伏見稲荷であま酒一服

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あれ、この鳥居、どこかで見たことある!という人多いと思います。これは伏見稲荷大社の「千本鳥居」。実際には山の上まで延々1000本どころか2000本以上あるそうです。つい先日友達と行ってきたのですが、アップしていなかったので、今日は写真の整理も兼ねてご紹介します。

e0066369_22245895.jpg伏見稲荷大社の境内は広く、神社の裏にある稲荷山をぐるりと巡ると4kmの道のりになるので、ちょっとしたハイキングという感じです。その間もずっと鳥居の列は続きます。お稲荷さんでは、キツネが神様のお使いなので、いたるところに狛犬ならぬ狛狐を見かけます。
これは狛狐ではなくって、キツネの形をした手水場。キツネが加えた竹の筒からチョロチョロとお水が流れています。これで手水をつかうのですが、私、今回初めて知った作法がありました。普通、手水をつかう順番というと、①左手を清める→②ひしゃくを持ち替えて右手を清める→③さらに持ち替えて左手に水を受け、口をすすぐ→④もう一度左手を清める。 ここまではいつもやってました。でも伏見稲荷では最後にひしゃくにもう一度水を受け、そのまま柄を下にしてひしゃくの水で柄を洗う…という手順が書いてあって、え!知らんかった!とびっくりです。普通は④の手順までしか書いてないですよね。でもなんか気に入ったので今度から柄を洗うことにしようっと。

e0066369_22335779.jpgお守りもかわいいキツネのデザインなんですよー。商売繁盛、家内安全、病気平癒、合格祈願、安産祈願などいろんなお守りがありましたが、これは旅行安全のお守り。キツネが鳥居の上を飛んでいるデザインです。こんなお守り持ってたら、ふわりと軽々どこかに旅に出られそう。
e0066369_2354011.jpgこれは「おもかる石」といいます。この灯篭の頭にのっかっている部分がおもかる石。お賽銭を入れ、願い事をひとつ念じて、両手でこの石を持ち上げます。そのとき、自分が想像していたよりもこの石を軽く感じられたら、その願い事は無事叶いますよ、という石なんです。それを分かってるから軽く感じられるように、心の中で思いっきり重い石を想像してみるのだけど、でもやっぱり思ったより重い!願い事って、そう簡単に叶わないものなんですね…

e0066369_22522578.jpgずっと山を上がっていく途中には、こんな雰囲気のあるお茶屋さんが並んでいますよ。ひやしあめだって。なつかしいですね。でも、最近知ったのですが、ひやしあめって関東には無い飲み物らしいですね。私の家の近所には昔、夏には手作りのひやしあめやアイスキャンデー、冬には大判焼きを作って売っている店があって、よく買いに行ったのですが。アイスキャンデーの棒は斜めに刺さっているようなやつで。そこのひやしあめは、しょうがが効いていて、周りに霜がついた冷蔵庫でものすごーくキンキンに冷えていて、おじさんが小さなひしゃくですくってコップに入れてくれました。…ってこんな話したらおまえ一体いくつだ?って言われそうですが、でも結構最近までその店あったんですようー、本当に。ひやしあめを知らない人は、甘~い飲み物を想像されるかもしれませんが、実はウィルキンソンの辛いジンジャーエールから炭酸が抜けたような、ちょっと刺激的な味なんです。で、ひやしあめのホットバージョンが「あめゆ」です。冬の定番です。

e0066369_22532497.jpg私たちは写真の奥に見えてる明るい縁側みたいな場所にひかれて、こちらのお店で一服。私はあま酒を、友達はあめゆを飲みました。あま酒、実はそれほど好物ではないんですよ。じゃあなぜ飲んだかっていうと、神社のお茶屋っぽい飲み物だなーと思ったから。ついつい形から入っちゃう性分なので(笑) でも飲んでビックリ!なにこれ!?ものすごーくおいしい!! あんまりおいしいので、お店のおばちゃんを呼びつけて「おいしいです!」って伝えてしまった。おいしさのヒミツは塩が入ってるから。げっ!あま酒にお塩?って思うでしょ?でもこれがめちゃくちゃおいしい。信州の塩羊羹とか、赤穂の塩まんじゅうとか、ブルターニュ地方の塩キャラメルとか、甘いものにちょっぴり塩をきかせたら、ぐっと垢抜けておいしくなっちゃいましたって食べ物がありますが、まさにそんな感覚。 おばちゃんも自慢の一品みたいで「お店によって作り方が全然違うのよー」ってうれしそう。こんなお店の、田舎のおばあちゃんちの縁側みたいな椅子に座って、こんなにおいしいあま酒が飲めるなら、山道もなんのその、頑張っちゃいます。
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by cita_cita | 2005-11-24 21:59 | 京都
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