パリの美意識?

e0066369_11241935.jpg
これはパリのマレ地区にあるメトロの駅への入り口。
アールヌーヴォー様式でおしゃれなのです。
こんなデザインの地下鉄入り口なんて、日本では考えられない。
地下鉄に乗るのもウキウキしちゃうな。なんていうのは、きっと旅行者の発想なんでしょうね。
パリジャンやパリジェンヌにとっては日常の足でしかないもの。

だけど、パリの人の美意識ってやっぱり高いんだなーと思ったことがありました。
それは何かを買ったときの包装の仕方。
いくつかの店で雑貨(マフラーや石鹸、手袋など)を買ったのですが、その時に必ずかわいいラッピングをしてくれるのです。プレゼントというわけでもないのに。
まず、カラフルな薄紙で品物をくるんで、それからお店の袋に入れてくれます。
その薄紙にはいろんな色があるのだけど、上から1枚ずつ順に使う店員さんもいれば、その時の気分で好きな色を下から引っ張り出して包んでくれる店員さんもいる。そしてラッピングにたっぷり時間をかけるのです。
一番びっくりしたのは、3つの石鹸を買ったとき。一つずつ、違う色の包みで丁寧にラッピングしてくれたんだけど(それもすごい)、3つめを包み終わったあと、店員さんの動きが止まってる。しばらく眉間にしわを寄せて「hmmm...」って考えてからおもむろに、一度包んだ紙をベリベリはがし始めて、また新しい紙で丁寧に包んでくれたのです。今度はどうやら納得のいく出来だったみたいで、にっこり笑顔で「Merci!」と品物を渡してくれました。

ま、全てのパリ人がこういうわけではないと思うけど、その前日までスペイン南部を旅していた私の目には、ものすごく新鮮な驚きでした。だって、スペインではどこで何を買ってもスーパー袋(それも薄手の)にポイポイッって放り込んで「ほれ!」って感じで手渡されてたから。まあ、そんなスペインのおおらかさも私は大好きなんですけどね。

P.S. …とはいえ、一方でパリの道路のごみの多さ、犬のフンの多さは有名な話ですよね。
[PR]
by cita_cita | 2005-11-16 19:48 |
<< 月の輝く夜に。 古都ホイアンの昼下がり >>