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思いが通じないって…悲しいね。

ニュースで、「タイから援助するといったタイ米(日本人の口に合うようにもち米を混ぜる配慮あり)をお米が余っているからという理由で断わった」と言っていたので、ホントかなと思って調べたらこんな記事が…。ホントだったんだ…。個人的な意見としては、「悲しい」。東南アジアが大好きだから、余計にアジアの友達たちのがっかりする顔が目に浮かんでしまって、本当に申し訳ない。自分たちにできることを探して何かをしたいという気持ちは、今の私達ひとりひとりが感じているものと同じはずだから。受け入れ側には受け入れられない事情があったにせよ、援助したいという気持ちをソデにした事実に間違いがないなら、きちんとそれなりの配慮をもった断わり方をしたんだろうか。それが気になる。(以下、産経ニュース3.24より)


日本に対する諸外国からの善意と支援の一部が行き場を失っている。混乱の中で日本側の受け入れ態勢に不備があるのみならず、食品安全基準などが大きな障害になっているようだ。「日本に恩返しをしたい」という各国の思いが宙に浮く格好となっている。

 東南アジアのある国は、毛布を数万枚送ると申し出た。だが、日本政府はサイズ(80センチ×80センチ)を指定し、送られる予定の毛布が20センチほど「規格」に合わないとわかると、受け入れに強い難色を示した。「規格外」の毛布は、すったもんだの末にようやく日本に届けられた。

 日本政府から救助犬の派遣を真っ先に要請され、それに応じて送り出そうとした矢先に「待った」をかけられたケースもある。その際の説明は「空港での検疫に1カ月かかる。1週間に短縮できるが、救助犬をその間管理できない」(支援を申し出た国の高官)だった。結局、この国の救助犬が日本の地を踏むことはなかった。

 コメ数万トンの援助を事実上、断られた例もある。送る予定のコメは日本人の口には合わないだろうと、もち米を交ぜる工夫も施されていた。しかし日本政府は「国内に余剰米がある」と回答。すでに空輸準備が終わっていた一部を除き、日本には届けられなかった。

 食料品を送ろうとして「食品安全基準のチェックがされていない。日本語の表示ラベルもない」と、拒否された例もある。

 日本側には支援を受け入れても保管場所の確保や、被災地への輸送がままならないという事情もある。

 だが、「日本からはいろいろな支援を受けてきたので、その恩返しをしたい。受け入れ側の事情も理解しており、不必要なものを送るつもりもない。それでも日本政府の対応は首をかしげる」(東南アジア筋)という声は小さくない。

by cita_cita | 2011-03-28 22:01 | その他
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