
短い滞在だけど、めいっぱい楽しんで、癒されて、エナジーチャージしてきます。

それでは。
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by cita_cita | 2011-04-29 00:31 |

浜坂「カニ食べ行こう」の旅

山陰の浜坂にカニ食べに行ってきました。兵庫でカニといえば、城崎、香住、竹野には行ったことがありましたが、浜坂は初めて。

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今回は浜坂温泉保養荘という公共の宿にお世話になりました。バリアフリーで車椅子の宿泊・入浴もOK。実は、11月に京都で偶然乗ったタクシーの運転手さんと話をしてるうちに運転手さんが浜坂の出身だと分かり、「浜坂といえばカニですね!」という私の一言から始まって紹介してもらったお宿です。

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公共の宿なのでお部屋はシンプルだけど、カニは豪華。浜坂のタグつきの茹でガニがひとり一ぱい。

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かに刺し

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焼きがに

このほかに、カニのてんぷら、かにみそ、かにすき、最後のかに雑炊とカニカニ三昧でした。「もう当分カニはいい!」ってぐらい食べてきたんだけど...明日だったらまた食べられそうかなぁ(*^ー^*)
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by cita_cita | 2011-01-23 23:19 |

今日も雪景色

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親を連れて浜坂温泉にカニを食べにきました。日本海側は一面の雪です。
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by cita_cita | 2011-01-22 16:02 |

ネパール紀行 その6

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4時半起きで仕度をして、迎えに来たガイドと挨拶。こちらがガイドのハリさん。私と会う数日前までは、2週間のトレッキングをガイドしていたそうです。

まず、サンライズを見るため、近くにあるサランコットの丘に車で登ります。最初は薄暗かったけどだんだんあたりが明るくなって…
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そこからはただただ、山に見惚れる1時間。
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太陽が顔を出すと、山の一番高い部分から少しずつ、少しずつピンク色が広がって行きます。ひときわ目立つ、とんがった山はマチャプチャレ。ポカラを代表する景色です。

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後ろを見るとたくさんのギャラリーが。観光で来たインド人も多かったみたい。大勢いるみんなが、全員幸せそうな顔でいたのが、とても印象的でした。
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展望台の近くにある軽食屋さんでチャイを飲みました。ローカルでしょ(笑)
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となりでチャイを飲んでいたインド人の親子。コルカタからやってきたそうです。
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3人兄弟でした。みんな美男美女になりそう!
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こちらはチャイ屋さんの女の子。
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山を降りて、車で1時間、トレッキングの登山口まで向かいます。

途中、ヤギの大群を連れた人たちがたくさんいました。これには実は深い理由があったのです...。
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登山口で、入れ違いに山から下りてきたポーターふたり。長期のトレッキングを終えて戻ってきたグループがあったのでしょうね。
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山登りのお手伝いをしてくれるネパール人には、大きく分けると山岳ガイドとポーターがいます。どちらも山を登ることにかけては本職ですが、山岳ガイドは英語、あるいはドイツ語やフランス語などができて、登山のアドバイスのほか、道中の話し相手や地元の人との通訳にもなってくれます。ポーターはほとんど外国語ができないことが多いので、ただ黙々と大量の荷物を運んで山道を歩いてくれます。お給料は山岳ガイドのほうが多いのですが、でも、どちらもとても頼りになる存在です。私は短いトレッキングで荷物も少なかったので、今回はポーターは雇いませんでしたが数日にわたるトレッキングであれば、お願いしたほうがよいと思います。

山を登っている最中の楽しみは、山に住む人たちの暮らしを見ることができること、子供たちと交流することができること、そして色々な草花や、鳥や、虫のことをハリさんに教えてもらえることでした。宿に着くまでずっと上り坂が続きましたが、辛いと思うことがありませんでした。

自分の背丈よりたくさんの草や葉っぱを担いでいる男性。出産直後の水牛のエサにすると、いいミルクが出るのだそう。
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ハリさんのススメで、キャンデーを一袋買いました。子供たちと会ったとき、これをあげるとコミュニケーションが取りやすいからって。

歩いていると、すれ違う人たちが、大人も子供も、みんな「ナマステー」というと、恥ずかしそうに、でもちゃんと「ナマステー」と返してくれます。
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野いちご?ハリさんが木の実を見つけてくれました。甘酸っぱくておいしかった。
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小さな自家用の畑を作って少しずつ野菜を栽培しているおうち。なんだか日本にいるような錯覚が。
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こちらの家は、大量にとうもろこしを乾燥させていました。乾燥後、すりつぶして粉にしたものを町に売りに行くのだそうです。
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ハリさんは、道の真ん中ではなく、さりげなく端によって歩きながら私を先導してくれます。数週間の登山を一年に何回もこなすプロだから、本当なら私とのトレッキングなんて朝飯前(実際piece of cakeって言ってた 笑)のはずなんだけど、私のペースに合わせて、適度に休憩を取りながらゆっくりと確実にガイドしてくれました。
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途中、眺めがいいというポイントまで来たので、ここで一休み。空が晴れていて本当にキレイ。いつまで見ていても飽きませんでした!
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思わず「ハイジー」って叫びたくなっちゃうこの景色!
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休んでいるときに、私たちの姿を見つけて上まで上がってきた姉弟。キャンデーをあげるとすごく喜んでいました。
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もう少し上のほうまで上って行きます。このあたりから少しずつ宿が現れてきます。

そして到着した本日の宿。宿泊費は素泊まりで300円ぐらい!! 部屋はすごーくシンプルな個室にベッドが2つあるだけ。この部屋はシャワーとトイレもついていましたが、ハリさんの部屋はベッドひとつだけの3畳一間って感じでした。山の上だから、雨風がちゃんとしのげて、鍵をかけて安心して眠れるだけでありがたいものです。
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宿の敷地で食堂も経営していて、朝昼晩の食事はここで頼むことができます。このあたりの宿はほとんど、同じような形態で運営されているみたい。
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宿の男の子。いつも違うお客さんが出入りしているせいか、あまり人見知りもせず、すぐに慣れてくれました。
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到着した日はちょっとよそよそしかったのだけど、翌日は、ほら、この通り!
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宿にチェックインして昼ごはんを食べたあと、2時間ほど休憩して、またもう少し上まで上って行きました。

バッファロー(水牛)があちこちにいます。池みたいなのは水牛のためのプール。水牛は乾燥にとても弱いので、飼い主はこうやってプールを作っていつでも水浴びができるようにしてあげるのです。この地域では基本、昼間は放し飼いにしているそうで、牛たちは好きな場所でえさ(草など)を食べ、水浴びをしたりしてちゃんと夕方になると戻ってくるそうです。
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このあたりで一番高い場所まで上って、1時間ほど休憩しました。草の上にごろんと寝転びながら、空や雲や、時々飛んでくる鳥を見ながらハリさんと山のことや、ネパールのことや、日本のこと、仕事のこと、家族のことなど色んな話をしたのですが、すごく贅沢で、充実した時間でした。こんなにゆったりした時間は久しぶりで、いつまでもこうしていたかったけど、日が落ちてくるにつれて肌寒くなってきたので、宿までの帰路につきました。
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帰ってくる途中、ヤギの解体をしている場面にガッツリ遭遇。なんか残酷ですが、ちょうどネパール最大の秋祭りであるダサインの最中だったのです。この2日間にネパール中で何百万頭(もっと?)のヤギが売り買いされ、首をはねて、生贄としてヒンズーの神々に捧げ、その後みんなで食べるのです。そう、途中に見たたくさんのヤギは町に売られに行くところだったのです。思わずドナドナの歌が頭に流れたのは言うまでもありません。
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宿に戻ると、ハリさんが「お酒は飲めるか、飲めるなら晩御飯を食べる前に、軽く飲まないか」というので二つ返事でOKすると、少し歩いたところにある別の宿の食堂に連れて行ってくれました。私たちが泊まっている宿はお酒が置いていなかったんですね。そこでチキンのスパイシーな炒め物をおつまみに、ロキシーという家庭で作るお酒を頂きました。稗(ひえ)をを収穫し、茹でた後、庭に広げて酵母菌を混ぜて発酵させた原酒を蒸留するのだそうです。味は焼酎みたいなかんじ。ストレートで飲んだからちょっとキツかったけど、味はおいしかったです。
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晩御飯は簡単にスープですませて、9時には部屋に入ってゆっくりしました。朝が早かったので、この日も10時には寝てしまいました。

翌朝は少し変なお天気。山は雲が出ていましたが、かろうじて朝日が見られました。でも、その後パラパラと雨が降ってきて、ガイドさんも「こんなことはめったにないよ」とのこと。足元が濡れた状態で山を降りるのは心配でしたが、1時間ほど待つと雨はあがり、晴れてきてホッと安心。

朝ごはんはチベタン・ブレッド。少し甘みのある揚げたパンみたいなもので、ジャムやはちみつをつけて食べます。これ、おいしかったなぁ。
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宿の近くに、チベットの人たちが民芸品を売りにきていました。ふもとにあるチベット難民キャンプからこうやって商売に来るのです。あまり値切ると悪いなと思ったけど、ちょっと交渉したりして、自分が納得の行く値段で買いました。それから、持ってきたけど使わなかった靴下や軍手、レインコート、マスクなどを分けてあげると、どれでもいいから好きなものを持って行けと太っ腹なことを言ってくれて、思い出にとおススメのブレスレット(トルコ石)を選んでもらいました。品物よりも、何よりもこういう交流があるのがうれしい。
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昨日お酒を飲んだ店で、お別れの挨拶がてらチャイを1杯。ベランダの下を除くとこれまたびっくりする光景が。ちょうどここでもヤギを解体している最中でした。こういうの嫌いな人には申し訳ないですが、旅の記録として一応紹介しときますね。ヤギの首がゴロンと転がってるの、わかりますか?
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お腹もおこなれてきたので、ふもとに向かって降りて行きます。帰りは行きと違う道を歩いてくれました。慣れたガイドさんだとこういう気遣いがあるからいいですね。

下まで降りてくると、連絡を受けていた運転手さんが迎えにきていました。車に乗って、再びポカラの町に戻ります。

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宿の近くで昼ごはん。(余談ですが…新鮮なヤギの肉と血の煮込みでした…なむあみだぶつ(><))を食べた後、ガイドさんにも別れを告げ、宿で従業員用のシャワーを借りて着替えると、ちょうどいい時間。ポカラの町を後に空港に向かいました。たった1泊のトレッキングで、ポカラの町の滞在も短かったけど、いい時間でした。次はぜひもっと時間をとってこの町に滞在したいです。
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by cita_cita | 2010-12-28 23:56 |

ネパール紀行 その5

ネパールにはバンコク経由のタイ航空でいきました。カトマンズが近づいてきたころ、飛行機の窓際にいる人たちがしきりに写真を撮りだしました。何かなーと思って窓の外を見たときの光景がこれです。

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わかりますか?雲の奥のほうに、小さく山並みが見えるのが。飛行機の高度は1万メートル以上。もちろん雲の上の世界。そこに突き抜けて見えるヒマラヤ山脈。これを見たときはやっぱり感激しました。ネパールに着いたら山はたくさん見られるのが分かっていたけれど、でも、思わず夢中でシャッターを切りました。

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カトマンズでヨガと瞑想の日々を6日間過ごしたあと、リトリートで一緒だったメンバーに別れを告げ、一人空港へ。国際線でさえ、ローカルな空港だなと思っていたけれど、国内線は想像の上を行く大混乱。誰が乗客で、誰が見送りで、誰が係員で、誰がそれ以外の人(スリとかもいると思う)か全く区別がつかないカオスの世界。

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これがチェックインカウンター。荷物の重さを量る場所にあるのは、巨大な体重計みたいなレトロなはかり。

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ふう、やっと中に入れました...。

ポカラまでの国内線を運行している会社はいくつかあったけれど、どれも初めて聞く会社ばかり。ブッダエアー、コスミックエアー、グナエアーなど…。どこがいいのか全然分からなかったので、名前で選びました。その名もイエティエアー。そう、ヒマラヤに住むという幻の雪男、イエティから取った名前なんです。

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妙に可愛いイエティ想像図(Wikipediaより)

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ポカラ行きの機材は30人乗りです。尾翼には、イエティの足跡が!これがエアラインのトレードマーク。

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カトマンズ→ポカラへは右側、ポカラ→カトマンズは左側の席に座るとヒマラヤが見えます。座席は自由席なので早いもの勝ち!

ポカラの町が近づいてきました。川の水が青白く見えるのは、山の岩肌から石灰分が溶け出しているせいだそう。

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ポカラの空港へ到着。カトマンズ以上にのどかな空港です。駅みたい。

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ポカラの町はカトマンズと比べると、ずっと空気も澄んでいて、フェワ湖という湖があって、暖かくて、とても風光明媚な場所。インドから陸路で旅してきたバックパッカーが沈没(何週間も長期滞在すること)しちゃうっていうのも納得できます。

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そしてポカラが有名なのは、ここがアンナプルナやダウラギリへのトレッキングの出発地として登山者のメッカになっているから。登山用品を扱うショップもたくさんあります。

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これがポカラで泊まったNew Pokhara Lodge。

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宿泊費は12ドル。安いけど、清潔で快適な宿でした。でも、宿泊した日の翌朝5時に宿を出発したため、ほとんど部屋でゆっくりすることは無かった…。

チェックインしてから、ポカラでの過ごし方について宿のスタッフと相談しました。車で近くの丘に日の出だけを見に行って、あとはポカラで2泊のんびりするという選択肢もあったのですが…話を聞いて、1泊のトレッキングに出かけたいと思い、宿の人に信頼のできる山岳ガイドを紹介してもらうことにしました。宿泊費、ガイド料、登山口までの往復のタクシー代、手数料など含めて1日40ドル。宿の宿泊費と比べると結構な金額ですが、女一人でガイドと一緒に山小屋に泊まるわけだから(もちろん部屋は別ですけど)、やっぱりここは身元のしっかりした人に任せたほうが安心だと思って。

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翌朝からトレッキングに行くことも決まったので、この日が唯一ポカラの町を散歩できるチャンス。自転車を借りて町を走っていると、なんとなくバリのウブドを思い出しました。あーバリ…もう3年行ってないなぁ。

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ヨガの看板を見かけたので、飛び込みでクラスの申し込みをして、一旦部屋に帰って着替えてから参加。マンツーマンのハタヨガレッスンでした。こちらはレッスンをしてくれた先生。

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そしてこの日の晩、合宿仲間の香港人が別便でポカラ入りしていたので、晩御飯に合流させてもらいました。約1日ぶりの再会。今回の旅で香港に知り合いがいっぱいできたので、これからは香港に行く機会も増えそう(笑)

早めにベッドに入って、明日の5時出発に備えます。続きはまた次の記事にて!
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by cita_cita | 2010-12-03 23:42 |

わかやま紀行

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週末は南紀の友人宅に行ってきました。いつもここに来ると、せわしない日常から離れて、心の余裕をチャージして帰ってきます。

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「幻の魚」といわれる高級魚、クエ。お魚屋さんでさばいてる最中でした。シメてから2,3日冷蔵庫で熟成したほうがおいしくなるのだそうです。この大きさでなんと1匹20万円!

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日曜日はポカポカ陽気に誘われて、梅苑のある山を散歩。2月には梅の花が、初夏には南高梅の実でいっぱいになりますが、この時期は人気もまばら。でもいいハイキングコースです。

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お弁当を食べてる3人をこっそりパチリ。そしたら「背中が曲がってかっこ悪いから、もう一枚!」と撮り直しさせられました。

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でも、こっちの方が変じゃない???(笑)

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梅干しを漬けるための樽。でかすぎ。

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途中で道を教えてくれた地元のおじさんが、私たちを軽トラで追い抜きざまに車を停めてまた道案内。ホント、このあたりの人は親切なのです。こころがあったかくなりました。

さて、今週もがんばりますか。
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by cita_cita | 2010-11-22 21:39 |

ネパール紀行 その4

今回はチベット仏教寺院の話。

ネパールにはヒンズー教の人が一番多い(80%)のですが、仏教徒もたくさん住んでいます。仏陀の生誕地といわれるルンビニもネパールにあります。私が行ったカトマンズ周辺には、ネワール族といわれる人たちが多く住んでいて、この人たちは主に仏教徒(大乗仏教)です。また、チベットの混乱時にネパールに移民してきたチベット人も多く、彼らももちろん仏教徒(チベット仏教)です。

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インドが多民族というのは有名ですが、実はネパールもかなりの多民族国家で、シェルパ族などの山岳少数民族も含め70以上の民族が住んでいるそうです。町を歩いていても、結構色々な系統の顔の人がいます。考えてみれば、日本や韓国のようにほとんどの人が同じ系統の顔っていうほうが世界的には珍しいのかもしれないですね。特に日本は島国だから、余計にそうなっちゃったのかも。

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カトマンズを代表する光景といえば、ここかもしれません。スワヤンブナート寺院。カトマンズ盆地の中にぽっこりそびえる小高い丘の上にあるネパール最古の仏教寺院です。約2000年前に建立されたとのこと。このあたりには、チベット系の人が多く住んでいて、ヒンズー教寺院でインド系ネパール人をたくさん見た後に彼らの顔を見るとなんだか日本人に近くてほっとします(笑)

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365段の急な階段を上った先に、ドーンとそびえ立つストゥーパ(仏塔)はあまりにも有名。

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ストゥーパに描かれている仏陀の智慧の目は、森羅万象あらゆるものを見る力を持ち、額にある第三の目はさらにその物事の奥底までを見抜いてしまうといわれています。鼻の位置にある?マークのようなものは、ネパールの文字で数字の1を表します。悟りに到達するためには仏教というただひとつの道しかないことを意味しています。

これまでに何度となく、写真やテレビでこのお寺を見てきましたが、やはり本物を目の前にしたときは、「あぁー、ついにネパールに来たんだなぁ!」と感動しました。

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ここに限らず、仏教のお寺はすべて時計回りに歩くのがしきたりになっています。周りにあるマニ車を回しながら歩きます。

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マニ車というのは、チベット仏教で用いられる法具です。「オーム・マニ・ぺメ・フーム」という真言(仏教でいう南無阿弥陀仏みたいなもの)を唱えながらマニ車を回していきます。マニ車の中には経文が入っており、1度回すと、お経を1回唱えたことになり、功徳を得られるというものです。おみやげ物やさんでは、小さなミニチュアのもの(でんでん太鼓みたいに手で持って回す)も見ました。ちなみに、逆方向に回すと、悪いカルマ(業)が生じるそうなので、絶対に方向は間違えないこと!!

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チベット仏教寺院の周りに無数に飾られているこの5色の旗のような布は、タルチョーといわれています。青は空、白は雲、赤は火、緑は水、黄色が土を表しています。旗の中央には「風」「速さ」を象徴する馬が描かれていて、願いごとが早く成就することを意味していたり、仏画が描かれています。その他に虎、獅子(キリンビールのシンボルである「麒麟」)、鳳凰、龍が描かれています。そして生命力を高め、幸運、富、健康に恵まれるようにという意味のチベット語や、さまざまな真言(マントラ)が印刷されています。

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このタルチョーが風にはためくと、功徳が風下に流れていくと言われています。なんだかステキですね。そのためお寺だけでなく、家の屋根に飾ったり、ヒマラヤのベースキャンプや山頂などにも見られます。

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なぜかお寺の周囲にはたくさんのサルが住みついています。日光や箕面(バリのモンキーフォレストもそうですね)と同じく、中には悪さをするヤツもいるので持ち物(特にスーパーの袋など)には気をつけましょう。

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寺院からはカトマンズの町並みが一望できます。でも晴れていても、なんとなくいつもうっすら白い感じ。実はカトマンズ市内は、メキシコシティと並び称される「大気汚染の町」。メキシコシティが世界一、カトマンズは二番目に空気が悪いと言われています。どちらも高地(カトマンズは海抜1340m)にあって、大昔は湖だったといわれる場所がそのまま盆地になって汚れた空気の逃げ場がなく溜まりやすい地形であること、急激な車の増加にもかかわらず排ガス規制が遅れていること、さらに未舗装の道路が多くて砂ぼこりがすごいこと…など、大気汚染の要素をバッチリ満たしているのです…。カトマンズに行くときは、マスクを持っていくことをおススメします。

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街中でも舗装されていない道が多く、また、建設ラッシュのためレンガ工場のばい煙がすごくて、マスクせずに長時間ウロウロしてると、ちょっと口の中がジャリつくことも(汗)

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あと、カトマンズの道路事情は非常に悪いです。舗装されていてもでこぼこ、道にはごみや、トラックからの落し物などがそのまま落ちたままだし、狭い道にはヤギや牛もいるし、交通ルールもあってないようなもの。道を間違ったら逆行も当たり前。中心部でも信号もほとんどありません。道路を渡るのもかなり本気の命がけです。私は今まで、ベトナムの道を横切るのが一番怖いと思いましたが(次はインド)、今回カトマンズに行って、ここがNo.1になりました。あ、でも田舎の道はそんなことないですよ。

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申し訳程度に存在する信号機の周りもすごいことになっています。この無秩序な電線…。しかも信号は機能してなくて、結局警官が交通整理してたり。ほぼ毎日計画停電(予告された時間に電気がストップする)があるので、信号もあまりアテにならないのかも。

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そんな中で、この道はめっちゃキレイやん!と思ったら、日本の援助でできた道路だそうです。すごいぞ、ニッポン。

そして、別の日に行ったのは、ボダナート寺院です。こちらは先ほど紹介したスワヤンブナートと違い、低地にあるのですが、ストゥーパの大きさではこちらがネパール最大ということです。ちなみに以前紹介したシェンチェンゴンパ(僧院)やクリニックもこちらボダナート寺院から歩いてすぐの場所にあります。

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交通量の多い道路から、ひと筋入ったところに、忽然とこの巨大ストゥーパが姿をあらわします。これはかなり感動ものです。私は、スワヤンブナート寺院より、こちらのボダナートのほうが強い癒しパワーを感じました。観光地というよりも信仰の場所なんだなと実感できた場所です。機会があれば、ぜひもう一度行きたいと思っています。このお寺の近くに泊まって、早朝に散歩をしてみたい。

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ちなみにこちらの道路がボダナートから徒歩30秒のバス通り。まさかこの裏にあんな荘厳な景色が待っているなんて思えないですよね。

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寺院の周りには古い建造物がたくさん並んでいます。決して手入れが行き届いているとはいえませんが、ひとつひとつの建物が美しいと感じました。これらの建物は、今はホテルや食堂、仏具屋さん、土産物屋さんなどになっています。

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このお寺に吸い寄せられてきたかのように、周辺にはたくさのチベット系住民が住んでいます。この女性のように特徴のある柄の民族衣装を着ています。

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ストゥーパの正面にも寺院があり、こんなに巨大なマニ車があります。

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また、このお寺の二階に上るとストゥーパを少し高い位置から見ることができます。人のサイズを見るとストゥーパがどれぐらい大きいか分かるでしょうか。

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ストゥーパの周りを歩くとこのような木の板がありました。ここはあの五体投地でお祈りするための板なのです。五体投地って聞いたことありますか?チベット仏教でのお祈りの方法で、五体(両手・両膝・額)を地面に投げ伏して大地にひれ伏し、仏様や高僧に礼拝することで、仏教における一番丁寧で正しい、最上の礼拝方法とされています。チベットでお坊さんが聖地を目指すとき、この五体投地を繰り返しながら、少しずつ少しずつ前に進んでいく巡礼(というか修行?)の方法があるそうです。普通に歩けば数日、数週間で進めるような距離を何ヶ月、何年もかけて行くのです。常人の私には、気の遠くなるような話ですが本当です。ちなみに、ここではみんな五体投地を数回したら、後はストゥーパの周りを普通に歩いて回っていました。

仏教のお寺の紹介も、書き出すと結構長くなっちゃいましたね。次はポカラでのトレッキングの様子を紹介したいと思います。
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by cita_cita | 2010-11-17 23:06 |

ネパール紀行 その3

今回はヒンズー教のお寺について。

ヨガのリトリート中に訪れたのはカトマンズにあるパシュパティナート寺院。ネパール最大のヒンズー教寺院です。

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参道には、色鮮やかな顔料が。これを使って顔や額に印をつけたりします。

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ヒンズー教の行者(サドゥー)。この人は大丈夫でしたが、サドゥーによってはポーズをとって写真を撮らせておいて、後でお金を請求してくるので注意。

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この人もサドゥーですね。オレンジ(黄色)の布を体にまとっていて、顔には灰を塗りつけて顔料でお化粧(?)していたりします。お風呂にはあまり入らないので(川には浸かると思う)髪はドレッドの人も結構多いです。

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この寺院はガンジス川の支流にあたるバグマティ川に面しています。ヒンズー教徒はお墓を持たないので、この河原の火葬場(ガートといいます)で荼毘に付し、その後、遺灰を川に流します。

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川ではインドと同じく、洗い物をする人や、身を清める人などがいます。水は決してきれいではありませんが、ヒンズー教徒にとっては聖なる川です。

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火葬場はカーストによって2つに別れています。こちらはカーストが低い人のための火葬場。

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こちらはカーストが高い人のための火葬場です。どちらもすぐ近くなんですが、こちらのほうが少しだけ上流側にあります。

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ちょうど火葬の最中でした。遺体を水で清めた後、組み上げた薪の上に遺体を安置し、わらに火をつけて、それを薪の下にくべます。


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周りでは観光客を含め大勢が見守っています。ヒンズー教では、輪廻転生の考えがあって、死はその中のひとつの過程でしかないので(だからお墓も作らない)、日本のように泣いている人はありません。泣くと、魂が引き止められてしまうと考えるのかもしれません。でもやはり身内は心の中では涙を流しているのだろうと思います。

私は、今までにバリでも何度か火葬を見たことがあったので(バリヒンズーでは火葬は人生最大のイベント)、それほどショックではありませんでした。でも、一緒に見ていたYちゃん(ヨガのリトリートで同室だった女性)は、何の知識もなく来てしまったので、かなりショックだったみたいです。ここに行く人は、事前に知っていったほうがいいかもしれないですね。

いろんな意味で、死ということ、そして同時に生きることについて深く考えさせられる場所です。ネパールだけでなく、インドやバリも含めてヒンズー教では、死が、私たちの生活のすごく近い場所に存在しています。

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火葬は大体3時間で終わります。毎日大勢の人が火葬されるので、炭になった薪は集めてどこか別の場所に運ばれます。ここでは子供が作業をしていました。

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この火葬場の後ろ、お寺に隣接してホスピスがあります。右奥にある白い建物で、マザーテレサが作ったそうです。末期がんなど死の近い人たちがここに入って、最期のときを待ちます。死がいよいよ間近になると、川岸に連れてきて横たわらせて、牛乳を飲ませるのだそうです。(もうほとんど飲む力も無くなっている人が多いので、口を牛乳で濡らすというほうが正しいかも)

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これはヒンズー教寺院では、シヴァ神のシンボルとされるリンガ(男性器をシンボル化したもの)。女性器の象徴であるヨーニとセットになっていることが多いですね。ヒンズー教のお寺には必ずとといっていいほど見られるものです。このお寺にはやたらといっぱいありました(笑)

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ここはホームレスや行き場の無いお年寄りのための施設だそうです。ここもマザーテレサが作ったとか。

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ここはお寺の境内に入る前に、履物を預かる場所です。ヒンズー教の寺院では裸足になる必要があります。

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ここがお寺の正門になりますが、ここから先はヒンズー教徒以外立ち入り禁止。異教徒はここまできたら引き返しましょう。ちなみに、真ん中に見える金色のものは、ヒンズー教の聖なる動物である牛の像です。なぜか、こっちにお尻を向けてます。

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この時期はヒンズー教の大きな祭りであるダサインの最中だったので、正装した女性をたくさん見かけました。ダサインについては、別の機会にまた説明します。

次の回では、仏教のお寺を紹介したいと思います。
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by cita_cita | 2010-11-15 22:04 |

ネパール紀行 その2

リトリートの最中に、チベット医学の先生の講義を聞き、診察を受けるチャンスがありました。

チベット医学は、チベットのお坊さんの間に2500年以上前から伝わる伝統医療で、インドのアーユルヴェーダに中国医学の要素が加わったようなものだそうです。チベット医学では万物の起源は土、水、火、風、空の五元素からなると考えられています。万物ということはつまり人体もまたこの五元素が無いと成立しないということです。そして人間の体質・資質を3つの要素(ルン(風)、チーパ(火)、ペーケン(土、水))に分けて考えるところは、アーユルヴェーダに似ていますね。治療には漢方のような薬を使うのだそうですが、中国の漢方と違うところは、チベットに自生する高山植物を多く使うことと、鉱物をすりつぶしたものも一緒に混ぜたりするところだとか。

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カトマンズ市内のシェンチェンゴンパという僧院に付属しているクリニックから女医さんが来てくださいました。先生によるチベット医学の講義のあと、実際に簡単な診察をしてもらいました。人差し指、中指、薬指の3本を使ってかなり念入りに脈診します。また、舌を見てもらったりもします。正式には尿も含めて診断を下すのだそうです。

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ビクターとの2ショット。先生の服はチベット女性の民族衣装。なんとなく「チャングム」のお医者さん時代の服に似ていませんか?

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この翌日、私たちもカトマンズ市内に移動して、実際にシェンチェンゴンパを訪問しました。ここは日本でいう薬師如来を本尊とするゴンパ(僧院)です。

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チベット仏教のお寺は外も内部もすごく鮮やか。日本だと密教(高野山とか比叡山)のお寺もこんな感じですよね。京都ではあまり見ないスタイルです。

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若いお坊さんがプジャ(お祈りの儀式)を続ける中、一番えらいお坊さんがやってきて、まだまだお祈りは続きます。チベット仏教のお祈りは日本のとは全然違って、お経を唱えたと思うと、突然楽器を鳴らしたり、手の指をパチパチならして祈ったり不思議な感じでした。すべてが終わると、私たち一人ずつにダガーという赤い糸が与えられ、聖水を頂いて口と頭を清めます。赤い糸は手首にくるくる巻いたり、首にかけたりしてお守りにします。

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ゴンパを出ると、歩いてすぐのところに、シェンチェンクリニックという病院があります。ここはチベット仏教の病院です。ここで昨日の女医さんが働いていました。このクリニックは、貧しい人たちもいつでも来られるように診察料は無料なのです。薬を処方してもらうときだけ、薬代を払います。

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薬は丸薬みたいなもので、直径1センチぐらいの球体です。ヒマラヤの薬草やミネラル(鉱物)がはいっています。

私は首や背中の神経が圧迫されやすいのと、冷え性の傾向があるというので薬を処方してもらいました。朝、昼、夜、それぞれ違う薬だそうです。丸呑みしてもいいのですが、口の中で軽く砕いてから飲むと良いといわれました。ものすごく苦いのではないかと、ちょっとビビリましたが、意外とソフトな味で、大丈夫でした。帰国してから1週間ちょっと薬を飲み続けましたが、体調はいいかんじで、夜もぐっすり眠れるし疲れもたまらない感じです。薬が効いているのかな。

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これが先生が私に書いてくれた処方箋。チベット語で書いてるそう。ネワール系(カトマンズ周辺に多い民族)のネパール人に聞いても「チベット語だってことはわかるけど、ぜんぜん読めない。」って言ってました。

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袋には1回何錠飲むか、○印を使って書いてくれました。私たちが日本人だから、わかりやすくしたのかな。「大きい錠剤2つと小さいの2つ」の場合は○○。。みたいに書いてありました(笑)
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by cita_cita | 2010-10-29 22:31 |