アイルランドと紅茶の関係

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アイルランド人は筋金入りの紅茶好き。実は、一人当たりの紅茶消費量はイギリスを抜いて世界一なんです。なんと1人当り1年に約1600杯。ちなみにイギリスが1170杯、日本はたった72杯と聞けば、そのすごさが分かるでしょう。洗練された作法が有名なイギリスとは違い、アイルランドでは茶葉はティーバッグが主流。大きなポットにいくつもティーバッグをいれてマグカップでガブガブ飲みます。これを朝、昼、晩、1日に何度もやるのです。正統派のイギリスが煎茶や玉露だとすると、アイルランドはまさに番茶感覚なんですね。

でも、お土産に紅茶を買うなら実はアイルランドがおすすめ。その理由は、イギリスの水が硬水であるのに対し、アイルランドは日本と同じ軟水だから。イギリスの紅茶は硬水で入れると一番美味しいようにブレンドされていますが、アイルランドのブレンドは軟水仕様なんです。イギリスで紅茶を買ってきて、日本で飲むと「うん?何か違うなー…」と感じるのはそのせいなのかも。実際、私がアイルランドで買ってきた紅茶(Bewley'sBARRY'S)は家で飲んでも本当に美味しかったです。
写真はダブリンにあるBewley's Cafeの本店内部です。細部の装飾が非常に美しい店です。

あ、ちなみにここで私が書いているイギリスというのは「イングランド」のことを指します。同じグレートブリテン島でも、「スコットランド」はアイルランドと同じく軟水なので、やはり紅茶も日本向きブレンドだと思います。スコットランドとアイルランドが共に世界に誇るモルトウイスキーの2大産地なのも、おいしい軟水が手に入る土地だからこそ。そういえば、ギネスビールの味もアイルランドとイギリスでは違うと聞いたことがあります。アイルランド旅行中、ディングルのパブで出会ったイギリス人のグループに聞いてみると「そりゃあ全然違う!ギネスを飲みに海を渡ってアイルランドに来てもいいぐらいだ」と言っていましたっけ…。
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by cita_cita | 2005-12-11 09:28 |
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