私のバリ <その2> 「バイク」

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今回初めてバイクを借りました。今までは、カブタイプのクラッチのついたバイクしかなかったので、不慣れな私はあきらめざるを得なかったのですが、最近日本でおなじみのスクータータイプが増えてきたとかで、レンタルできることが分かったのです。

スナルタハウスのお父さん(ワヤン)の甥っ子にあたる人がレンタル自転車・バイク業をやっているということで、到着した晩にお願いしたら、翌朝、さっそく宿まで持ってきてくれました。それも2台。1台はカブタイプで、座席下の収納スペースが大きいのでヘルメットがすっぽり収まるのが魅力。もう2台はスクータータイプだけどヘルメットは入らないので横に引っ掛けておきます。せっかく2台も持ってきてもらったのに悪かったけれど、私には選択肢は無く、迷わずスクーターをチョイス。「いくら?」と聞くと1日4万ルピアとのこと。日本円だと大体500円ちょっとかな。多分親戚だから、観光客価格より安くしてもらってるとは思うけど、これぐらい手ごろなら、と結局滞在中最後まで通しでレンタルすることに。

もちろん、安全運転が絶対原則。宿のみんなにも、近所のおじさんおばさんたちにも、みんなに「ハティハティ!(気をつけてね)」を連呼された。どれだけ気をつけても十分すぎることはないと分かっているので、ほとんどはウブドの中の、よーく知っている道ばかりを通るようにして、スピードも出さず…。いつもの旅なら昼間からビールとか飲んだりしちゃうのだけど、今回ばかりはそれもおあずけ。朝はヨガ、そしてバリ舞踊、昼もノンアルコール、夜は宿に戻ってから歩いて飲みに行くか、スーパーで買ったビールを部屋でちびちび…と結構健康的で規則正しい生活が遅れました。(でも宿では飲むんだけど…笑)

それにしてもバイクがひとつあるだけでこんなにもわずらわしいことが減るのかと改めてびっくり。だって今までは、ちょっとはなれたスーパーに行きたかったらワヤンや地元の友達に頼んで連れて行ってもらうか、その辺にたむろしてる白タクならぬ白バイクの兄ちゃんやおっちゃんといちいち交渉して、値段を決めてからそこまで行って、また帰りに同じことしてバイクを拾って…みたいなことの繰り返し。そういう暇なバイク乗りはいっぱいいるから探すのには苦労しないんだけど、大勢いる中から人の良さそうな、ぼったくってこなさそうな顔を見分けて交渉して…って毎回やってると本当にめんどくさい。ちょっとスーパーで買い物したり、眺めのきれいなカフェでお茶してる間待たせるのも気になるしね…自転車もレンタルしたことあるけど、ウブドはでこぼこ道や坂道が多いから遠出は結構辛い…。でも今回はバイクを借りたおかげで本当にあちこち効率的に動けて大感謝!特に朝、ヨガスタジオ(歩くと30分、バイクで5分)まで行って、一旦シャワー浴びに帰ったりとか、荷物が増えたとき、それを置きに宿に戻ったりするのにも本当に重宝しました。

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ガソリンがなくなったら…ガソリンスタンドはそんなにたくさんないので、その辺で売ってるガソリン(PetorolとかPremiumという看板が上がっていることが多い)を入れてもらいます。結構暇で重労働でもないので、大体おばあちゃんとかが家事のついでにやってることが多いみたい。バイクをとめて、ガソリンタンクのふたを開けると、でっかいじょうごとガソリンの入ったビンを持ってやってきて入れてくれる。このビン1本分で1万ルピア(約130円)。でもバリの物価にするとめちゃくちゃ高い。というのも、世界的なガソリン価格のアップのせいで去年の10月1日にいきなり2倍になったそう。その前はリッター30円ぐらいだったのが一気に60円。日本の水準からすると安いけど、バリ人の平均月給は6000円~1万円。月給の1%弱とすると、バリ人にとってはリッター1500円~2000円と同じ感覚!生活への影響は相当深刻みたい…でも、日本みたいに石油のとれない国なら仕方ないとあきらめもつくけれど、インドネシアって石油産出国なのに…そりゃみんな納得いかないよね。
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でもね、バイクのデメリットもある。バイクに乗ると、歩いているときは見えていたいろんな小さな変化や景色を見落とすことが多いことが良く分かりました。毎日、同じ道(ラヤ・ウブド→ハノマン→デウィ・シタ→モンキーフォレスト)をバカの一つ覚えみたいにぐるぐる回っていたのに、気になっていた店の前を何度も何度も素通りしててなかなか見つけられなかったり…歩かないと、見えないものってありますよね。
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by cita_cita | 2006-10-17 21:15 |
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