「美(うま)し国」伊勢志摩小旅行 その1

5年ぶりに伊勢志摩に行ってきました!伊勢といえば関西に住む小学生の修学旅行先の定番。私も、「お伊勢まいり」の言葉の意味も知らないまま伊勢神宮、二見浦(夫婦岩)、ミキモト真珠島をめぐり、親からもらったおこづかいで赤福と生姜糖のお土産を買って帰った覚えがあります。赤福は京都駅でいつでも買えるし、江戸時代は貴重なお土産であったであろう生姜糖も飽食の現代に至っては特別珍しいわけでも美味しいわけでもないのだけど(失礼)、それでも両親は私を喜ばそうと大げさに喜んでくれたっけ(笑)
それはそうと、伊勢志摩といえば美食の宝庫。伊勢海老、アワビ、牡蠣、そして松阪肉…修学旅行のときは果たして何を食べたのかも全然覚えてないけど(多分ありきたりの洋食弁当とかだろう)同じ旅先でも、今行けばコドモには食べさせるのがもったいなかったようなおいしいモノの数々を楽しむことができるのです!

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近鉄特急の伊勢志摩ライナーで。この列車の最大の売りであるサロンシートを利用しましたが思っていた以上に快適ですごく気に入りました。写真で見るとそうでもないんですが、シートの幅が断然広いし、背もたれも高い!! テーブルもでっかいです。京都から伊勢までは特急で2時間ですが、もう少し長く座っていてもいいなーと思ったほど。このシートは2人か4人のグループであれば普通の特急料金で利用できますので、おすすめです!

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車中で昼ごはんを。前から食べたい食べたいと思っていた「はつだ」の特選和牛弁当です! 京都伊勢丹で購入できますが人気があるため確実に入手したいなら予約がおすすめ。

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これ!すごいです!見た目もインパクトがありますが、お肉の味が!しっかり炭火焼の香りがしていて、ごはんとお肉の間に敷き詰められたキャベツともバッチリ合っててめちゃくちゃウマい~!冷めていても十分おいしい!

伊勢に到着して、まずはお約束の伊勢神宮へ。時間があれば外宮→内宮というコースを取りたかったのですが、余裕がなかったので内宮へ直行。この日は梅雨の晴れ間だったのか、すごくいい天気で気持ちよく参拝できました。

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内宮への入り口、五十鈴川にかかる宇治橋を渡ってお参りします。この橋は20年ごとに架け替えられるのでとてもキレイです。橋の両側の鳥居はやはり20年ごとに造りかえる御正殿(本殿みたいなもの)の柱を利用して作り替えられるそうです。伊勢神宮では、20年ごとに全ての社殿と鳥居を建て替えて、御装束・神宝も造り替えてご神体に引越しをしてもらうそうです。(これを式年遷宮といいます)次回は平成25年だそうです。宇治橋の上流側(内宮に向かって右手)には何本もの柱が。これは、上流から大木などが流れてきたときにこの柱に当てて木の向きを変え、宇治橋を傷つけないようにするためのものだそうです。

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これが現在の内宮の御正殿。私達がお参りできるのは途中までで、そこから先は神官と皇族しか立ち入ることができません。だからみんな外からちょっと覗いてみたりします。

伊勢神宮参拝の後は、参道にあるおはらい町とおかげ横丁を散歩。ここは伊勢神宮の門前町として古くから続く老舗やたくさんのお土産物屋が並んでいる楽しい通りです。おそらくここで一番有名&繁昌しているのが「赤福本店」。

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はい、その赤福本店です。なんと創業1707年。今年でちょうど300年です。関西人にはおなじみの赤福ですが、あのなみなみ模様は五十鈴川の流れ、白い餅は川底の石を表しています。あの模様は指で押して付けてるんですよー。赤福餅をよーく見ると、指の関節の当たった部分が分かります。

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ここでは赤福を一盆(3個)単位で注文できます。お茶は無料なので一盆を2人や3人で分けることも可能。みんな座敷に上がって思い思いに休みながら赤福をいただきます。

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赤福本店のシンボル、朱色のかまど。ここで毎朝4時にお湯を沸かし、赤福餅にあうようにブレンドされた地元の番茶を入れてくれるのです。お茶を注ぐ器も地元松阪のもの。ちなみに赤福本店のオープン時間は毎朝5時!すごい!

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そして、本店名物の赤福氷。これは季節限定で、伊勢志摩地区の直営店と名古屋のデパートに入っている2店舗でしか食べられません。名古屋では食べたことがあったけれど、やっと念願の本店で食べることができました!濃厚な抹茶味のみつが掛かったサクサク氷の下には赤福氷専用に作ったあんことお餅が!!うまいです!! 実はこの赤福氷、昭和36年に二見浦の海水浴客向けに二見浦店で出したものがルーツだそうです。最初は赤福をそのまま入れていたのが、時間が経つとあんこが溶けてお餅が固くなってしまいまずくなるので、今は特別に水に溶けにくいあんと冷えても硬くならないお餅を使っているそう。

赤福の資料館があったので入ってみました。昔のCMや、包装紙の変遷など赤福に関する全てがわかります。

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地元紙である伊勢新聞の一面には、毎朝赤福の看板キャラ「赤太郎」のイラスト入り天気予報が掲載されているそう。伊勢の人にとっては毎日見慣れているかもしれないけど、かわいいですよね。

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赤福グッズ。「ええじゃないか、ええじゃないか♪」のCMでおなじみ、赤太郎のハンドタオルやストラップなど。赤太郎は1963年生まれ。この年にCMが始まったとか。

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おはらい町の中ほどにあるおかげ横丁(赤福本店前)は、赤福がこれまでの商売繁盛をお伊勢さんに感謝して作ったミニミニテーマパーク。敷地内には色んなお土産者やイベント広場(大道芸とかやってる)などが凝縮されていて、今や観光客が必ず訪れるほどの楽しい場所です。この中にある「おかげ座」ではガイド付きで「おかげ参り」について楽しく学ぶことができます。(おかげ参りは特定の年に伊勢神宮に大勢の人がお参りすることでだいたい60年に一回の間隔で行われたそうです。ある年には半年で460万人のお参りがあったそうです。この時期は食べ物も宿も薬もわらじも、門前のお店はただでサービス(施行/せぎょう)したらしいです。ここではその様子が実物の半分大のミニチュアで表現されているのですが、この人形がかなり良くできていて、おもしろいです。

おはらい町には他にもおいしい店がいっぱい!私が大好きなじゃがバタ天を売ってる「まる天」や、コロッケが有名な豚捨(ぶたすて)、てこね寿司のすし久、その他にも色々ありますよー!伊勢に行ったら、おはらい町を訪ねるのをお忘れなく!
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by cita_cita | 2007-07-02 21:20 |
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