台湾早春旅2007 その2

台湾2日目はくもり。今日は台北市街をぶらぶらすることにしました。

朝ごはんを済ませ、まずはホテル近くの迪化街へ。ここは、漢方薬のお店と乾物屋さんがずらりと並んでいる地域で、古い建物が並んだ町並みが印象的な場所です。今回の目的はおいしいドライフルーツを買い込むことと、自分に合った漢方を処方してもらうこと。

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漢方屋さん(ちなみに韓国だと韓方というらしい、チャングムでそう説明してた。)をいくつかのぞいたのですが、いざ前まで行ってみるとどれも本格的でちょっと入りにくい。それに、あれだけずらりと並んだ漢方の材料の中から自分に合ったものをちゃんと説明して、選んでもらえるのかなと気後れしていると、ちかりんが1軒の漢方薬局を見つけました。

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一聖堂中医診所というその店には「中医師」という看板が掛かっています。中を覗くと、店の奥の方に病院の受付のような場所が見えました。手前の椅子に2人ほど既に順番を待っている人がいます。何となく良さげな気がして、中に入ってみると受付のお兄さんは簡単な英語なら喋れることが分かりました。保険証も診察券も持ってないというと受診OKだとのこと。お医者さんは主に中国語で説明されますが、筆談とお兄さんの通訳でなんとかなりそうだったので診察をお願いしました。

診察を待っている間に体に良さそうな薬草茶など出してもらい飲んでいると、次々にお客さんが入ってきます。全員地元の台湾人ばかり。診察を希望する人、購入するものが決まっていてカウンターで注文する人などで、小さなお店の中は大盛況。地元の人がこんなに集まるのなら間違いないだろうと期待が高まります。

お医者さんが私を呼びに来てくれて、向かい合わせで座り、問診を受けます。その前に気になる症状を漢字で書き出しておいたメモを見せると、お医者さんとの筆談が始まりました。いつも思うことですが、漢字って本当に便利!体の部分の名前や症状など、漢字を見れば大体推測できるのです。お医者さんは一通り私に質問した後、右手、左手を順番に手に取りました。人差し指、中指、薬指を使ってピアノを弾くようにリズミカルに脈診すると、おもむろに診断結果を紙に書き出しました。それを見てびっくり!なんと10年前に診断された私の持病(というか体質?)の名前がそのまま記されていたのです。しかもレントゲンで見ないと分からないような部分なのに…。まるで「大長今」でのチャングムの診察を見ているようで、思わず呆気に取られてしまいました。そしていくつかの日常的な注意(冷たいものを取り過ぎないなど)を指示した後、処方箋を準備してくれました。

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本格的な漢方薬は決して安くなく、私の場合は1か月分で4500元(16000円)します。漢方というのは時間をかけてじわじわと効いてくるものなので、体質改善のためには、本来なら3ヶ月ほど飲み続けるのが理想的だとのこと。1ヶ月分と3か月分どちらを希望するか尋ねられ、とりあえず1ヶ月分服用してみて様子を見ることにしました。幸い私には月1回ペースで台湾に出張している同僚がいるので、もし体に合っているようならお願いして1か月分ずつ受け取ってもらうことができます。ちなみに薬はこの日から飲み始めましたが、7種類ほど材料をすり潰してよく混ぜ合わせたもので、相当苦い!(上の写真が調合中のものです)でも飲む量も少なく、毎食後スプーンですくって水で飲むだけの簡単さなので、今のところなんとか続いています。

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これは他の漢方薬局での風景。一体何の薬か分からないのですが、次々にたくさんの漢方薬剤を小分けして並べていきます。私はすりつぶしてもらいましたが、台湾では少し砕いたものをお湯でじっくり煮出して、その煎じ液を飲むことも多いようです。

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漢方屋さんを出て、今度は乾物屋です。台湾のドライフルーツは美味しくて質が高い!お茶請けにもぴったりです。ドライフルーツの他、干しえび・きくらげ・なまこなどの乾物も並んでいますが今回はドライフルーツに絞って買い物しました。私が買ったものは「蓮の実」「新疆のぶどう」「マンゴー」「ブルーベリー」「クランベリー」の合計5種類。蓮の実は、ほくほくとして甘納豆のような味。中国茶にも日本茶にも良く合います。新疆(しんきょう)の葡萄は世界的にも有名で、薄いキレイな緑色をしています。普段食べなれている干し葡萄とは味も香りも雲泥の差。これはワインにもよく合います!マンゴーはフィリピン産と台湾産の2種類が売られていますが、大味なフィリピンのものと比べて台湾マンゴーは味が凝縮されて抜群に美味しい!でもその分お値段も違います。他に、目の疲れに効くというのでブルーベリーとビタミンC豊富なクランベリーを買いました。全て1斤(台湾では1斤=600g)単位の計り売りですが、お願いすれば半斤にしてもらうことも可能です。

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迪化街を抜け、少し歩いて散歩の最終目的地「佳興魚丸店」に到着。私にとって台北の必訪スポットとなったお店です。ここでのお目当ては、店名にもなっている名物の魚丸湯(さかなのすり身団子のスープ)です。昨年食べて忘れられなかったこの味、果たして2回目も感動はあるのかとドキドキしながら一口。やっぱり「うまーい!」。スープもおいしいのですが、すり身団子(魚丸)がホントおいしいのです。店の中では、魚丸を食べるお客さんに混じってお店のおばさんたちが次々に魚丸を作っています。もとの生地を見ていると、すごく粘り気があって、まるで山芋でも入っているかのよう。あれがフワフワのもとになるんでしょうね。

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白くてフワフワ、もちもちの魚丸。中に入った肉あんもたまりません。
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これは持ち帰り用の魚丸。

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一緒に頼んだ乾麺。結構こってりなので、3人で1つ注文。

ふと時計を見ると、まだ12時過ぎ。お土産に買った魚丸(日本にもって帰ってすぐ冷凍すれば1ヶ月はおいしくいただけます!)をホテルの冷蔵庫で冷しに戻り、次はどこに行こうか楽しみはまだまだ続きます!
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by cita_cita | 2007-04-06 00:24 |
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