アイルランドからの手紙

1週間ほど前、家に帰るとエアメールが届いていました。送り主を見ると、私のアイルランドの恩人であるDon Hehlihyさんからです。中にはカードと、DVDがひとつ入っていました。(Donさんとの出会いについてはこちら
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カードにはこんなことが書いてありました。
『前に君に旅先から絵葉書をもらってからずいぶん連絡をしなくてすまなかった。実は、自分は昨年の末に大きな手術を受けて、しばらく入院していた。退院してからスペインのアンダルシアの別荘に移動してゆっくり静養していたが、その後一番下の弟が重い病気であることが分かり、アイルランドの自宅に戻って彼のそばについていた。しかし彼は先週亡くなってしまった。週末に彼のお葬式をした。今、私がこの手紙を書いている今日は春分の日”Equinox”だ(注:昼夜半分の日の意味。英語では春分も秋分も同じ単語で表します。)君がアイルランドに来て、私と会ったのもそのEquinxの日だったね。あのとき自分は大きな悩みを抱えていて、その時突然目の前にやってきた君から大きな勇気と元気をもらった。私達はいつもこのEquinoxの時期に交流を持っているような気がする。このDVDの鳥のように、いつかまた大陸を越えて君がアイルランドまで飛んできてくれるのを待っている。』

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同封されていたDVDは「WATARIDORI(ワタリドリ)」というフランスの映画でした。(原題はLe Peuple Migrateur)これは、渡り鳥達の姿を彼等と友に世界各地の季節を追って撮り続けたドキュメンタリー映画です。

ああ、こんな手紙をもらってしまったら、会いに行こうと思わないほうがどうかしてると思う。今年の休暇の旅先に、アイルランドやスペインは想定していなかったのだけど、にわかにむくむくと候補地になりつつあります。でもやはりアイルランドは遠い。3日程度の休みで行ける場所ではありません。とりあえず、気持ちを落ち着けて、まずは週末にDonさんに久しぶりの手紙でも書こうと思います。
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by cita_cita | 2006-04-21 23:56 | その他
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