KUPU*KUPU
2012-11-26T17:11:41+09:00
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京都から旅先から…日々の「!?」を発信します
Excite Blog
2012年 京都の秋
http://kupukupu.exblog.jp/19271685/
2012-11-26T22:52:00+09:00
2012-11-26T17:11:41+09:00
2012-11-26T16:57:06+09:00
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京都
今年の紅葉があまりにも見事だったので、写真をアップしたいと思います。
まずは11/23の嵐山から。
ここからは11/25の真如堂とその周辺。
そして最後に11/26の法然院とその周辺。
以上です。今週末は金沢に行く予定なので、この秋の京都の紅葉はこれで見納めかな。]]>
台湾 食とヨガの旅 その1
http://kupukupu.exblog.jp/18269972/
2012-06-28T22:25:00+09:00
2012-06-28T23:32:46+09:00
2012-06-28T11:25:57+09:00
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旅
今回の旅を計画したきっかけは、トライヨガの師匠、カリジ先生が台湾にてリトリート(合宿みたいなもの)を開催されると知ったこと。カリジ先生はアメリカに本拠を置いて活動しているのでなかなかじっくり教えてもらえる機会がないため、先生が台湾まで来るなら!と思い立ったのでした。リトリートは5日休みがあれば参加が可能だったのですが、せっかくなので長期休暇を取得して、台湾旅行も楽しんでしまおう!ということにしました。
旅の前半の5日間は台南と台北を旅して、後半5日間はどっぷりヨガというプランです。ユナイテッド航空のマイレージを使って特典航空券が取れました。直行便は空きがなかったので、行きは全日空&エアチャイナで上海経由、帰りはアシアナ航空でソウル経由です。3日ぐらいの旅行だったら時間がもったいないけど、10日もあるからまあいいか。
上海行きのANAの窓から見えた雲。翼に矢印が書いてあって、なんだか面白い写真になりました。
機内食は和食でした。期待していなかったのに結構おいしかったです。
台北の桃園空港から20分ほどバスに乗って、台湾高鉄(新幹線)の駅に移動。チケット売り場は「みどりの窓口」と同じような雰囲気で、スムーズに購入ができました。
台湾の新幹線は日本と同じ機材を使っているとは聞いていたのですが、あまりにも同じで、笑ってしまいました。違うところは、注意書きや車内放送が中国語であるところと、お客さんが台湾人なこと、そして乗務員さんの制服ぐらい。
台南は夕立が終わったみたいでちょっと蒸し暑い。駅に近い朝代代飯店という宿にチェックインしましたが雨が降ったりやんだりしていたので、夕食はホテルの近くで軽く済ませました。汁なしビーフンとワンタンスープです。おいしかった。
実は、この1週間の台湾は日本でもニュースになるぐらいの大雨で、各地で洪水被害が発生するほど。私は幸い洪水の被害にあうことも、乗り物の遅れに遭遇することもなかったけれど、とにかく雨の降らない日は一日もありませんでした。でも、そんなことが気にならないくらい楽しい旅になったので、結果オーライです。
2日目の朝、土砂降りの雨の音で目が覚めましたが、ホテルで朝食を食べているうちに雨はやんでくれました。ホテルでもらった地図を頼りに、さっそく台南の街歩きに出発です。まず行ったのは地元っ子に人気の連得堂というおせんべいやさん。台南で四代続く老舗だそうです。路地の分かりにくいところにありますが、店の前にお客さんがひっきりなしに来ていたので見つけることができました。
これがそのせんべい。堅いクッキーみたいな、甘くなつかしい味です。これはプレーンで、手焼きのため1日1人限定2個しか買えません。ピーナッツ味や味噌味は3ヶ月待ちとか…(ホントかな)。
連得堂を出てしばらく歩くと、目立つ看板の「無名豆花」というお店が。地元の人がいっぱい座ってたので、吸い寄せられるように私も入ってみました。
紅豆豆花。ふわふわの豆腐に冷たく甘いシロップが掛かって、紅豆をオンしたデザートです。トッピングはこのほか、タピオカやピーナッツ、イチゴなど色々選べるみたい。蒸し暑くて喉が渇いていたので、喉越しのいい冷たい豆花、最高でした。ここはまた行きたいお店!
途中、鴨母寮市場というローカル市場を発見。面白いので中を通ってみることに。
台南名物のサバヒーというお魚です。結構骨が多くて脂が乗っています。お粥や団子にすることが多いみたい。
市場を出て赤嵌担仔麺というお店で早めの昼ごはんを食べることにしました。台南は坦仔麺の本場で、あの度小月の本店もあるのだけど、地元ではこちらも大人気なのだそう。店内はレトロかわいい中国風インテリアで清潔感があり、いい感じです。
名物の坦仔麺(小)と肉燥飯(台南版の魯肉飯)を注文。坦仔麺はニンニクが利いてておいしいし、肉燥飯は甘辛く日本人なら大抵好きな味!
お店からすぐ近くにいくつか有名な観光地があったので行ってみました。これは赤嵌楼。1600年代、台湾がオランダに統治されていた時に築城されたレンガ造りの建物で、鄭成功(ていせいこう)がオランダを撃退した後に中国風の建物に作り変えたそう。
今回の旅で初めて知った鄭成功は台湾人の尊敬するヒーローらしい。銅像の前でみんなが写真を撮っていました。そして鄭成功の母が日本人で、長崎生まれであることも知りました。旅をすると、学校の授業では全然頭に残らないようなことも興味を持てるのがいいね。
この日はちょうど台湾の高校入試の日でした。学問の神様の銅像前には合格祈願の絵馬がいっぱい。受験票のコピーがいっぱい貼り付けてあるのが日本とは違ってびっくり。だって家の住所とか写真とか受験番号とか全部書いてあるんだもん、個人情報も何もあったもんじゃない(笑)
次に訪れた祀典武廟というお寺でお参りをしようと思って、日本語のパンフレットがあるか聞いてみましたが無いとのこと。仕方ないのでガイドブック片手に、台湾人の真似をしながらお参りしていました。5分ほどすると、私に声をかけてくる人が。なんと、お寺の係員さんが、近所に住む日本語のできるおじいさんの家まで呼びに行ってくれたのでした。台湾人の親切さに感激しつつ、おじいさんの丁寧な説明を聞きながら一緒に最後まで、無事にお参り終了しました。
こちらがそのおじいさん、謝さんといって昭和4年生まれの83歳。すごくキレイな日本語を話されます。
そして謝さんにおやつをご馳走になりました。これは碗粿(ワングェ)という台南名物。もち米粉に、豚肉や卵黄の塩漬けなどを入れて蒸し固めたものでむちむちした食感がおいしいです。でも確実におなかが膨れます!
そしてお家に呼ばれてマンゴーまでごちそうに。これは普段見慣れた赤いマンゴーとは違う、台湾マンゴーの原種。青くて小さいのですが、私の知ってるマンゴーよりもさらに味が濃くて甘い!私はこっちの味のほうが好きです。でも、繊維が多くて歯にひっかかるのが玉にキズ…。
台湾のお年寄りは日本統治時代に子供の頃を過ごしているので、日本語教育を受けています。謝さんもその一人。そして、謝さんの恩師である日本人の先生は、今95歳で、山形県に住んでいらっしゃるとのこと。そして驚いたことに今でもまだ交流を続けているのだそう。昨年、謝さんが日本に旅行した際、先生を訪ねて山形まで行ったそうで、その後に送られてきた葉書を見せてもらいました。なんと70年間以上も関係が続いているとは!日本人同士であっても稀なことなのに、この話を聞いて本当におどろきました。
謝さんの家を出て、神農街というエリアに行きました。築200年の家が並ぶ地域で、もともと運河だったところが埋め立てられて道路になっています。かつては船が行き来していたので、建物の1階はお店で2階は倉庫という建物の造りになっていたそうです。私は昼間に行きましたが、夜はライトアップされて、すごく雰囲気がいいのだそう。
蒸し暑さで汗が噴出してきたので、通りがかったところで見つけた雰囲気のいい美容院へ飛び込みました。ここでシャンプーをお願いしたのです。私、旅先でシャンプーするの結構好きなんです。エステやマッサージほど時間もお金もかからないし、頭もさっぱりして疲れも取れるので。特に台湾の美容院は本当に頭のマッサージが上手なので、日本で高いお金を出してヘッドスパするよりも絶対おススメ。今回私が入った店はアタリだったようで、本当に上手でした。普通のシャンプーだと180元(470円)と格安ですが、ちょっとフンパツしてスペシャルコースにしてみました。頭皮クレンジングや目の温熱ケアなども入って680元(1770円)。これがめちゃくちゃ上手で、気持ちよすぎて何回も意識を失いそうに…できれば滞在中何回も通いたいぐらいでした。私、また台南に行ったら絶対ここに行きたいです。
さらに歩いて通りがかった阿田水果。木瓜牛奶(パパイヤミルク)の名店です。私、このドリンクが大好きなんですが、今まで飲んだどれよりもおいしかった!! ちょうど一番フルーツの美味しい季節に、しかも台湾南部に行ったのもよかったのかもしれません。
パパイヤミルクを飲みつつ向かったのがカラスミやさん。ここ、明興商行ではカラスミ作りの名人といわれるおじいさんが手作りした絶品カラスミを直接買うことができます。このおじいさんも日本語が上手で、お土産を探しているというと冷蔵庫から適当な大きさのカラスミをいくつか出して選ばせてくれました。重さで値段を決めるようです。この日は北海道のお寿司屋さんからまとめて注文が入ったようで、今から送るんだよと教えてくれました。お寿司やさんから直接注文が入るなんて絶対おいしいに違いない!(→帰国後、食べましたが本当においしかったです。なんでもっと買ってこなかったのか、今となっては悔やまれます)
この時点で時計を見ると5時半ごろ。買い食いし続けた分を消費すべく、さらに歩きます。(で、結局またさらに買い食いするんだけどね)
やってきたのは旧台南州庁舎のあるロータリー。この周辺には日本統治時代の官庁街で、その頃に作られた建物がたくさん残っています。1916年建築の旧州庁舎も今は国立台湾文学館としてリニューアルされています。この写真は1938年築の旧合同庁舎、今でもそのままの姿で現役の消防署として使われています。
これはロータリーから5分ほどのところにある台南警察局。1931年建築です。謝さんは「日本は台湾の近代化を本当によく助けてくれた。よくして下さった。終戦になって、蒋介石が来て、初めて日本のありがたさが分かった。」と話されていましたが、こうやって当時の建物が壊されることなく今でも大切に使われているのを実際に自分の目で見て、日本人として本当にうれしくありがたく思いました。
このほかにも旧勧業銀行(現土地銀行)の建物や、現在修復工事中の林百貨店という1932年建築の建物などを見ました。林百貨店については、当時からエレベーターが設置されており、地元の人達の誇りだったそうです。終戦後、中国本土から蒋介石とともに沢山の軍人が来て、ここで初めてエレベーターを見て驚いたんだよ、と謝さんが教えてくれました。
近くの窄門というカフェに行ってみました。入口がすごく狭いことで有名なカフェです。店の名前も「狭い門」という意味で、体を横にしないと絶対に通れません。マツコは横になっても通れないと思います。
この店のスペシャルコーヒーを頂きました。コクがあって、すごくおいしいです。
店内はレトロな雰囲気で居心地がいい。京都にも町家を改装したカフェがたくさんあるけど、ここもそんな雰囲気。
6月のせいか、7時になってもまだ明るいのでさらに少し歩いてみました。福記肉圓というお店で肉圓(バーワン)を食べました。お米をすりつぶして練ったものを皮にして、中に肉などの具を詰めて蒸した小吃(スナック)です。上に甘めのソースがかかっています。これは日本にはないよね。半透明の弾力のある皮がムチムチして、その中のお肉がジューシーでおいしい。
そのすぐ数軒隣の莉莉水果店にて、今度はマンゴーカキ氷。うう…うますぎる…これまた今まで食べたマンゴー氷の中でベスト1でした。
ロータリーに戻ると旧州庁舎だったという国立台南文学館がまだ開いていたので(トイレを借りるために)入ってみました。そしたら、ここがすごーく素敵な建物だということが分かり、しばし中を見学。この建物、入館料無料なのに、図書室や自習室、展示室などすごく充実していて、こんな施設があるなんてうらやましい!と思いました。
さすがにおなかがいっぱいなので、一旦ホテルに戻ってどうするか考えようと思ったのですが、また気になる店が。奉茶(フォンチャー)という中国茶の人気店です。2Fは鍋料理などの食事もできるカフェになっていて、1Fはテイクアウトのお店でお客さんでにぎわっていました。その横に小さなドアがあり、そこが茶葉を売るお店になっています。台南でお茶を買いたいなと思っていた私はここに入ってみました。最初は営業時間を聞いて、翌日以降に来ようと思ったのですが、私が日本人とわかると2Fから少し日本語のできる店員さんを呼んでくれたので、お買い物することに。自分の好みを伝え、3種類のお茶を紹介してもらい、2つを購入。で、結局またここでおなかちゃぽちゃぽになり、トイレを借りました。
ホテルまでの帰り道、「三丁目の夕日」か!?と思うような光景を横目で見ながらようやく部屋に戻りました。時計を見ると9時過ぎ。いやー今日は一日よく歩いた、良く食べた!で終わるところですが、台南といえば夜市!夜市といえば台南!と誰もが言うので…行っちゃいました。だって昨日のこの時間は土砂降りだったし、ここ数日の天気予報を考えると、今晴れてるのは奇跡的!行かねば!
タクシー飛ばして30分、台南最大の花園夜市です。実は台北と違って、台南の夜市は流動夜市といわれ、毎日で開かれているわけではありません。曜日によって開催場所が変わるのです。この花園夜市は毎週木・土・日の開催。この日は日曜日なので私にとってはラストチャンスだったんです。
ごく普通の道路をずーっと走った先に唐突に現れた広場には無数ののぼりが立ち、ライトでまぶしく照らされて、ここだけが異様な熱気に包まれています。私が到着したのは10時前だったのですが、すごい人の数。しかもどんどん増えていく感じが…台北で夜市に行ったときも、その人出のすごさに「あんたらどれだけ買い食い好きやねん」と思ったけど、台南でも健在でした。だって、お祭りの数日間とかじゃなくて、毎週やってるのに、いつでもそこにあるのに、なんでこれだけの人が集まるのか…しかもここにいるのは台北の士林夜市とかと違って、ほぼ100%地元の台湾人ばかりなのに。
鶏の足とかー
虫の串とか恐ろしいものもあります((((;゚Д゚))))キティちゃんとのギャップがすごい
でも私は冒険せず、西瓜汁と蚵仔煎(牡蠣入り卵焼き)を頼みました。人が並んでるので期待しましたが、やっぱりおいしかったです!
そして帰りに葱油餅を買って、ホテルに戻って台湾ビールと一緒に食べました。
こうやって、濃すぎる1日が終わりました。この日ホテルを出てから口にしたものを思い出すと、ちょっと恐ろしい。豆花に始まり、坦仔麺、燥肉飯、冬瓜茶、椀粿、マンゴー、パパイヤミルク、アイスコーヒー、肉圓、マンゴー氷、鉄観音茶、西瓜汁、蚵仔煎、檸檬汁、葱油餅、台湾ビール…。食事時とか全然気にせず、ただ思いつくまま、見るままに食べ続けました。
台南は食の都、小吃天国だって聞いていたけど、あれは本当だったんだね。
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台湾へ
http://kupukupu.exblog.jp/18142551/
2012-06-09T06:47:00+09:00
2012-06-09T06:53:33+09:00
2012-06-09T06:49:50+09:00
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未分類
本日から台湾へいってきます。戻ったら、ブログを再開しようと思っています。それでは、いってきます。]]>
365日。
http://kupukupu.exblog.jp/17495001/
2012-03-10T11:43:00+09:00
2012-03-10T12:05:24+09:00
2012-03-10T11:43:11+09:00
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その他
この1週間、テレビではたくさん震災関連番組をやっています。今もNHKで岩手の様子が流れています。きっと明日はどのチャンネルを回しても、震災関連一色になるでしょうね。
ちょうど今から半年前も「震災から半年」の番組で、テレビがいっぱいになりました。でも、それも数日でなくなりました。その頃に私は山田町にボランティアに行きました。途中、釜石や大槌を通りながら山田に向い、初めて現地であちこちで作業をしながら、まだまだ復興なんて言える状態ではない、これは自分が想像していた以上にとんでもない時間とお金が必要だ、とよく分かりました。
それまでもできる範囲で募金とかしてたけど、行ってみて、これはずっとやめたらあかんな、いつまでも忘れずに続けないとあかんなと実感できた経験でした。とにかく忘れないことが大事やなと。
本当はみんなにまんべんなくお金が行き渡るような支援が理想だと思うけれど、あまりにも影響を受けた範囲が広すぎるので、私はとりあえず自分がいった山田やその周辺を積極的に支援していこうと思っています。そして余裕があればその他もと考えています。
これは、浜のミサンガ「環(たまき)」。かつてホタテや牡蠣の殻むきや、水産加工のお仕事をしていた三陸の浜の女性達が仕事を失っているのを支援できるようにはじまったプロジェクトです。浜のお母さんたちの手作りのミサンガ。真ん中の茶色い部分は魚を取るための網、周りの白いところは麻ひもです。大きいミサンガは器用なお母さん達、細いほうは、手仕事に慣れていないお母さん達が作ったものです。売り上げの半分ぐらいが、作り手さんの収入になります。
三陸一帯のプロジェクトですが、通し番号が付いています。私のは山田町で9201番目に作られたモノです。
今、テレビの画面は福島の場面に変わりました。帰りたくても家に帰らせてもらえない人達。自主避難の結果、家族が離ればなれになってしまった人達、あるいは一旦避難させた子供達を家に戻す決断をしたもののこれでよかったのか悩み続けている人達。そして家族全員で福島から出て、「自分たちは故郷を捨てて逃げてきた」と悩む人達。
特に福島のことについては、何が正しい選択なのかなんて、誰にも分かりません。こうやって自分の家でテレビを見ながら…実際に当事者でない私が、軽々しく自分の意見を言うことはできませんが、だからといって、やっぱり忘れてはいけないし、無関心ではいけないということだけは間違っていないと思います。
この週末はいつも以上に東北のことを考える機会が多いはずですが、それは当然のこと。それよりも、その後もちゃんとこの気持ちを保てる自分でありたいな。そして、自分は何をできるのか、ずっと考えていきたい。]]>
「料理処はな」@川端丸太町
http://kupukupu.exblog.jp/17466999/
2012-03-05T22:06:00+09:00
2012-03-05T15:20:52+09:00
2012-03-05T15:07:57+09:00
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おいしいもの
ここは日本料理の板前さんとイタリアンの料理人さんが一緒に経営されているお店です。夜がメインのお店なのですが、土日だけランチもあって、それがとてもお得な内容だというので行って来ました。
ランチは2種類、Aコース(スープ・八寸・メイン・〆膳・デザート・コーヒー )が1500円と、Sコース(Aコースにお造りと季節の一品がプラス)が2300円。せっかくなので今回はSコースをセレクト。
金時にんじんのスープ。甘くてにんじんの風味が濃厚!
八寸は右上から時計回りにふくさ卵、鴨ロース、生麩田楽。
本マグロの中トロ、うに、もんごいか。器も素敵です。百人一首の紀貫之の歌が書いてありました。
季節の一品、蓮根と焼きごぼうの団子、白子の蒸し物。お椀がまた美しい。
メインは近江牛のハンバーグとカリフラワーのグラタン。お肉がジューシーでとても食べ応えがありました。
こちらは友達の選んだメイン。鳥羽の桃取産牡蠣の竜田揚げ。味付けは控えめな和風なので柔らかく煮いた大根とも良く合うのです。
ほたてと大根の炊き込みご飯、わかめのお味噌汁。ほたては多分後からさっくり混ぜ込んであるのだと思います。貝柱がパサパサせずみずみずしくて感激しました。
ココナッツのブランマンジェと完熟いちごのソルベ。いちごをつぶして砂糖とレモン汁を加えただけのシンプルなものですが実においしかったです。
そして食後のコーヒーをいただいて、これで2300円はいいの?という感じ。
お昼は500円のグラスワインがあるのですが、ありがちなコスパ重視のハウスワインとは違い、ボトルで頂きたいぐらいの質のいいワインが5種類。(スパークリングx1、白赤それぞれx2)
場所は少し街中から離れますが、窓側の席は鴨川の流れを楽しみながら食事ができるし、ちょっとフンパツして知り合いを誘っても、絶対に喜んでいただけると思うお店です!
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冬の北陸旅 「乙女寿司」
http://kupukupu.exblog.jp/17271374/
2012-01-25T20:30:00+09:00
2012-01-25T16:57:21+09:00
2012-01-25T16:30:10+09:00
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おいしいもの
金沢一泊、富山一泊の旅を楽しんできました。
初日のランチに行った乙女寿司の芸術的なお寿司をご紹介します。
まず、カウンターの席につくと寿司を置くところ(あれ何て言うの?)が輪島塗。そこに置かれたガリがいきなり絶品。歯ごたえがしっかりあって、フレッシュでいくらでも食べたい。今まで食べたガリの中で間違いなく一番でした。
寿司ネタを入れているネタ箱を開けて見せてくれました。なんと美しい!
お酒は地元金沢の菊姫を注文。この後、手取川をおかわり。
「すぐに握りますか?」と聞かれたので、少しつまむものを作ってもらいました。手前は平目、奥は寒ぶり。こんもり盛られた「けん」がまたおいしいのだ。
この季節が旬のくもこ(タラの白子)のポン酢。全然臭みがなく、クリームのような濃厚な甘み。
のどぐろをだしに漬けて焼いたもの。脂がのりきってふわふわの食感。九谷焼の器もステキです。
お口直しに、と出てきた汁物は、白子をすりつぶしたスープ。おいしくないわけ、ないやん。
さてここから握りに突入。一品目は甘エビ。
赤いか。細造りにしたものに、さらにめちゃくちゃ細かく包丁を入れてあって口の中でほどけます。
鯛の昆布〆め。上品!
ぶり。お造りは背中側の身でしたが、こちらはお腹の身です。脂ののりが違う!
ずわい蟹。かに味噌がとっても濃厚でおいしい。
中トロ。溶けます。
うに。軍艦にするか、そのままか選ばせてくれました。
ばい貝。金沢で貝といえば、これです。
しめ鯖。本当に軽くしめただけなので、とてもフレッシュ。
お味噌汁の器は金蒔絵の輪島塗。具は蟹のすり身だんご。
蒸しあなご。塩と柚子皮がふってあります。
以上、飲んで食べて9800円でした。分不相応に贅沢してしまったけど、せっかくの冬の金沢。お寿司だけならおまかせ10貫で4200円の納得料金です。]]>
ぜいたく忘年会@天六Mush-Up
http://kupukupu.exblog.jp/17240521/
2012-01-19T22:01:00+09:00
2012-01-19T12:22:46+09:00
2012-01-19T12:02:22+09:00
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おいしいもの
まずつきだし代わりにうるめいわしときびなご。すだちを絞っていただきます。苦味があっておいしいー。
そしていきなり!ぶりです。めっちゃでっかく切ってあります。真ん中に盛り付けた小さい切り身をそのままお刺身としていただき、周りの身はぶりしゃぶで。
ぶりしゃぶ用の鍋がこれ。たっぷりのキノコと大根おろし、柚子皮がのっけてあります。まずはキノコ類をいただきつつ、少しずつぶりをしゃぶしゃぶして味わっていきます。
Mush-Upはお酒も豊富。いつも見たことのない日本酒がたーくさん揃っています。この日はお料理に合わせていくつか選んでもらいました。
お口直しのサラダ。根菜を中心にめずらしい野菜がたくさん。さっぱりマリネ風。
出ました、ウニ!いか!いくら!!わさび醤油もおいしいけれど、小皿に盛った藻塩と一緒に食べると濃厚な味が余計にひきたちます。
岡山産生牡蠣。海のめぐみ、潮の香りがたっぷり。
いいキハダマグロが入ったので...ということで珍しいまぐろのカマ焼き。
そして最後にぶりの旨みたっぷりの雑炊で〆。
と思ったら最後にかす汁が出てきました。
これでもかというほど食べて飲んで(ビールのあと日本酒も4,5種類は飲んだ)6000円台。あー最高。Mush-UPホンマ大好きやー。あっしーさん、いつもおいしいものをありがとう!]]>
大切なあなたへ。
http://kupukupu.exblog.jp/17220527/
2012-01-15T11:32:00+09:00
2012-01-15T21:30:34+09:00
2012-01-15T11:32:59+09:00
cita_cita
その他
私に無いものをたくさん持っている人でした。穏やかで辛抱強く、慎重で、でも周りに流されることなく自分の考えを貫く強さを持っていました。そしていつも自分のことよりも人への思いやりを忘れず、私が大変なとき、自分のことのように心を痛めて私のことを気遣ってくれる心のきれいな優しい人でした。性格は正反対というほど違うけれど、私たちは不思議と気が合い、これまでに数え切れないほど旅行に行ったり、お茶をしたりご飯を食べたり、カラオケやコンサートに行ったりしてたくさんの時間を一緒に過ごしてきました。
この先も、ずっと一緒にいると信じて疑わなかったし、これから歳を重ねて一緒におばあちゃんになっていくつもりだったのに。人生で色んなことがあるたびに、いつも彼女に報告し、相談し、励まされてきたのに、これからはそれもできません。
知らせを聞いてから一週間、何か少しでも現実的なことをやっていないと悲しくて、事務的に仕事や家のことを淡々とこなしている自分と、突然彼女のことを思い出して泣いている自分が代わりばんこにぐるぐる入れ替わって、自分の中に人がふたりいるみたいな感じでした。
彼女とは思い出が多すぎて、家の中にいてもどこにいても逃げることなんて絶対にできないこともよく分かりました。彼女と堀江で一緒に選んだ洋服や、旅行に行ったときに買った物や、彼女にお勧めされて使い始めたシャンプーや、誕生日にプレゼントしてもらったクッションに囲まれて、車に乗ると、一緒に何度もコンサートに行ったサザンやトータスの曲が流れてきます。彼女に関係のあるものを部屋の中から100個探せといわれたら、きっとすぐに100個見つかると思う。
昨日、彼女にお別れをしに行ってきました。もう本当にいないのだということを実感するのは本当につらいけれど、私は彼女がいない世界に生きていかないといけないし、ここを乗り越えるためにも、少しずつ自分の気持ちを整理していこうと思います。
そして何十年か先、おばあちゃんになって胸を張って再会できるように、彼女に恥ずかしくないような生き方をしていかないと。
その日まで先は長いし、これからも色んなことがあると思うけれど、遠くから見守っていてください。そして、その日まで私のことを待っていてね。]]>
いってきます
http://kupukupu.exblog.jp/17137336/
2011-12-29T16:32:55+09:00
2011-12-29T16:36:31+09:00
2011-12-29T16:36:30+09:00
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旅
和洋酒菜ひで@心斎橋
http://kupukupu.exblog.jp/17072477/
2011-12-17T22:22:53+09:00
2011-12-17T22:23:46+09:00
2011-12-16T14:53:43+09:00
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おいしいもの
単品で頼むこともできたのですが、初めてだったのでおまかせで色々お願いしてみました。
突き出しはのホルモンのカレー煮込み。ハチノス、すじ、ホソなどがよく煮込まれています。だしが濃すぎないのが私好み。
お造りを少しずつ。まずは伝助アナゴのお造り。アナゴって造りで食べられるんですね!プリプリしておいしかった。
こちらは鰆のたたき。鰆って身が柔らかくて足がはやいから、京都では西京漬けが一般的。たたきで食べられるなんて新鮮でないとできないですよね。
よこわまぐろ。しっかり脂がのっています。このあとに、もう少し骨に近い部分が出てきました。さらに脂が乗っていて最高。
たいらぎ貝の貝柱。しっかり甘くて歯ごたえ抜群。
炙り牡蠣。これは口に入れて噛んだとき、美味しくてうなってしまった。
そしてなんとクジラ2種。ナガス鯨の尾の身とミンク鯨のさえずり。めっちゃ久しぶりに食べた!!!
岩手の白金豚ソーセージと自家製ポテトサラダ。
イノシシの炭火焼。
小坂れんこん(加賀野菜)の炭火焼。ムッチムチです。
絶品の玉子かけごはん。
このほかにもあん肝が出たのに撮るのを忘れてました。
カウンターのみ、10人弱でいっぱいになる小さな店ですが、とても落ち着いてお酒が飲めました。また、ここのご主人の弟さんは京都でフレンチレストランMAEKAWA、繩手ワイン食堂、ワインビストロMERを経営されているそうなので、また行ってみたいと思います。
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元気です。
http://kupukupu.exblog.jp/16977700/
2011-11-29T23:25:00+09:00
2011-11-30T22:58:09+09:00
2011-11-29T11:25:55+09:00
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LOHAS
9月後半にボランティアに行って戻ってきて、10月、11月の2ヶ月間は仕事以外の部分で色んなことがあってバタバタと時間が過ぎていきました。その中で大きかったのは11月5日にインド中央政府公認のヨーガ療法士講座(YTIC)を無事に修了したこと。30代のうちに何か形になるものを残しておきたいと思って軽い気持ちで始めたものの、この3年半、課題が大変だったり、仕事との両立がしんどい時があったり、プライベートの波で凹んでそれどころじゃない時期もあり...さらに実際これがこの先自分の役に立つのか分からなくなった瞬間もあって何度も何度もやめようと思ったけれど、途中でやめて後悔したくないと、なかば意地になってやりきりました。まだ来年7月に学会発表があるので、それを終わらないと認定ヨーガ療法士にはなれないのですが、それでも今はちょっとすがすがしい気分です。
それから他に大きかったのは、9月に来日したTriYogaの創始者、Kaliji先生のヨガスマイルのクラスとワークショップでの通訳を担当させてもらったこと。最初は上手くやろうとか、失敗したらどうしようとか、自分のエゴからそんなことばっかり考えていたけれど、会ってみたら本当に素晴らしい先生で、先生をサポートするお弟子さん2人も本当にステキな人で、大好きになりました。
通訳とかどうとかいう前に、この人達と知り合えてよかったということが大きかった。これがきっかけでお弟子さんのひとり、Eva-Maria先生とのつながりができて、今、ドイツの彼女の自宅と京都の私の家を結んでSkypeでのヨガレッスンを継続的に受けさせてもらっています。Skypeで英会話のレッスンをしたことはあったけど、まさかヨガもできるとは!ホントにすごい世の中になったものだ。ちなみに今はEva-Maria先生は1ヶ月ティーチャートレーニングの講師をするために中国に長期滞在中なので、中国のスタジオをSkypeをつないでクラスに飛び入り参加させてもらってます。
左端がEva-Maria先生。暖かくて、やさしくて、心から大好きで尊敬しています。
また、10月にはこれまたひょんなことからHeart of Yogaの創始者、Mark Witwell先生の京都でのワークショップを通訳させてもらえる機会をいただきました。これもめちゃくちゃ緊張したけど、当日にそなえて読んだMark先生の著書、「ヨーガの真実」は本当に読んでよかった!と思える素晴らしい本で、この歳になって今まで知らなかった新しいことを勉強できるなんて本当にありがたいことだなぁとヒシヒシと感じています。
Mark先生が「毎日7分間、自分のためのプラクティスをしなさい。3ヶ月続けたらきっと何かを感じるから。」と教えてくださったので、朝起きて、会社に行く前7分間、ゆるゆるのプラクティスを行っていますが、気分がすっきりして本当にいいです。マーク先生と会った日から3ヵ月後って、なんと私の誕生日なんです。だから、それまで、3ヶ月間頑張りすぎず自然に続けられたらいいなーと思っています。
とまあ、近況はこんな感じです。ブログはご無沙汰でしたが、元気でやっております。今後もゆるゆる更新を続けていきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします!]]>
ムレスナティーハウスのモンブラン
http://kupukupu.exblog.jp/16971336/
2011-11-28T07:08:00+09:00
2011-11-28T10:11:44+09:00
2011-11-28T10:11:44+09:00
cita_cita
未分類
ムレスナティー、知ってますか。スリランカ(セイロン)にあるムレスナ社ブランドの紅茶のことです。ちょっと高いのですが、渋みがなくてとってもおいしい。フレーバーティーも有名で、種類もびっくりするぐらいたくさんあるんです。
週末に四条烏丸の近くにあるムレスナティーハウス京都に行ってきました。ケーキは季節限定のモンブラン、お茶はキャラメルといちじくのフレーバーティーをチョイス。
このモンブランが絶品でした。私、当たり外れがあるような気がしてモンブランを好んで食べることはあまりないのですが、メニューの写真があまりにもおいしそうだったので。そしたらこれが大正解。今まで食べたどのモンブランよりもやさしくて上品でおいしかった!土台にはさくさくメレンゲ、その上にリキュールの香り漂うつやつやのマロングラッセ、それを栗の風味の柔らかい生クリームで包んだ上からさらに栗たっぷりのマロンクリームで飾りたてて、トッピングは生の栗をほっくりと焼いたものが乗っていました。さらにサイドには(多分これも栗の)アイスクリームを添えて。食べてる間本当に幸せな気分になれるケーキでした。
期間が終わるまでにもう一度食べたいなぁ。]]>
東北ボランティア日記 6日目&最終日
http://kupukupu.exblog.jp/16746847/
2011-11-26T08:48:00+09:00
2011-11-27T01:13:47+09:00
2011-11-15T10:07:55+09:00
cita_cita
旅
私はがれき班になったので、この日の作業現場へ。多くの家屋が流された住宅地の中にある元駐車場でした。かなり大きな場所だったのですが、午前中は絵本班とポスティング班に3人ずつ参加していたので、10人での作業。今までの場所と違ってあまりにも範囲が広いので、まず何から手を付けたらいいのか、そしてどこまで処理をすればいいのか分からなくて途方にくれてしまいました。朝は晴れていた天候も実は不安定で、途中から雨も降り出してちょっとつらい作業になりました。
午後からは6人が合流してくれて、作業続行。とりあえず一通りは終わりましたが、これまでの現場と違って完了できたという実感がなくて、依頼主の方に申し訳ないような、なんとなく消化不良のような感じで終わってしまいました。かなり処理ができた部分とあまり手をつけられていない部分のムラができてしまったのですが、もしかしたら全体的に広く浅くやったほうがよかったのかもしれません。そのあたりの要望事項を、朝の作業請負時にきちんと確認できる限りやったほうがいいなぁという意見が夜のミーティングでも出ていました。
私は参加しませんでしたが、ポスティング班はこの日、仮設住宅に案内物を配布するという内容の仕事でした。参加したメンバーに聞きましたが、これが結構大変な作業だったようです。仮設住宅の作りを、私はこのとき初めて知ったのですが、各住戸の入口の扉は2層になっていて、1つ目の扉を開いたところが下駄箱のエリアになっていて、その奥にある2つ目の扉に郵便受けがあるのです。
そこに案内物を入れるときに、一声掛けてから入れるのですが反応は様々だったそう。中には、避難所から仮設に移ってから、人とおしゃべりする時間が減ったからといって、わざわざ玄関口まで出てきて受け取ってくれる人もいますが、ボランティアが仮設住宅の敷地内をウロウロしただけで嫌な顔をする人もあって、仕事の内容以上に気を遣うことが多くて大変だったそうです。後でボランティアセンターの人たちに聞いてみると、3、4月ごろにボランティアではない野次馬のような人たちがたくさん来て、人が無くなった現場や、壊れた家ばかりを写真に取ってウロウロしたり、火事場泥棒なども実際にたくさん発生したのだそうです。今回私達が配布した案内物は、アメリカに本部のあるNGO団体による「めがねを無料でお作りします」という内容のチラシだったのですが、これを説明してもチラシをもらうことを拒否する人もいました。その理由は、6月ごろに同じく「無料でめがねを!」というチラシが配布され、みんなが喜んで会場に行ったら、測定は無料だけれど、めがねを作るのは結局有料だったという出来事があったから。これまで色んなことがあって辛い思いをしたせいで、どうしても皆さん、疑い深く慎重になってしまうのは仕方が無いことなのかもしれません。なんだか少し悲しくなったできごとでした。いろんなことを考えてしまいました。
ボランティアセンターの中には、いろんな掲示物があります。これは、盛岡のJRの職員さんたちにがれき処理をしてもらった76歳のおばあちゃんからのお礼の手紙。
こっちは静岡の大学生グループさんへのお礼の手紙です。
ボランティアをした人や、全国の支援者からの寄せ書きもたくさん掲示されています。
この日の夜は、お弁当ではなくボランティアセンター近くのラーメン屋さん「かんべい」に行きました。「焼干ラーメン」というのが名物だそう。
あじやいわしを焼いてから干したものを焼き干しというそうで、煮干の5倍のだしが出るのだそうです。その焼き干しをベースにしたスープは香ばしくて、ほっとする、初めて食べるのになんだか懐かしい味でした。このお店だけなのか、この地方はみんなそうなのか、ラーメンの具に「麩」が入っているのが新鮮なかんじでした。
山田町でのボランティア活動も残すは明日の午前中半日となり、なんだか寂しい感じです。明日一日、がんばろうと皆でミーティングを済ませて眠りにつきました。
そして最終日、この日の午前の作業で、滞在中のすべてのボランティアは終了となります。道具のチェック作業もこれが最後。
この日は駅前の住宅地だった地域でのお仕事です。津波の後、火災が発生してたくさんの家がなくなりましあ。今は大きながれきは撤去されていて、草が生い茂った状態。でも土の中からは焦げた釘や割れたガラス・陶器の破片がこれでもかというほど出てきます。
依頼主のおばあさんが何度も様子を見に来てくださいました。このときいただいた「かもめの玉子」がおいしくって、お土産にたくさん買いました。午前中の限られた時間の中、みんなで心を込めて一生懸命に作業をすすめ、できる限りきれいにさせていただきました。やりきれなかった箇所もあって心残りでしたが、ここからは後陣のグループに任せることになります。
宿舎に戻ってお弁当を食べ、バスに乗り込む前、最後にみんなで思い出のビブスを着用して記念撮影。みんな「チームみえ」の顔になっています。
ここから三重まではまた17時間の道のり。途中、「民話のふるさと」といわれる遠野のあたりでこんなに幻想的な風景を見ました。黒いのは私達の乗るバスの影。
こうして、1週間のボランティア体験が終わりました。出発する前は一週間って長いなぁ、大丈夫かなと不安でしたが、終わってみれば本当にあっという間で本当に行ったんだなぁと不思議な感じで思い出すことも多くなりました。でも、行くまでは私にとって縁もゆかりもなかった未知の土地だった東北が、自分の中で近い存在になったのは間違いありません。それまでは募金していても何に対して、誰に対してやっているのか、漠然としたイメージの中で行っていましたが、今ではすごくクリアにイメージしながら募金やその他のボランティア活動ができるようになったのも、山田町に行ったおかげだと思います。
実際に行ってみて、半年以上たっても、まだまだ全然やることは尽きないし、お金はいくらあっても足りないぐらいだということがよく分かりました。これからも無理のないペースで、細く長い支援を続けていこうと思います。]]>
ちょっとまじめな話。
http://kupukupu.exblog.jp/16615981/
2011-11-10T20:30:00+09:00
2011-11-10T11:16:36+09:00
2011-11-10T11:06:13+09:00
cita_cita
その他
”人間は万物の霊長として、この地球で大きな役割を与えられています。私たちはその役割を認識し、人生において魂を磨いてゆく義務があり、常に精進を重ねて行かなくてはならない。それが、人間は何のために生きるのかという問いに対する解答でもあると思うのです。一生懸命働くこと、感謝の心を忘れないこと、善い思い、正しい行いに努めること、素直な反省心でいつも自分を律すること、日々の暮らしの中で心を磨き、人格を高め続けること、そのような当たり前のことを一生懸命行って行くことに、まさに生きる意義があるし、それ以外に人間としての「生き方」は無いように思います”
私達社員は、毎日朝礼でこのような哲学をベースにした名誉会長の著書を輪読して、そのテーマについて自分の体験につなげた感想を順番にみんなの前で話す時間があります。私も、この習慣を10年以上毎日続けているわけですが、やっぱり継続は力なりというのはその通りだなと最近思います。多分、この考え方と出会わなければ、腰痛改善のためにヨガをやりはじめた時もそれほど自分に響くものは無かったような気はするし、ヨガのアーサナの練習はしても、ヨガ哲学の勉強はしなかったと思う。これまでにやってきた、他の趣味と同様に熱病的に数年がんばって、息切れして、遠ざかってしまったと思います。
稲盛氏の考え方を宗教じみているだとか、怪しいとか色々批判する人もいますが(っていうか、実際臨済宗の僧籍を持っているのだから宗教じみて当然)、私はどうせ何かの仕事をするならばこのような哲学をもつ会社で働いてこられてよかったと今になって改めて感じているし、やっぱり彼の言う「宇宙の意思」とか「魂を磨く義務」っていうのは存在すると、私は思います。怪しいかな?
ちなみに「宇宙の意思」っていうのはこういう話です。
”この世にはすべてのものを進化発展させていく流れがあります。これは「宇宙の意思」というべきものです。この「宇宙の意思」は愛と誠と調和に満ち満ちています。そして私達一人一人の思いが発するエネルギーと、この「宇宙の意思」とが同調するのか、反発しあうのかによってその人の運命が決まってきます。宇宙の流れと同調し、調和をするようなきれいな心で描く美しい思いをもつことによって運命も明るくひらけていくのです”]]>
東北ボランティア日記 5日目
http://kupukupu.exblog.jp/15866084/
2011-10-12T22:11:00+09:00
2011-10-12T22:13:13+09:00
2011-10-12T15:22:47+09:00
cita_cita
旅
ひとつは物資搬入と仕分けの作業、これは力のある男性4名ほど。次は写真洗浄・整理の作業と、それが終わってから保育園に移動して絵本の読み聞かせが3名。残りのメンバーは小学校の物品移動という内容で、私は小学校チームに割り振りされました。
私達が訪問した先は「陸中海岸青少年の家」という施設。本来さまざまな研修や合宿などに使われていた施設です。震災の後は、避難所として使用されるとともに(現在は仮設に移られました)、津波や火災で校舎を失った船越小学校と大槌小学校の2校が同居する仮校舎となっていました。私達が訪れたのは9月21日。この前日に、大槌小学校が地元のサッカー場跡に完成した仮設校舎に引っ越し、大槌中と合同での利用を開始しました。これは岩手県で初めての本格的な仮設校舎だそうです。一方、青少年の家ではこれまで大槌小学校が使っていた場所が空きスペースとなったので、これまで2校の職員室、図書室、教室として使われていた体育館にあった物品をそちらに移動させて体育館を本来の目的に使えるようにする、というのが今回私達に与えられた仕事でした。
体育館にはまだ本棚が並び、図書室の蔵書がいっぱい詰まっている状態。さらに、この本棚の後ろには...
職員室がありました。
新しい教室の配置について案内するための、保護者通信。
さて、引越し作業開始!と張り切って荷物を運び始めましたが、これが思った以上に重労働。棚や事務机、コピー機などの大物は男性に任せますが、書籍や書類は大きさの割りにかなり重く、また形の異なる様々なものを持って階段を上り下りするのは体力だけでなくかなり気をつかう作業で、がれき処理とはまた違った大変さがありました。
階段の踊り場に寛平ちゃんからの応援メッセージを発見。「前進前心」
午前中にかなりの作業が進むなか、校長先生から作業の手を休めて集まって欲しいとの呼びかけがありました。今日は全校集会を行うので、その中で私達を生徒に紹介してみんなからお礼を伝えたいとのこと。ドキドキしながら集会が始まるのを待ちます。
この日は前期と後期の児童会役員の交代式でした。ひとりひとりが前期がんばった事とこれからの抱負を語っていて、とても頼もしかった。
その後、校長先生からの案内があり、私達は子供たちの前に整列しました。「4月25日に1ヶ月近く遅れで、このセンターでようやく始業式をしましたね。、みんなが元気になれるようにと、前期の児童会役員さんたちがリレー大会など色んなイベントを企画してくれましたね。そしてみんなで協力して慣れないこの場所でも半年間がんばってきましたね。」とひとつずつ思い出すようにお話されました。そして、「今日こうやって体育館の荷物を引っ越しできて、震災以来、ここで初めて全体集会を行うことができたこと、これからは雨の日も運動する場所ができたことはここにいるボランティアの人たちのおかげです。この人達は三重県や福井県やとても遠いところから山田のみんなのためにやってきました。みんなでお礼をいいましょう。」という先生の言葉の後、子供たちから「ありがとうございました」とおじぎされました。私達もそれに合わせておじぎをしましたが、みんな何も言えなくて、頭があげられませんでした。
その後も作業は続きましたが、子供たちにもらったパワーで私達の仕事もぐんぐん進み、なんと当初2日の予定だったものを1日で終了することができました。新しい場所に移った本棚を見て、休憩時間の子供たちが「わぁ、すごーい!」と言いながら通り過ぎて行くのを聞いて、なんかめちゃくちゃうれしかったです。
最後にみんなで記念撮影。オレンジ色がチームみえ、そして黄色が福井県からのチームの方です。
同じ日、他の作業をしたグループの写真があったので紹介します。こちらは写真の洗浄現場。泥やがれきの中から見つかった写真のうち、人がはっきり写っているようなものを選び、丁寧に汚れをとり、ひとつひとつ乾かして住人の皆さんの目に付く場所に掲示します。持ち主が見つかって手元に戻ればいいな。
七五三とか、成人式とかの記念写真も多いです。家を流された人たちは、自分や、震災で失った家族の思い出の写真がひとつも無くなってしまったという人も少なくありません。写真は、食べ物や衣服と違って生きていくために不可欠なものではないけれど、思い出の写真を手元に戻してあげるということも大切なボランティアの仕事のひとつなのです。
夕方、シャワーでなく久しぶりにお風呂に入りたいということで、地元の方が集まる光山鉱泉という銭湯に行ってきました。ここでゆっくりお湯につかっていたときに入ってきた地元の女性と喋っていてびっくり。山田のお祭りのとき、私たちが買ったカキ氷屋のおばさんだったのです。もともとお菓子を作るお店を商店街でやっていたそうなのですが、津波で全部流されて、お菓子作りの道具も、お祭りのときに使うクレープの機械も全部なくなってしまったとのこと。車も犬も流されてどこかにいってしまって、鍵だけ残ったんだそうです。今は残ったカキ氷の機械と少ない道具でやってるけど、またお菓子屋さんをしたいから頑張ると話してくれました。この週末には大槌町のお祭りがあるからそこでもお店やるけど、カキ氷の材料の氷が、氷屋さんが全部つぶれてしまったおかげでローソンの氷を買うしかなくて、材料費がかかって大変だぁ、って笑ってました。お風呂で裸のつきあいということで、一緒に湯船に入っているとなんだか気持ちがほぐれて色んな話をしました。
夜ゴハンとミーティングのあと、福井チームが私達にマジックショーと、どじょうすくいの芸を披露してくれました。彼らは普段から老人ホームなどを慰問しながらこうやって出し物をして皆さんを楽しませる活動をしているグループだそうです。このときは、宮古で老人ホームの慰問を行った次の日、山田で私達と一緒に学校でのボランティアに参加したそうです。
この日の夜はちょうど台風15号が東北を通過。夜中の2時ごろにピークを迎えたようで、体育館の外でもすごい雨と風の音でしたが、肉体労働で疲れがたまっていたのか、いつピークが来たのかも分からないほど熟睡してしまいました。]]>
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