「ドリームガールズ」(ブルーレイ版)

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10月の末にSONYのブルーレイレコーダーを買ったものの、まだ一度もブルーレイで録画も再生もしたことがなかったのですが、アメトークの「家電芸人」でチュート徳井が「キレイすぎてリアルすぎて気持ち悪いぐらい」と言っていたので気になってました。最近TSUTAYAでもブルーレイのレンタルをやってるので、その中から「ドリームガールズ」を借りてきました。

これはモータウンの伝説の女性3人ユニット、シュープリームス(ダイアナ・ロスもその一員)を題材にした作品です。過去に、ホイットニー・ヒューストン、ローリン・ヒルなどが主演候補に挙がったそうですがお流れになり、最終的にビヨンセを起用して映画化が実現しました。ビヨンセはストーリーが進む中でどんどんゴージャスに洗練されていくのですが本当にキレイ。数日前もオバマ大統領の就任イベントで歌っていましたがスターのオーラがありますね。それと、この映画が実質的なデビュー作となったジェニファー・ハドソンの熱唱がまたすごい。ジェニファーは最近SEX AND THE CITYにもキャリーの有能な秘書役で登場してました。(これまたいい役柄でした)他にもエディ・マーフィー(ビバリーヒルズ・コップ、好きだったなぁ)が自慢の歌声を披露していたり、見どころ・聴きどころがたくさんあります。

ところで、この映画では、当時の黒人アーティストが抱えていたさまざまな苦悩があらゆる場面で浮き彫りになっています。どれだけすばらしい音楽を持っていても、白人社会に受け入れられなくては成功できない。自分たちが心血を注いで作った曲を、卑怯な手で白人に横取りされてしまう、それを指をくわえて見ていなければいけない悔しさ。でも、多くの人に聞いてもらうためにはそんな白人社会のスタイルに迎合したり、裏の手を使って取り入るしかないという葛藤。

でも、そうやってあれよあれよとスターダムをのし上がっていくと同時に、黒人らしさ、黒人の「ソウル」は次第に色あせて失われていき、そのことにまた苦悩する彼ら。逆に、その世界から追い出されて他に選択肢がなかったとはいえ、ひたすら黒人としてのソウルを失わずに、その世界の中で歌うことを余儀なくされたエフィー(ジェニファー・ハドソン)が挫折から立ち直って聴かせる歌声との対比が印象的でした。

アメリカ初の黒人大統領誕生という歴史的な時期にこの映画を見るのは、なんとも感慨深いものがありました。

で、肝心のブルーレイのキレイさの話なんですが…せっかくなので、夜、部屋の電気を全部消して映画館気分で見たら、 あまりにも明るくきれいすぎて、衣装やら舞台照明やらがキラキラとまぶしくて見ていると息がつまりそうなほど…思わず「シアターモード」でトーンを落としてみてしまいました。あーん、全く意味ないやん…(><)
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by cita_cita | 2009-01-21 23:23 | 映画
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