台湾 食とヨガの旅 その1

6/9から、10日間台湾に行ってきましたので、その様子をアップしていこうと思います。
今回の旅を計画したきっかけは、トライヨガの師匠、カリジ先生が台湾にてリトリート(合宿みたいなもの)を開催されると知ったこと。カリジ先生はアメリカに本拠を置いて活動しているのでなかなかじっくり教えてもらえる機会がないため、先生が台湾まで来るなら!と思い立ったのでした。リトリートは5日休みがあれば参加が可能だったのですが、せっかくなので長期休暇を取得して、台湾旅行も楽しんでしまおう!ということにしました。

旅の前半の5日間は台南と台北を旅して、後半5日間はどっぷりヨガというプランです。ユナイテッド航空のマイレージを使って特典航空券が取れました。直行便は空きがなかったので、行きは全日空&エアチャイナで上海経由、帰りはアシアナ航空でソウル経由です。3日ぐらいの旅行だったら時間がもったいないけど、10日もあるからまあいいか。

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上海行きのANAの窓から見えた雲。翼に矢印が書いてあって、なんだか面白い写真になりました。

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機内食は和食でした。期待していなかったのに結構おいしかったです。

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台北の桃園空港から20分ほどバスに乗って、台湾高鉄(新幹線)の駅に移動。チケット売り場は「みどりの窓口」と同じような雰囲気で、スムーズに購入ができました。

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台湾の新幹線は日本と同じ機材を使っているとは聞いていたのですが、あまりにも同じで、笑ってしまいました。違うところは、注意書きや車内放送が中国語であるところと、お客さんが台湾人なこと、そして乗務員さんの制服ぐらい。

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台南は夕立が終わったみたいでちょっと蒸し暑い。駅に近い朝代代飯店という宿にチェックインしましたが雨が降ったりやんだりしていたので、夕食はホテルの近くで軽く済ませました。汁なしビーフンとワンタンスープです。おいしかった。

実は、この1週間の台湾は日本でもニュースになるぐらいの大雨で、各地で洪水被害が発生するほど。私は幸い洪水の被害にあうことも、乗り物の遅れに遭遇することもなかったけれど、とにかく雨の降らない日は一日もありませんでした。でも、そんなことが気にならないくらい楽しい旅になったので、結果オーライです。

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2日目の朝、土砂降りの雨の音で目が覚めましたが、ホテルで朝食を食べているうちに雨はやんでくれました。ホテルでもらった地図を頼りに、さっそく台南の街歩きに出発です。まず行ったのは地元っ子に人気の連得堂というおせんべいやさん。台南で四代続く老舗だそうです。路地の分かりにくいところにありますが、店の前にお客さんがひっきりなしに来ていたので見つけることができました。

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これがそのせんべい。堅いクッキーみたいな、甘くなつかしい味です。これはプレーンで、手焼きのため1日1人限定2個しか買えません。ピーナッツ味や味噌味は3ヶ月待ちとか…(ホントかな)。

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連得堂を出てしばらく歩くと、目立つ看板の「無名豆花」というお店が。地元の人がいっぱい座ってたので、吸い寄せられるように私も入ってみました。

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紅豆豆花。ふわふわの豆腐に冷たく甘いシロップが掛かって、紅豆をオンしたデザートです。トッピングはこのほか、タピオカやピーナッツ、イチゴなど色々選べるみたい。蒸し暑くて喉が渇いていたので、喉越しのいい冷たい豆花、最高でした。ここはまた行きたいお店!

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途中、鴨母寮市場というローカル市場を発見。面白いので中を通ってみることに。

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台南名物のサバヒーというお魚です。結構骨が多くて脂が乗っています。お粥や団子にすることが多いみたい。

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市場を出て赤嵌担仔麺というお店で早めの昼ごはんを食べることにしました。台南は坦仔麺の本場で、あの度小月の本店もあるのだけど、地元ではこちらも大人気なのだそう。店内はレトロかわいい中国風インテリアで清潔感があり、いい感じです。

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名物の坦仔麺(小)と肉燥飯(台南版の魯肉飯)を注文。坦仔麺はニンニクが利いてておいしいし、肉燥飯は甘辛く日本人なら大抵好きな味!

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お店からすぐ近くにいくつか有名な観光地があったので行ってみました。これは赤嵌楼。1600年代、台湾がオランダに統治されていた時に築城されたレンガ造りの建物で、鄭成功(ていせいこう)がオランダを撃退した後に中国風の建物に作り変えたそう。

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今回の旅で初めて知った鄭成功は台湾人の尊敬するヒーローらしい。銅像の前でみんなが写真を撮っていました。そして鄭成功の母が日本人で、長崎生まれであることも知りました。旅をすると、学校の授業では全然頭に残らないようなことも興味を持てるのがいいね。

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この日はちょうど台湾の高校入試の日でした。学問の神様の銅像前には合格祈願の絵馬がいっぱい。受験票のコピーがいっぱい貼り付けてあるのが日本とは違ってびっくり。だって家の住所とか写真とか受験番号とか全部書いてあるんだもん、個人情報も何もあったもんじゃない(笑)

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次に訪れた祀典武廟というお寺でお参りをしようと思って、日本語のパンフレットがあるか聞いてみましたが無いとのこと。仕方ないのでガイドブック片手に、台湾人の真似をしながらお参りしていました。5分ほどすると、私に声をかけてくる人が。なんと、お寺の係員さんが、近所に住む日本語のできるおじいさんの家まで呼びに行ってくれたのでした。台湾人の親切さに感激しつつ、おじいさんの丁寧な説明を聞きながら一緒に最後まで、無事にお参り終了しました。

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こちらがそのおじいさん、謝さんといって昭和4年生まれの83歳。すごくキレイな日本語を話されます。

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そして謝さんにおやつをご馳走になりました。これは碗粿(ワングェ)という台南名物。もち米粉に、豚肉や卵黄の塩漬けなどを入れて蒸し固めたものでむちむちした食感がおいしいです。でも確実におなかが膨れます!

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そしてお家に呼ばれてマンゴーまでごちそうに。これは普段見慣れた赤いマンゴーとは違う、台湾マンゴーの原種。青くて小さいのですが、私の知ってるマンゴーよりもさらに味が濃くて甘い!私はこっちの味のほうが好きです。でも、繊維が多くて歯にひっかかるのが玉にキズ…。

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台湾のお年寄りは日本統治時代に子供の頃を過ごしているので、日本語教育を受けています。謝さんもその一人。そして、謝さんの恩師である日本人の先生は、今95歳で、山形県に住んでいらっしゃるとのこと。そして驚いたことに今でもまだ交流を続けているのだそう。昨年、謝さんが日本に旅行した際、先生を訪ねて山形まで行ったそうで、その後に送られてきた葉書を見せてもらいました。なんと70年間以上も関係が続いているとは!日本人同士であっても稀なことなのに、この話を聞いて本当におどろきました。

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謝さんの家を出て、神農街というエリアに行きました。築200年の家が並ぶ地域で、もともと運河だったところが埋め立てられて道路になっています。かつては船が行き来していたので、建物の1階はお店で2階は倉庫という建物の造りになっていたそうです。私は昼間に行きましたが、夜はライトアップされて、すごく雰囲気がいいのだそう。

蒸し暑さで汗が噴出してきたので、通りがかったところで見つけた雰囲気のいい美容院へ飛び込みました。ここでシャンプーをお願いしたのです。私、旅先でシャンプーするの結構好きなんです。エステやマッサージほど時間もお金もかからないし、頭もさっぱりして疲れも取れるので。特に台湾の美容院は本当に頭のマッサージが上手なので、日本で高いお金を出してヘッドスパするよりも絶対おススメ。今回私が入った店はアタリだったようで、本当に上手でした。普通のシャンプーだと180元(470円)と格安ですが、ちょっとフンパツしてスペシャルコースにしてみました。頭皮クレンジングや目の温熱ケアなども入って680元(1770円)。これがめちゃくちゃ上手で、気持ちよすぎて何回も意識を失いそうに…できれば滞在中何回も通いたいぐらいでした。私、また台南に行ったら絶対ここに行きたいです。

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さらに歩いて通りがかった阿田水果。木瓜牛奶(パパイヤミルク)の名店です。私、このドリンクが大好きなんですが、今まで飲んだどれよりもおいしかった!! ちょうど一番フルーツの美味しい季節に、しかも台湾南部に行ったのもよかったのかもしれません。

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パパイヤミルクを飲みつつ向かったのがカラスミやさん。ここ、明興商行ではカラスミ作りの名人といわれるおじいさんが手作りした絶品カラスミを直接買うことができます。このおじいさんも日本語が上手で、お土産を探しているというと冷蔵庫から適当な大きさのカラスミをいくつか出して選ばせてくれました。重さで値段を決めるようです。この日は北海道のお寿司屋さんからまとめて注文が入ったようで、今から送るんだよと教えてくれました。お寿司やさんから直接注文が入るなんて絶対おいしいに違いない!(→帰国後、食べましたが本当においしかったです。なんでもっと買ってこなかったのか、今となっては悔やまれます)

この時点で時計を見ると5時半ごろ。買い食いし続けた分を消費すべく、さらに歩きます。(で、結局またさらに買い食いするんだけどね)

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やってきたのは旧台南州庁舎のあるロータリー。この周辺には日本統治時代の官庁街で、その頃に作られた建物がたくさん残っています。1916年建築の旧州庁舎も今は国立台湾文学館としてリニューアルされています。この写真は1938年築の旧合同庁舎、今でもそのままの姿で現役の消防署として使われています。

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これはロータリーから5分ほどのところにある台南警察局。1931年建築です。謝さんは「日本は台湾の近代化を本当によく助けてくれた。よくして下さった。終戦になって、蒋介石が来て、初めて日本のありがたさが分かった。」と話されていましたが、こうやって当時の建物が壊されることなく今でも大切に使われているのを実際に自分の目で見て、日本人として本当にうれしくありがたく思いました。

このほかにも旧勧業銀行(現土地銀行)の建物や、現在修復工事中の林百貨店という1932年建築の建物などを見ました。林百貨店については、当時からエレベーターが設置されており、地元の人達の誇りだったそうです。終戦後、中国本土から蒋介石とともに沢山の軍人が来て、ここで初めてエレベーターを見て驚いたんだよ、と謝さんが教えてくれました。

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近くの窄門というカフェに行ってみました。入口がすごく狭いことで有名なカフェです。店の名前も「狭い門」という意味で、体を横にしないと絶対に通れません。マツコは横になっても通れないと思います。

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この店のスペシャルコーヒーを頂きました。コクがあって、すごくおいしいです。

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店内はレトロな雰囲気で居心地がいい。京都にも町家を改装したカフェがたくさんあるけど、ここもそんな雰囲気。

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6月のせいか、7時になってもまだ明るいのでさらに少し歩いてみました。福記肉圓というお店で肉圓(バーワン)を食べました。お米をすりつぶして練ったものを皮にして、中に肉などの具を詰めて蒸した小吃(スナック)です。上に甘めのソースがかかっています。これは日本にはないよね。半透明の弾力のある皮がムチムチして、その中のお肉がジューシーでおいしい。

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そのすぐ数軒隣の莉莉水果店にて、今度はマンゴーカキ氷。うう…うますぎる…これまた今まで食べたマンゴー氷の中でベスト1でした。

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ロータリーに戻ると旧州庁舎だったという国立台南文学館がまだ開いていたので(トイレを借りるために)入ってみました。そしたら、ここがすごーく素敵な建物だということが分かり、しばし中を見学。この建物、入館料無料なのに、図書室や自習室、展示室などすごく充実していて、こんな施設があるなんてうらやましい!と思いました。

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さすがにおなかがいっぱいなので、一旦ホテルに戻ってどうするか考えようと思ったのですが、また気になる店が。奉茶(フォンチャー)という中国茶の人気店です。2Fは鍋料理などの食事もできるカフェになっていて、1Fはテイクアウトのお店でお客さんでにぎわっていました。その横に小さなドアがあり、そこが茶葉を売るお店になっています。台南でお茶を買いたいなと思っていた私はここに入ってみました。最初は営業時間を聞いて、翌日以降に来ようと思ったのですが、私が日本人とわかると2Fから少し日本語のできる店員さんを呼んでくれたので、お買い物することに。自分の好みを伝え、3種類のお茶を紹介してもらい、2つを購入。で、結局またここでおなかちゃぽちゃぽになり、トイレを借りました。

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ホテルまでの帰り道、「三丁目の夕日」か!?と思うような光景を横目で見ながらようやく部屋に戻りました。時計を見ると9時過ぎ。いやー今日は一日よく歩いた、良く食べた!で終わるところですが、台南といえば夜市!夜市といえば台南!と誰もが言うので…行っちゃいました。だって昨日のこの時間は土砂降りだったし、ここ数日の天気予報を考えると、今晴れてるのは奇跡的!行かねば!

タクシー飛ばして30分、台南最大の花園夜市です。実は台北と違って、台南の夜市は流動夜市といわれ、毎日で開かれているわけではありません。曜日によって開催場所が変わるのです。この花園夜市は毎週木・土・日の開催。この日は日曜日なので私にとってはラストチャンスだったんです。

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ごく普通の道路をずーっと走った先に唐突に現れた広場には無数ののぼりが立ち、ライトでまぶしく照らされて、ここだけが異様な熱気に包まれています。私が到着したのは10時前だったのですが、すごい人の数。しかもどんどん増えていく感じが…台北で夜市に行ったときも、その人出のすごさに「あんたらどれだけ買い食い好きやねん」と思ったけど、台南でも健在でした。だって、お祭りの数日間とかじゃなくて、毎週やってるのに、いつでもそこにあるのに、なんでこれだけの人が集まるのか…しかもここにいるのは台北の士林夜市とかと違って、ほぼ100%地元の台湾人ばかりなのに。

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鶏の足とかー

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虫の串とか恐ろしいものもあります((((;゚Д゚))))キティちゃんとのギャップがすごい

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でも私は冒険せず、西瓜汁と蚵仔煎(牡蠣入り卵焼き)を頼みました。人が並んでるので期待しましたが、やっぱりおいしかったです!

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そして帰りに葱油餅を買って、ホテルに戻って台湾ビールと一緒に食べました。

こうやって、濃すぎる1日が終わりました。この日ホテルを出てから口にしたものを思い出すと、ちょっと恐ろしい。豆花に始まり、坦仔麺、燥肉飯、冬瓜茶、椀粿、マンゴー、パパイヤミルク、アイスコーヒー、肉圓、マンゴー氷、鉄観音茶、西瓜汁、蚵仔煎、檸檬汁、葱油餅、台湾ビール…。食事時とか全然気にせず、ただ思いつくまま、見るままに食べ続けました。

台南は食の都、小吃天国だって聞いていたけど、あれは本当だったんだね。
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by cita_cita | 2012-06-28 22:25 |
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