「プラダを着た悪魔」

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はい、前からチェックしてたこれ、さっそく見てきました。
監督があのSATC(Sex And The City)のシーズン6を担当したデイビッド・フランクル、スタイリストもSATCのスタッフということでSATCファンの私としては見逃せない!と思っていたのでした。映画が始まって最初の数分で、あの絶妙なBGMと華やかな映像にワクワクさせられます。

大学卒業後、ジャーナリストを目指したアンディ(アン・ハサウェイ)は世界のファッション界をリードする雑誌「ランウェイ」社のスゴ腕編集長ミランダ(メリル・ストリープ)の第2アシスタントの面接を受けます。それは何百万人もの女の子の憧れの座なのだけれど、ファッションに興味がないアンディはここで頑張って箔をつけ、本命のジャーナリズムへのステップにするための腰掛け程度にしか考えていません。

ところがアンディが会社で見たものは「ヒールをはかない女は女ではない」と豪語し、シャネルやゴルチェのスーツに身を包みマノロ・ブラニクの靴で大理石のフロアをカツカツ闊歩するスタッフたち。最初、アンディには自分に次々と投げられるミランダの指示に出てくる固有名詞(ブランドであったりデザイナーの名前であったり)が全く理解できず、困惑するばかり…。

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そしてミランダの無理難題な要求の数々…「嵐の夜にフロリダからNYへの飛行機を飛ばせ」だの「ハリー・ポッターの(発売前の)最新作の原稿をもってこい」だのアンディの携帯電話は昼夜問わず鳴りっぱなしの状態。友人たちとの食事の場でも恋人と迎える休日の朝でもおかまいなし。もともと優秀なアンディは様々な知恵とコネを駆使してこの難問に応えようとしますが、そのせいでだんだん恋人や長年の友人とも疎遠になってしまいます。それなのに自分を全く認めてくれないミランダにアンディは不満いっぱいで先輩の敏腕ファッション・ディレクター、ナイジェルに話を聞いてもらおうとします。でも、彼から返ってきたのは「君は努力せず愚痴を言っているだけ。認めてもらいたければそれだけの仕事をしなさい。」という厳しい一言。これでヤル気に火がついたアンディはナイジェルのアドバイスを受け、ファッションセンスを磨き、見る見る洗練されていきます。

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ここでの見どころはアンディの華麗な変身ぶり。軽快なBGMに乗せてどんどん美しくなっていく彼女が描かれる部分は、ちょうどあの「プリティーウーマン」をほうふつとさせます。あの中のジュリア・ロバーツを見て心はずませた思い出のある女性なら、きっとこの映画も同じように楽しめるはず。そして、圧巻はメリルのゴージャスな衣装の数々。メリル演じるミランダが出勤時、実につけていたコートとバッグを秘書の机にドサッ、バサッと放り投げるシーンが、延々続くのですがここがまたすごい。すっごく豪華な衣装を着ているはずなのですが、コートもバッグも、そして中に着ている衣装も一瞬だけしか映らないのです。ここはDVDが発売されたらぜひチェックしたいところですね。

すっかりファッション業界のセンスを身につけ、アシスタントとしてもミランダに認められ、パリのファッションショーに同行するほどの実力をつけたアンディですが、「自分が本当にやりたかったこと」はここにあるのかと、ふと考えるときが訪れます。そしてアンディが選んだ道は…。再び「自然体の自分」に戻ったアンディ。でもその姿は、ランウェイ社に面接を受けに来た時のアンディとも違います。あの時は「自然体」というより「何もしていない」状態だったけれど、今は「超一流のセンス」も「超一流のスキル」も身につけた、その上での「あえての自然体」(笑)(byニキータ)

この映画見ると、「自分が一番やりたい仕事って?」「仕事を通して自分はどんな人間になりたいの?」ということについて考えちゃいます。それと、「ああ、オシャレは女の特権だよな。せっかくの特権ムダにしちゃだめだよなm(u_u)m←反省」ってことも。

それにしてもメリル・ストリープ、歳とっちゃいましたねー。でも相変わらず名演技は健在。彼女は絶対こういうちょっと(今回のはちょっとどころではないが)キツイ女の役が似合いますよね。「マディソン郡」はミスキャストだったと今でも思っている私…他に、メリルの役どころで結構すきなのが「シー・デビル」の女流恋愛作家なんだけど、これって結構マニアック?
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by cita_cita | 2006-11-25 00:14 | 映画
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