島之内寄席@ワッハ上方

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半年振りに落語を聴きに行ってきました。ワッハ上方の中にある、ワッハホールです。

もっとこまめに行きたいんですけど、なかなか予定が合わなくて。京都と大阪では寄席の数が格段に違うんです。大阪では毎日のようにどこかで寄席をやってるから、平日の夜に良さそうな寄席を見つけて気軽に行くこともできるんですが…。上方落語協会のサイトに「落語会情報」がアップされるんで、土日で自分の聴きたい噺家さんが出るイベントを探して行くことにしています。

「真田小僧」 桂 三弥
「胴斬り」 林家 染左
「宿替え」 桂 つく枝
「一人酒盛」 笑福亭 仁福
「本能寺」 桂 枝三郎
「狸の化寺」 桂 ざこば

今回のお目当てはやっぱりつく枝さんとざこば師匠。
今日知ったのですが、つく枝さんは来年5月に桂文三(ぶんざ)を襲名することになったそうで、5月16日になんばグランド花月で襲名披露公演があるそう。これは絶対見に行きたいので、来年の手帳買ったらすぐにチェックをつけておこう。文三って名前は、私も初めて知ったのだけど90年ぶりに復活する由緒ある名前らしく、つく枝さんも文枝師匠が存命だったらまず自分には回ってこなかったはずというほどの名前だとか。そんなすごい名前を襲名するなんて、やっぱりつく枝さんはすごかった!とうれしい反面、ちょっと遠い存在になってしまうようなさみしさもあり…。でも変わらず見に行くので今まで以上にがんばってください~☆

つく枝さんの演目、「宿替え」を見ていて、あれ?これって「粗忽(そこつ)の釘」っていうネタじゃなかったっけ?私の勘違い?と思ったのですが、帰ってから調べてみて同じネタと判明。「粗忽の釘」ってのは江戸落語でやるときの題名なんですね。上方では「宿替え」というのでした。勉強になります。それにしてもやっぱりつく枝さんは夫婦喧嘩の場面やあわてんぼう(粗忽もの)が出てくる場面が本当に最高。自分に合ったネタを選ぶのが上手ですね。「堪忍袋」や「ちりとてちん」も何度見ても面白くて大好きですが、他のも見てみたいし、もっともっと見に行きたいです。

三弥さんは初めて聴いたのですが、とても楽しめました!「真田小僧」という演目も初めてでしたが、お父さんと子供の演じ分けが本当に上手でした。丹精な顔をした大人の男性なのに、子供を演じるときだけ、なんともいえない可愛い雰囲気がすごくよかったです。

枝三郎さんの「本能寺」は、私にとって、まったく初めて見るタイプの落語でかなり衝撃的でした。落語らしからぬネタというか、ほとんどお芝居を見てるようなのです。芝居噺というジャンルになるそうで、お芝居の素養もないと演じられないので長く廃れていたのを、米朝師匠が80年代に復活させたとか。ネタの中身は、本能寺という狂言の演目がまるで壇上で演じられているように噺家さんが一人で語りつづけ(その間に分かりやすい説明なんかも入れてくれます)、最後にちゃんとオチが付くという、まさに「一粒で二度おいしい」ネタでした。今回は偶然にもこのネタを見ることが出来て本当にラッキーでした。

最後、ざこば師匠はもうさすがの貫禄で出てきた瞬間からお客をひきつけるパワーがすごかった。この日は涼やかでシャープな青い柄の着物を粋に着ていて、かっこよかったです。今でいう土方の親方みたいな人が出てくる話なんですが、もうぴったり。やっぱり落語って、その年齢にならないとできない(しっくりこない)噺がたくさんあるよなあ、とざこば師匠を見ながら改めて思ったのでした。
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by cita_cita | 2008-09-21 23:24 | お笑い
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