落ち鮎料理@秋の比良山荘

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ここ数年恒例となりつつある比良山荘に行ってきました。でも鮎の季節に行くのはこれが初めて。これまでは冬の熊鍋と猪鍋のときにしか行ったことがありませんでした。鮎は、初夏のころは若鮎、そこから夏が深まるにつれて大きく成長した鮎、そして秋には子持ちの落ち鮎が食べられるのです。比良山荘の子持ち鮎はここでしか食べられないおいしさだと聞いていたので期待いっぱいで食事に向かいました。

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まずは最初の一皿。ゆずとしいたけ、そして水菜の和え物。酸味の利いたポン酢がさっぱりしていて、秋の香りがいっぱいです。写真には写っていませんが、食前酒のゆず酒とともにサービスされました。

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そして比良山荘といえば、やっぱり鯉の洗い。ここの鯉は全く臭みがなく、川魚が苦手な人にもとても食べやすく美味しいです。ちょうどいい味加減の酢味噌でいただきます。

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そして本日のメイン、落ち鮎の塩焼きです。一人2匹ずつが2回に分けて、合計4匹いただきました。私の住んでいる京都では大阪や神戸と比べて比較的川魚をよく食べるのですが、それでもこんなにおいしい鮎は初めてです。それにしても一流のお店は器と盛り付けも素晴らしいですね。

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自分の皿に鮎を取り分けたところ。見てください、このぷっくりと盛り上がった卵。こんなの今まで見たことない!さらにこんなに成長した鮎にもかかわらず、頭から尻尾まで全ていただけるほど骨も柔らかい。鮎のせいなのか、調理方法のせいなのか…。とにかく味が濃厚で、あの淡白な鮎だとは思えないほどのしっかりした味と香りに驚きました。

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塩焼きを4匹頂いた後、出てきたのは鮎の香味焼き。みりんと醤油で照りをつけて焼いてあります。横に添えられた柚子を絞っていただきます。こちらはまた塩焼きとは違った味が楽しめます…。どうしよう、おいしすぎる…。

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そして最後まで気を抜けないのが比良山荘。これは鮎松ごはん。鮎を一晩漬け込んだだし汁でゴハンを土鍋で炊き込みます。そして上には焼いた鮎と松茸が惜しげもなく一緒に蒸らされて出てきます。この鮎をお店の方が、ひとつひとつ丁寧に骨をとり、身をほぐして混ぜ込んで茶碗によそってくれるのです。これ以上の贅沢があるでしょうか、いや、ないでしょう…

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茶碗によそった鮎松ごはんはおこげもたっぷり。そして鯉こくとともにいただきます。この鮎松ごはんのおいしさはもう言葉では言い表せません…日本人でよかった…(涙)

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そして最後のデザートはしっかり熟れた柿と巨峰。いやー秋ですなぁ。
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by cita_cita | 2006-10-30 21:33 | おいしいもの
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