クリスマス in 八重山 その3

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クリスマスイブの朝、今日もいい天気。今日は昼の船で西表島に移動して一泊します。
それまでの時間で最後に波照間を満喫しようと、朝ごはんを食べ、自転車で再び最南端の碑へ。今日はどうしても探したい場所があったのです。

e0066369_185328.jpg波照間島の南側、最南端の碑や星空観測タワーのある一帯を高那崎といい、険しい断崖絶壁が続いています。このどこかで撮影された写真を見て、どうしても同じ場所に行ってみたかったのです。その写真は写真家の三好和義さんの「ニライカナイ 神の住む楽園・沖縄」という写真集に載っていました。高那崎から海の向こうを撮影したもので、海の色が信じられないような深く透明な青なのです。ちょうど有名な「青の洞窟」のように。波照間にはこれまで3回行きましたが、そのたびに写真の場所を探していました。実はこの前日にも最南端の碑から空港に向かう途中、立ち寄ったのですがそこは海は青いものの波が強く、思っていた場所とは違うなという感じを受けました。そしてその後、「モンパの木」(お土産屋さん)にTシャツを買いに行ったとき、店の人に聞いてみました。「この写真の場所、私がさっき行った場所とは違うのでしょうか?」 すると、私が行った場所は同じ高那崎の中でも「アリ高那」という場所であることが分かりました。アリっていうのは何でしょう。アガリ(東)のことなのかな…。おそらく、その写真が撮影されたのは最南端の碑の前にある断崖の辺りだろうとのこと。それを聞いて、大汗かきながらまた8kmほどの道を戻って岩の端に立ちましたが、やはり違います。時間も夕方になり、岩の陰になって水も輝いては見えませんでした。

e0066369_1111263.jpgこの日、最後にもう一度あの場所を探してみようと、最南端の碑から昨日とは反対の左側の方向に歩いて行きました。足元は非常に悪い…というか、鋭く尖った珊瑚石灰岩なのです。 波照間島自体、珊瑚が隆起してできた島なので仕方ないのですが、もし、サンダルに短パンで歩いているとき足を滑らせたら、間違いなく血だらけになるでしょう。足元に注意しながら崖すれすれまで来て海を覗き込んだとき、私は思わず息を飲みました。私が見下ろす先には、あの吸い込まれそうに青く透明な海があったのです。「ここやったんや…」夢中で何度かシャッターを切り、後はしばらく海から目がそらせませんでした。40分ほどして、日帰りツアーのお客さんがぞろぞろとやってきて賑やかになるまで、私はここに座って(高所恐怖症でなくて良かった…)海を見たり本を読んだりして過ごしました。本当に貴重な時間、最高のクリスマスプレゼントでした。 あの海が目に飛び込んできたときの気持ちを、私はこれからもずっと忘れないと思います。今思えば、1回目に波照間に来たときにあっさり見つかったりしなくてホントによかった。でなければあんなにうれしい気持ちになったかどうか…

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言葉では説明できないこの色。カメラで切り取ってしまうのがもったいないような絶景でした。

e0066369_1132393.jpg一旦照島荘に戻り、荷物をまとめて預け、今度は最後にニシ浜をひと目見に行きました。今日もニシ浜は穏やかでキラキラ輝いています。出発まで時間が無かったのでゆっくりはできませんでしたが、もうこれでじゅうぶんです。クリスマスにうっすら汗をかきながらこんなに綺麗な海を見られて、それ以上望むのは贅沢でしょう。宿に戻るとヘルパーさんが布団を干していました。こんな暖かい日なら布団もふかふかになるでしょうね。今日から波照間に泊まれるお客さんをちょっとうらやましく思いながら、車で港まで送ってもらい、西表へ向かう船に乗船。 普通は一旦波照間から石垣港に戻り、そこから西表行きの船に乗り換えないといけないのですが、不定期に西表経由で石垣に行く船があるそうで、ちょうどラッキーにもその船に乗船することができました。波照間に後ろ髪引かれながら、西表島を目指します。

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私の好きなカフェ、パナヌファ。でも今回はタイミングが合わず行けませんでした。
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波照間名物「泡盛アイス」と「黒糖アイス」。泡盛アイス、意外といけます。
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by cita_cita | 2005-12-27 23:30 | 沖縄
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