「美(うま)し国」伊勢志摩小旅行 その2

伊勢神宮を出て、本日の宿がある鳥羽の相差(おうさつ)という町に向かいます。ここは漁業の町で、お父さんが漁師、お母さんが海女さんというような民宿もたくさんある場所。もちろん魚介類の新鮮さは言うまでもありません。

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今回宿泊した冨久屋(ふくや)も料理自慢の宿。本当に、食べきれないほどの量の夕食で大食い自慢の私でもさすがに完食は無理でした。鯛のお造りを残してしまい、本当にもったいなかった…。でも翌朝、鯛のおかしらはあら煮に、伊勢えびの頭は味噌汁になって出てきてうれしかったです。ちなみに写真が今回お願いしたあわびコースの宣伝用写真。内容はお造り船盛り、前菜、モズク、サザエとパク貝の海鮮焼き、アオリイカの辛子味噌、海老とイカの天ぷら、あわびステーキ、あわびグラタン、和牛陶板焼き、白身魚のホイル焼き、そしてお吸い物とウニ釜飯、最後に果物。

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お造りは鯛、いか、アワビ、さざえ、そして伊勢えび。

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陶板焼きのさざえとパク貝。パク貝はこの地方の呼び方で、一般的にはヒオウギ貝と呼ばれているそう。ホタテより小ぶりだけどぎゅうーっと味が詰まってびっくりするぐらい濃厚な味。

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あわびのステーキ。これは本当に本当に柔らかくておいしかった。まさに海のごちそう。あわびって、生だとあんなにコリコリしてるのに、火を通すと柔らか~く変身するんですよねぇ。不思議。

翌朝、起きてみると残念ながら雨模様。晴れていれば絶景が望めるはずのパールロードのドライブは、眼下に広がる海もリアス式の美しい海岸線も真っ白な霧で全く見えず、無念!! 「この下はきっと海なんだなー」なんて想像力を働かせながらうらめしく通り抜けました。これは次回リベンジしなくては!

そしてこの日の目的地は鳥羽水族館。1955年オープンの老舗水族館ですが、ここの規模は全国でも有数で、しかも他ではあまり見られない生き物もたくさんいます。例えば、日本でジュゴンを見られるのはここだけだし(飼育日数の世界記録更新中)、アフリカマナティーやスナメリ、クリオネ(好きなんです!)もいます。沖縄の美ら海水族館に行くまでは、私にとって、ここが今までで一番感激した水族館でした。もちろん今でも大好きな場所です。

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ジュゴンのじゅんいち。鳥羽にきて、もう28年になるそうです!すごい!お嫁さん候補のセレナがすぐ隣の水槽にいるのですが…。セレナはフィリピンのアキノ大統領から20年前に送られて鳥羽にやってきて14年前からウミガメのかめ吉と一緒の水槽で暮らしているのですが、じゅんいちよりかめ吉とのほうが仲良しみたいです。一回セレナとかめ吉を別の水槽に入れたらセレナが餌を食べなくなってやせ細ってしまい、かめ吉を戻したら回復したそうです。だから鳥羽水族館で売っているキャラクターグッズは、セレナとかめ吉がセットになったものが多いらしい。かわいそうなじゅんいち…。

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ペンギンの散歩。ほんとうはいつか、冬の旭山動物園で見るのが夢ですが、一足先に鳥羽で見ちゃいました。子供たち(いや、大人も)大喜び。

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水槽のそうじ風景。なんとなく動きがヨガっぽい(笑)。中で見られている気分ってどんなだろ。

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このあと、鳥羽一番街の「浜幸」で手こね寿司を。やっぱり伊勢志摩にきたら手こね寿司食べないと帰れません!しかもここのお店のはウニまで乗って超豪華!

帰りまで少し時間が余ったので、最後にもう1件、二見シーパラダイスへ。ここは海獣がメインの水族館。あっかんべーするアザラシで有名です。1966年開業で、ここも老舗ですが鳥羽水族館よりぐっと規模は小さくなり人も少ないです。でもその分近くでショーが見られてアットホームな感じ。最近の近代的な水族館とは対極の、手作りっぽさ満点の、田舎の小さな動物園みたいな雰囲気です。

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閉館間近で雨も降っていて、もうお客もほとんど居なくなってからゴマアザラシを見ていると、飼育係のお姉さんが「今から餌やるので見ますかー?」と声をかけてくれ、ものすごく間近で見ることができました。しかも、写真を撮りやすいようにポーズをつけてくれたり、ちょっと撫でさせてもらったりして、サービス満点。はじめて触ったゴマアザラシは思っていたより毛並みがよくって(もっとツルツルしてるとおもった)皮膚にパーンと弾力があって暖かかったです。「ああ、やっぱりほ乳類なんだなー」と当たり前のことを改めて実感し、感激してしまいました。

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なんか犬みたいなこの表情。

今回二見シーパラダイスではあまり時間を取れなくて、名物のショーも見られなかったのでここもまたリベンジしたいです。もちろん晴れた日のパールロードとセットで。
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by cita_cita | 2007-07-03 22:21 |
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