「読めば宮古!」 さいが族

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このとーってもマニアックな本はみやこんちゅー(宮古島の人)の家庭に生まれ、今は滋賀に住んでいるかじまやぁさんからお借りした大切な本です。時間があるときに少しずつ読んでいたのですが、ところどころ「えっ!ホント?」とびっくりしたり、思わずププッっと笑ってしまったりするネタが満載ですごく楽しめました。こういう本は一気に読んでしまうよりも、気が向いたときに少しずつ何度も読んでニヤニヤするのが楽しいですよねー。

宮古島で子供時代を過ごした人達(今でも宮古在住の人もいれば、宮古を離れて暮らしている人もいます)から宮古に関するディープなネタを集めた本で、これを読むと宮古島という場所のユニークさ、他にない独特な魅力がよく分かります。私は残念ながらまだ宮古島に行ったことがないのですが、これを読むとますます行きたくなってしまいました。きっと、沖縄の他の地域(本島や八重山)に住んでいる人にとっても知らない話がいっぱい載っているのではないでしょうか。

中でも私のツボに入ったエピソードを少し。
①宮古島では「あいじゃ!」という言葉がある。これはおどろいたときに叫ぶ言葉なんだけど、なぜか水(液体)が体にかかったときにしか使わないらしい…なんでそんなにピンポイントなの?ちなみに水がかかったとき以外は、「あがっ」とか「あばっ」とか「おごえっ」と言うらしい。

②宮古は地下水が豊富なため、水が格安で販売されていて、水の自動販売機もある。価格はめちゃくちゃ安くて500ℓで10円、5000ℓが100円だそう。ある内地出身者が初めて水を買いに行ったとき、相場が全くわからず、なんとなく適当に300円入れたとたん、上から水がものすごい勢いで落ちてきて、何が起こったのかわけがわからず、畑仕事していたオジイから「水を大切にしろ!」と一喝されるまで呆然と立ち尽くしていたらしい。その間も15,000ℓの水は延々流れ続けたそう。だってドラム缶8本分だもの、そりゃ怒られるわな。

③宮古出身の女の子がアメリカに住んでいたとき、LAで人気のクラブで踊っている最中にいきなり実家の隣に住むみのるオジイの声が大音響で聴こえてきてびっくり。「あいーやいやーい やいやいやー、やあいや ややあいや やいやーあ♪」「えっ、なんでみのるオジイがここに!?」と周りを見渡してもオジイの姿は見えず、気持ちよく踊るアメリカ人の姿が見えるのみ。呆然としていると友達が「いい唄でしょ?エニグマっていうヨーロッパのグループの唄で、このアカペラ部分は、なんでもアジアの歌い手の声をリミックスしてるらしいよ。今、パリでもNo.1の曲だよ。」と教えてくれて、「みのるオジイ、酔っ払って三線弾いて歌ってるだけかと思ったらいつのまに! フランスでCD出すなんてすごい!」と感動しながら踊り明かした。その後、これはみのるオジイではなく、台湾の少数民族の唄だったと判明。
多分この曲、エニグマのReturn to Innocence でしょうね。これを読んで以来、iPodでこの曲を聴くたびニヤニヤせずにはいられなくなってしまいました。どうしてくれるんだ(笑)

なお、この本の続編、「書けば宮古!」も発売中だそうです。
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by cita_cita | 2006-10-12 21:11 | 沖縄
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