大切なあなたへ。

突然、大切な人がいなくなってしまいました。約20年近く、常に私の近くに一緒にいた親友でした。友達に順番をつけるなんて、本当は良くないことなのかもしれないけれど、私にとっては間違いなく一番と言える人でした。

私に無いものをたくさん持っている人でした。穏やかで辛抱強く、慎重で、でも周りに流されることなく自分の考えを貫く強さを持っていました。そしていつも自分のことよりも人への思いやりを忘れず、私が大変なとき、自分のことのように心を痛めて私のことを気遣ってくれる心のきれいな優しい人でした。性格は正反対というほど違うけれど、私たちは不思議と気が合い、これまでに数え切れないほど旅行に行ったり、お茶をしたりご飯を食べたり、カラオケやコンサートに行ったりしてたくさんの時間を一緒に過ごしてきました。

この先も、ずっと一緒にいると信じて疑わなかったし、これから歳を重ねて一緒におばあちゃんになっていくつもりだったのに。人生で色んなことがあるたびに、いつも彼女に報告し、相談し、励まされてきたのに、これからはそれもできません。

知らせを聞いてから一週間、何か少しでも現実的なことをやっていないと悲しくて、事務的に仕事や家のことを淡々とこなしている自分と、突然彼女のことを思い出して泣いている自分が代わりばんこにぐるぐる入れ替わって、自分の中に人がふたりいるみたいな感じでした。

彼女とは思い出が多すぎて、家の中にいてもどこにいても逃げることなんて絶対にできないこともよく分かりました。彼女と堀江で一緒に選んだ洋服や、旅行に行ったときに買った物や、彼女にお勧めされて使い始めたシャンプーや、誕生日にプレゼントしてもらったクッションに囲まれて、車に乗ると、一緒に何度もコンサートに行ったサザンやトータスの曲が流れてきます。彼女に関係のあるものを部屋の中から100個探せといわれたら、きっとすぐに100個見つかると思う。

昨日、彼女にお別れをしに行ってきました。もう本当にいないのだということを実感するのは本当につらいけれど、私は彼女がいない世界に生きていかないといけないし、ここを乗り越えるためにも、少しずつ自分の気持ちを整理していこうと思います。

そして何十年か先、おばあちゃんになって胸を張って再会できるように、彼女に恥ずかしくないような生き方をしていかないと。

その日まで先は長いし、これからも色んなことがあると思うけれど、遠くから見守っていてください。そして、その日まで私のことを待っていてね。
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by cita_cita | 2012-01-15 11:32 | その他
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