マレーシア・ボルネオ紀行 その2

クアラルンプール2日目。この日はまだ会ったことのない友達(正確には友達の友達の友達…)の家に泊めてもらうことになっていたので、朝食後チェックアウトして、まず荷物を持ってそちらに移動しました。その友達はベトナムのハノイ出身の女の子で、名前はビンちゃん。今は仕事の関係で、1年半前からKLに駐在しています。事前に何度もメールでやりとりしていたものの、この日が初対面の私たち。ちょっと緊張しながら言われた住所を訪問すると、そこにはペトロナスツインタワーを眼前に臨む、豪華コンドミニアムが…!よくバンコクとかにある、外国人向けのサービスアパートメントみたいな建物です。「えー、ここに一人で住んでるんだよ、すごいなー」なんて同行のYさんと一緒に部屋のチャイムを鳴らすと中から起きたばかりのビンが出てきました。待望の対面を果たし、私たちの目に飛び込んできたのは…

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入るとまず広ーいリビングダイニング。一体何畳あるんだろ。

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大きくて使いやすそうなキッチン。この反対側にガスコンロがあります。

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リビングにはこんな飾り棚が。まるで外国みたい!って、ここも外国か。

このほかにメインベッドルームとゲストルーム、そしてバスルームが2つという夢のような部屋。私とYさんは彼女が普段書斎に使ってるというゲストルームとゲスト用バスルームを使わせてもらいました。

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とりあえず荷物を置かせてもらい、Yさんと私は半日市内観光へ。最初に向かったのは、ツインタワーの地下。42階部分にある展望ブリッジの整理券をもらうためです。9時半から入場できるのですが、チケット配布が1時間前からスタートするのとかなり人気のスポットであるため、早く行かないとチケットが無くなってしまうと聞いていたので8時すぎに行ったのですが…

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8時少し過ぎた時点でこの状況!展望チケットは15分刻みで入場時間が決まっているとのことで、1回のグループで15人ずつ、15分間見学ができるとのこと。30分ほど待ち、ようやく私たちが受け取れたチケットは11時のものでした。うーん、ここで2時間以上も時間をつぶすのはもったいない…先に他の場所の観光をしてから戻ってくることにしてチケットを遅い時間のものと交換できるか確認するとOKとのこと。4時のチケットを受け取って、タクシーでレイクガーデンという地域にある国立モスクとイスラムアート美術館へ向かいました。

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たぶんKLでは全くメジャーでないと思われるイスラムアート美術館は人も少なく、ひんやり涼しくてのんびり見学できました。途中地元の中学生たちの団体が入ってきましたが、それでも十分ゆったり。私たちから見ると、コーランも、モザイク模様も全く異文化のものですが、彼らにとってはどうなのかな。やっぱりもっと身近に感じるのかしら。でも、私の場合、日本でお寺に入って庭や仏像を見ると落ち着くけれど、日々お経に親しんでるわけではないからね(笑)。

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ご存知の通り、偶像崇拝を認めないイスラム教では、宗教画や仏像が存在しないかわりにモザイクタイルなど幾何学模様の装飾が非常に発達しています。昨日見た、あのペトロナスツインタワーの設計にもイスラムアートのデザインは生かされているとのこと。この美術館の天井もご覧の通りモスク内部のようにとても芸術的。

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らせん階段の上にかかるランプ。この複雑な透かし彫りの模様!!

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これは、イスラム模様のデザインがどういう工程でできあがっていくかを表したもの。

次に行ったのがチャイナタウン。マレーシアという国を一言で表すと、多民族国家。マレー系、中華系、インド系、中東系など、外を歩いていると様々な顔が当たり前に混在していて、日本と比べるとその多様性に驚きます。中華系マレー人は全体の3割ほどを占めているそうなので、わざわざチャイナタウンに行かなくても中華料理などおいしい店はどこにでもあるのですが、どこの国でも中華街と聞くといってみたくなる私。KLの中華街はどんなかな…。


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マレーシアやシンガポールには店舗と住居が一体になったショップハウスといわれる建物があります。1階が店舗、2階以上が住居の構造で、1F部分はアーケードのような感じで長屋風につながっています。歴史を感じさせる古い建物が多く、なんともいえないエキゾチックな雰囲気で、ここを歩いていると「外国に来たんだなぁ」と実感できます。金子光晴の「マレー蘭印紀行」にもこのショップハウスがあるバトゥ・パハ(マラッカ近郊の町)が登場しますが、このクアラルンプールにもたくさんのショップハウスが残っているのです。

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この日の昼食は南香飯店でチキンライス(海南鶏飯)を。チキンライスといってもオムライスに入ってるあれではなく、鶏がらスープで炊き込んだご飯とシンプルに蒸した鶏肉のセットなのですが、見た目の地味さとは裏腹にこれがめちゃくちゃハマる。鶏肉が苦手でなければ、これは誰でもおいしいと感じるのではないかなぁ。今まではタイでしか食べたことがなかったのですが、バンコクで食べた屋台でもマレー系と思われる人が売ってたので、こちらのほうが本場かも。ちなみにタイではカオマンガイという名前です。


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タイではお皿に一緒に盛られてくることが多いんですが、こちらのは別盛り。自分で好きに盛り付けるスタイルです。でもおいしさに変わりなし!鶏肉はもちろん、ごはんがたまらなくおいしいんです。ちなみにこの店では台湾での私の大好物「魚丸」のスープもあり、非常にそそられたのですが、おなかいっぱいで断念。


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腹ごなしにチャイナタウンを散歩し、Old China Cafeという人気店でコーヒーを。その名の通りレトロな雰囲気を生かしたカフェで、カフェメニューのほか、ニョニャ料理もあります。ニョニャとは昔移民してきた中国系とマレー系の間に生まれた人達のことで、その両方の文化が融合した味がニョニャ料理だそう。

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3時過ぎになったので、パサール・スニ駅から電車でKLCCへ。ちょうどいい時間にツインタワーへ到着。最初にペトロナス社(マレーシアの国営石油会社)とビルについての紹介VTRを見てから42階のスカイブリッジへ。昨日は外から見ていたビルの中に入って、また違った風景が楽しめました!

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そしてようやくここでビンと合流。この日の晩御飯はツインタワーの下にあるスリアKLCCというショッピングセンターのタイ料理店。3人でトムヤンクン、グリーンカレー、ヤムウンセンなどタイ料理を満喫。その後、バーが集まるP.Ramlee通りを散歩してから彼女の家に戻り、眠りにつきました。この写真は彼女の部屋からの眺め!なんとすばらしい!!
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by cita_cita | 2009-03-26 23:09 |
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