「チャルカの東欧雑貨買いつけ旅日記」 CHARKA

e0066369_13543333.jpg大阪の堀江にチャルカという店があります。主に東欧の文房具や雑貨を扱うお店です。 しかもこんなツアーまで!

「東欧を旅する雑貨店」というキャッチコピーのチャルカ。まだ東欧や中欧への旅や雑貨が一般的ではなかったころからコツコツその魅力を伝え、ついにはあの「流行通信」の東欧特集を監修するほど。じわりじわりと定着してきたプチ東欧ブームの波を作ったお店です。経営者のお二人が旅友達の女性2人というのもすごく親近感がもてます。以下は、チャルカのウェブサイトに掲載されているお店の紹介文を転載させてもらいました。

 チャルカは1999年大阪生まれ。1994年、英会話教室で出会った久保よしみと藤山なおみは、旅ともだちになりました。古いビルの屋上のプレハブをシェアしつつ、たまにふたりでぶらっと旅に出るのが好きでした。どこを旅しても、買ってしまうのはノートとか封筒とか鉄のバケツとか、重くてかさばる日用品ばかり。空港でエキストラチャージ請求に冷や汗かきつつ(今もかわらないけど…)持ち帰った雑貨たちをフリーマーケットに並べては、"お店やさんごっこ"を楽しんでいました。そして1999年の春の日、ついに実行に移そうと決心したのです。それまで、しょっちゅう話していた「いつかお店をやりないね」というコトバを。旅先の列車の中で話した「旅が仕事になるといいのにね」というコトバを。  あれから6年の月日が流れました。いつもいつもやりたいことがいっぱいありました。やると決めたら、後先かまわず強引。まわりの人を巻き込んで、ずいぶん助けてもらいながら、あっというまの日々でした。フリマ好きの延長で、本気で遊ぶ感覚。そんな"お店やさんごっこ"のようなスタートでしたが、いつの間にかチャルカにどんどんのめり込んでいったのです。東欧への旅は、もう生活の一部。東欧の雑貨も、人も、文化も、もっと紹介していきたい。だから、これからもゴロンゴロンと転がり続けていこうと思っています(転がり続ける『ローリング、チャルカ(車輪)』はわたしたちのテーマ。お店のマークが車輪なのはそういうわけなのです)。

ほら、これ読んだだけで、お店に行ってみたくなりませんか? 「好き」を仕事にするって、きっと楽しいことばかりではないけれど、夢ですよね。この本は、そんなチャルカのお二人が買いつけのために東欧を何度も訪れた記録と、そこで出会った人や雑貨の数々をスクラップブックのように楽しく紹介した本です。ガイドブックとして使うには、少し内容が雑貨に偏っているのですが、もしも「雑貨を巡る旅」とテーマを決めて東欧を旅するなら、この本は心強い必需品になると思います。蚤の市の情報や、掘り出し物の見つけ方、買った雑貨を日本に送るときのパッキングや発送手順など、お店をやっている人がここまで公開しても大丈夫なのかな?って思うほど懇切丁寧に紹介されています。でも、それもきっと「商売第一」というのではなく、大好きなものをできるだけ多くの人に知ってもらいたいという気持ちがあるからこそなのでしょうね。難しい注文や購入ルートのないような雑貨を買い付けに行くまでの果敢、かつ粘り強いアプローチや、小さな小さな町工場との取引が始まって、それが長いお付き合いになっていく、そういう流れの中に何人もの人との出会いや交流があることがこの本を読むとよく伝わってきます。お店で扱っている多くの雑貨のうちどの商品ひとつとっても、それぞれの品物にまつわるエピソードがあるのだなと感動しました。

旅好きの私ですが、正直言って、東欧・中欧は今まで優先順位はそれほど高くはありませんでした。今から初めて行くならば、それよりも中南米やネパール、チベット、モロッコなどに興味があったからです。でもこの本を読んだらムクムクと東欧への興味が湧いてきました。遠い世界だと思っていたけれど、なんだかすぐにでも行けそうな気がしてきました。ベルリン→プラハ(チェコ)→ハンガリー(ブタペスト)をめぐる電車の旅、もしかしたら来年あたり私もその電車に乗っているかもしれません…。
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by cita_cita | 2006-09-02 00:36 | 読書
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