金沢「海の幸で食いだおれ」旅行 その1

土日を利用してお寿司を食べに金沢に行ってきました
この時期の金沢はおいしいものがいっぱいでもう最高。なんてったって、あの北大路魯山人がほれ込んだというほどの美食の街ですもんね。

今回は大阪の友達2人と一緒なので、それぞれ高速バスに乗って、現地集合。朝1便に乗ると、ちょうどお昼ご飯を金沢で食べられるのです。夜ご飯は海鮮居酒屋、翌日もお寿司を食べに行くつもりだったので昼ごはんはパスタにしようと欧風料理「タブリエ」へ…。

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この店の名物、ワタリガニのパスタ。濃厚な蟹の香りがたまりませんー。

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金沢の台所、近江町市場をひやかしに行きます。この時期はやっぱりどのお店も蟹やブリがいっぱい。値段もサイズもピンキリですが、金沢の人は香箱ガニ(ずわいのメス)を好む人も多いみたい。小さくて身は少ないのですが、甘みが強くておいしいのだそうです。蟹面といって、香箱ガニの甲羅に外子、内子、蟹身、かに味噌をぎっちり詰め込んだものがおでんの具にもなってるんですよ!なんと贅沢な!私はここで迷いに迷ったあげく、のどぐろの一夜干しといくらのしょうゆ漬けを購入。その他のお魚は金沢でしっかり食べて帰らなくては!(笑)

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そして21世紀美術館へ。ここにくるのはこれで3度目かな。今回は奈良美智さんの展示を見に来ました。この美術館は無料ゾーンと有料ゾーンに分かれていますが、無料ゾーンだけでもかなり楽しめます。近所に住んでいる親子連れが散歩がてら遊びに来ているのを見るとうらやましい限り。

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レアンドロのプール。上からのぞきこむとこんな感じ。ここは無料で入れます。

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下から見ると…。晴れた昼間だと水面を透かして届く太陽の光がゆらゆらしてとってもキレイです。

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奈良さん関連の展示のうち、外に建っているカフェ兼作業場。この作業場では、奈良さんが実際に作業をするそう。(昼間はギャラリーが多いので、作業は夜にするみたいだけど。)カフェからは作業場を見ながらお茶を飲むことができます。何回か通うと、少しずつ作品ができていったり、作業場の様子が変わっていくのが観察できて面白いみたいです。

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でもこの日は奈良さんはお休みで、こんな張り紙が。なんかかわいい。(笑)

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美術館を出て、近くにある喫茶店「つぼみ」へ。ここの名物、本わらび餅と加賀棒茶のセットをいただきました。わらび餅にきなこと黒みつを絡めて食べると…おいし~い!香ばしい加賀棒茶と好相性です。

そして、いよいよ本日のメインイベント、魚介たっぷりの晩御飯です!今回行ったのはお昼の海鮮丼で有名な近江町市場の井ノ弥です。私は今まで晩御飯しか行ったことがないのですが、この日の昼も2時過ぎでもまだまだ行列ができていました。今回はおまかせ3000円コースをお願いしました。一緒に飲んだお酒は地酒の黒帯と福正宗の生しぼりです。

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まず出てきたのが白えびの唐揚げ、白子ポン酢、かぶら寿司。白エビは富山湾の特産ですが小さいのに味が濃くて揚げてもぷくぷく柔らかくてとってもおいしい!白子のおいしさは言うまでもありませんが、この時期の金沢の名物で忘れてはいけないのがかぶら寿司。旬のかぶらを塩漬けしたものに塩漬けのブリの薄切りを挟み込み、細く切った人参や昆布などと一緒に、米麹で漬け込んで醗酵させたものです。お寿司といってもご飯は入っておらず、お漬物という感じ。ちょうど京都の千枚漬が米麹のおかげでもっと深みとコクが出たような味で、まさに日本酒にぴったり!

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そしていきなり序盤からずわい蟹登場!新鮮だから足をポキンと折ってひっぱるだけで身がつるんと抜けるのに感激!身を食べてまた感激!みそを食べてさらに感激!

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この盛りだくさんの刺身!うに、ぶりとろ、まぐろ、とろ、ひらめ、がすえび、甘えび、やりいか、さより、子持ちたら、そしてひらめのえんがわ。これだけ揃うと圧巻です。そう、金沢のお造り盛り合わせは、量が多いのではなく種類が多いのです。だから食べ飽きることなく目一杯海の幸を楽しめるのです。どれも最高においしかったのですが、その中でも特にすばらしかったのが、ぶりとろ、とろ、そしてひらめ。前者2つは口の中でどんどんとろけていくほど脂が乗っていて、ひらめは関西ではまず見たことがないほど分厚くてすごい歯ごたえ。そういえば、以前もひらめをこのお店で食べたときあまりにもおいしくて感激して「この白い魚はなんですか?」と聞いてしまい「それはひらめです」と言われて恥をかいた私。いい歳してひらめも知らない女だと思われてしまった…だって、いつも食べるひらめはもっと薄っぺらいんだもん…(涙)

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天ぷらは白子とまいたけとかぼちゃ。かぼちゃは赤皮甘栗かぼちゃという加賀野菜で、写真で見ても皮が赤いのが分かりますよね?この白子、まるでアツアツのクリームソースのような食感と濃厚な味。思わず無言になりました。

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そして冬の定番ぶり大根。関西のものよりずいぶん濃い色をしていますね。でも醤油辛くはなく、ほんのり甘みがあってブリもまるで豚の角煮のように感じられるほど。

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太巻き寿司の具も普通の卵やかんぴょうではありません。いか、いくら、鮭、まぐろ、ひらめがぎっちり巻き込んであります。

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そして最後はやはり旬のブリを使ったお味噌汁でした。汁物が出てきて思ったことは、「ああ、よかった…」これ以上出てきても、もう食べられません。

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おなかパンパンになって井ノ弥を後にした私達。武蔵が辻から片町までの散歩道、前田利家とまつ夫妻を奉る尾山神社のステンドグラスを眺めながら腹ごなしをし、香林坊についたころには旅行気分も手伝って、結局柿木畠のバー・カプリスでおいしいカクテルをもう一杯。金沢の夜はまだまだ終わらないのでした…。
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by cita_cita | 2006-11-27 23:52 |
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