「SHIMADAS」 日本離島センター

e0066369_11304426.jpg島好きの間では密かに知られているこの本。日本にある6852の島のうち(そんなにあるのか!)北は礼文島から南は波照間島まで、1000以上の島の情報を網羅しています。 その情報もかなり詳細で、かつ面白い。島の名前、面積、人口など基本的なものから、主な産業、名物、名所、歴史、島出身の有名人、アクセスなどよくここまで調べたものだなあと感心するばかり。しかも、例えば宮古島のように記載すべき情報が多い島だと1つの項目として扱うのではなく、平良市、下地町、城辺町、上野村に分けて紹介するという徹底ぶり。

人の住んでいる島だけでなく、無人島も載っています。「この島は炭坑のおかげで栄えたが、閉坑になり○○年に無人島になった。」とか「島では旧暦のお盆に年に一度の××というお祭りが行われ、その時には他の島に移り住んでいる住人が帰ってくる。」とか興味深いことばかり。

それにしても日本ってこんなにも島国なんですねー。気になる島もいっぱい。上の炭坑の話でも有名な長崎の「軍艦島」(最盛期5000人収容のアパートも立てられたが1974年閉坑で今は無人)とか、悪石島(ここだけに伝わる東南アジア起源の民俗信仰の風習があり旧暦7月15日のお盆最終日に行われる)、神集島(古代"神功皇后”が新羅出兵した時に神々を集めたことが名前の由来。でもここもまた軍艦島の別名も持つ)、祝言島(遣唐使の寄港地だったらしい)、臥蛇島(昭和45年までは人が住んでいて焼畑農業で自給自足していた)、大根島(大根でなく高麗人参の産地だとか)なんてどんな島なのか、名前を聞いただけで気になります。

読んでいて常に発見がいっぱい。「あっ!広島にひょうたん島(瓢箪島)がある!」とか、「石川県にも種子島が!」とか…。小笠原諸島は父島と母島のほかに、兄島、弟島、姉島、妹島、姪島もあるとか…。とにかく島好きにはたまらない本です。寝る前にパラパラページをめくっているとなかなか眠れません(笑)

私が今行ってみたいのは、屋久島、徳之島、久高島、宮古島ですねえ。ちなみに明日からは三線合宿で3日間淡路島に行ってきます。
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by cita_cita | 2006-07-15 00:35 | 読書
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