「ホノカアボーイ」 吉田 玲雄

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友達のすすめもあり、ハワイ旅行へのテンションを上げるべく読んでおります。3月14日には映画も公開されます。

文章そのものは、まるで友達の日記を読ませてもらっているみたいで最初ちょっと読みにくいと感じたのですが(そう考えるとこのブログもそうですよね)、逆に言うと上手に書かれた物語よりリアルに感じられるってことかな。ただ地名とかお店の名前が出てきても、位置関係とかがつかみにくかったので、図書館でハワイ島のガイドブックを借りてきて照らし合わせながら読むようにしたら急に景色に色がついたかのように感じられ、面白くなってきた!まだ行ってもいない場所なのに、まるでそこを旅しているような気分で読みすすめています。旅をするには時間がない、あるいはお金がないとお嘆きの皆さん、この読み方、絶対おススメです。

物語は、著者である吉田玲雄さんの実際の体験がベースになってるようです。サンフランシスコの大学を卒業した主人公は、父親とふらりと訪れたハワイ島のホノカアという小さな町の映画館が気に入り、ひょんなことからその映画館で映写技師として数ヶ月働くことになります。これはその小さな町を舞台に彼が出会った人、見た景色、食べたものの記録のような作品です。実在するのかしないのか分からないお店の名前やホテルの名前がたくさん出てきて、ひとつひとつ調べてみたくなってきました。

私がハワイに行くときは、コナをベースに滞在し、1泊だけコナとは反対側のヒロに泊まります。そこからコナに戻るときに、ホノカアをはじめ、この作品の舞台になっている場所を通って帰ろうと思っています。本当なら、この主人公のようにのんびりと誰も居ない海に泳ぎにいったり、雨の日に窓から外を眺めて半日すごしたり、そんな時間を過ごせれば理想的なんですが、時間の関係上難しそうです。そういう過ごし方をしたければ、やはり何度も繰り返し同じ場所に訪れて「自分の場所」を作っていかなければいけないのでしょうね。私にとってはバリと沖縄がそうですが、その反面、行ったことのない場所への憧れもあり…(BGMはもちろん”遠くへ行きたい”♪かな?)旅への情熱は尽きることがありませんね。
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by cita_cita | 2009-03-01 20:55 | 読書
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