はじめてのBIG ISLAND その4

3日目はコナからヒロへ向かってハワイ島の南側をドライブしました。

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南に向かって車を走らせているとプウホヌア・オ・ホナウナウという看板が見えてきます。ここはかつてハワイに王国があったときに"カプ"と呼ばれるタブーを犯したものが、罪を逃れ、身を清めるための聖域とされた場所です。ハワイ島に3つある国立公園のひとつです。キリスト教がハワイに入ってきた際に、ここにあった神殿や祭壇などは破壊されてしまったそうですが、後になって復元され、公園として公開されています。

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公園の中には海ガメが上陸する場所もあります。

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さらにドライブを続け、途中、プナルウ・ベイクショップという店に立ち寄りました。アメリカ最南端のベーカリーだそうです。ここのパンを少し試食しましたが、フワフワでおいしかったです。ここでランチを食べたのですが、本日の日替わりセット頼むとこんなのが出てきました。カルアピッグというハワイの伝統的な料理だそうで(お祝いなどに食べるらしい)、バナナで包んで蒸した豚肉をほぐしたものです。滞在中一番ロコっぽい料理でした。ちょっとバリのバビグリンを思い出してしまった。あんなにスパイシーではなかったけど。


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海沿いの気持ちいい道があったり、アップダウンの続くまっすぐな道をひたすら走ったり、景色に変化があって飽きません。

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ベイクショップからキラウエア火山公園に向かう手前でガソリンが気になったのでパハラという小さな町にあるローカルなガソリンスタンドへ。KAMEI GASって書いてます。日系人の男の子が出てきてガソリンを入れてくれました。私たちが日本人とわかると、「僕のお母さんはフラの先生で、日本に教えにいったこともあってその時はキョウトとクマモトに行ったよ」って話してくれました。こんな小さな町にも日本人が移住したんですね。KAMEIはやっぱり「亀井さん」なのかな。パハラは、普通だったら間違いなく通り過ぎてしまうぐらいの小さなローカルだけの町。ここに偶然立ち寄れたのも何かの縁ですね。

ガソリンも満タンになったので、一気にキラウエアへ。ボルケーノパークに入りましたが、このときは火山活動の状況と風向きの影響でカルデラを一周するルート(全周20kmぐらい)は途中で立ち入り禁止になっていました。キラウエアは今も活動を続けている活火山なので、人間の思い通りにはならないのです。


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入れる範囲内で見学してみようと思い、公園の中へ。ここは地面の裂け目から蒸気が噴き出ている噴気孔。近づくと熱ーい!周囲を見渡すと、同じように蒸気をもくもく上げている場所があちこちに見当たります。


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直径20kmのカルデラを覗き込むと、その中にさらに小さな火口があります。まるで、クレーターの中にクレーターがいくつもできているみたい。上の写真の右端に崖のような段差が見えるでしょう。これが大きなカルデラのふちなのです。どれだけ大きいかイメージできますか?そしてその中で煙を上げているのが、その中でも大きなハレマウマウ火口、直径900m、深さ85mあるそうです。ハレマウマウって面白い響きですね。「シダの家」って意味だそうです。私たちが訪れたときは無理でしたが、火山活動が穏やかになっているときには、徒歩ですぐそばまで行くこともできるそうです!ちなみに私たちが行ったときにカルデラを一周するクレーター・リム・ドライブが閉鎖されていたのもこのハレマウマウ火口からの噴煙のせいだそうです。

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キラウエアを離れ、本日の宿泊先であるヒロに移動します。ヒロはかつて日系移民が多く住み、発展させた町です。1世紀近く建っている古く味のある建物もたくさんあって、ホテルが集まるコナ側と比べて、さらにのんびりした雰囲気です。といってもコナもホノルルに比べるとめちゃくちゃのんびりしてるんですけどね。どちらかといえば明るい雰囲気のコナと比べると曇りやにわか雨が多くてノスタルジックな雰囲気で絵になる町です。

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ヒロでの宿はThe Old Hawaiian B&Bというところにしました。ヒロの中心部から車で10分ほどの住宅街の中にある静かな宿です。ここはすごく広い庭があるのが自慢で、バナナやジャックフルーツの木などがたくさん植えられています。

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到着時、駐車場にはこんなサインが。「家人が不在中でも建物の裏側にお回りいただき、お客さんの名前が書いたメモを貼った部屋にお入りください」とのこと。

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部屋の前のテラスはこんな感じ。自由にローカルコールをできる電話やヒロ近辺のレストランのメニュー、電話帳などが置いてあり、フリーのコーヒーとお茶のセット、冷蔵庫などがあります。昼間ここに座っていたらとても気持ちよさそう。

部屋に荷物を置いて、オーナーのStewartさんにこれからカラパナのオーシャンエントリーを見に行くつもりだと伝えました。カラパナは1992年のキラウエアの噴火の際、溶岩が流れ込んで消滅してしまった町なのです。このエリアでは溶岩が海に流れ込む場所(オーシャンエントリー)が見学できるのです。ただし、Stweartさんによれば、溶岩の流れる勢いや方向は毎日少しずつ変化するので、天候や溶岩の勢いによっては見学禁止になるそう。実際、私たちが滞在した2日前もクローズされたそうで、Stewartさんがキラウエアの公園事務所に問い合わせて確認してくれたところ、この日はOKとのことでした。見学場所は、帰り道真っ暗になり、でこぼこの溶岩の上を歩くのは危ないので懐中電灯を持たせてくれました。この宿はLilikoi Innよりは古くこじんまりした宿でしたが、何年も宿をされているだけあって、こういう細かい心遣いがとてもうれしかったです。

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ヒロを5時すぎに出発し、6時ごろにオーシャンエントリー入り口に到着。大きな駐車スペースがあり、何人もの係員が誘導してくれるので非常にスムーズでした。駐車場にはお土産や溶岩の写真を売る屋台が少し並んでいました。見学者の入り口は決まっているのですが入場料などは必要ありません。

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こんな感じの道(というか溶岩のかたまり)を20分ほど歩きます。でこぼこして気をつけないとよろけてしまいそう。これは確かに帰り道、懐中電灯がないと怖いはず。

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海のそばにたどり着くと、既に大勢の人が思い思いの場所に座って暗くなるのを待っていました。なんだか花火大会が始まるのを待ってるような雰囲気。お弁当を食べている人も居ましたよ。

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この日のエントリーはかなり離れていたのですが、白い蒸気が海からモクモク上がってるのがよく見えます。昼間は周りが明るいのでただの白い煙にしか見えませんが暗くなるにつれ、赤い溶岩が浮き上がるように見えてきます。

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あたりが薄暗くなると、次第に蒸気の下のほうが赤っぽく見えてきました!


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さらに暗くなるともっとはっきり。でも、これ以上は私のカメラでは周囲の光が暗すぎて上手に撮影できませんでした…。

結局8時ごろにカラパナを出発し、ヒロに戻ったのは9時ごろ。実は、ヒロのレストランは夜が早くて、だいたい8時半から9時ごろにはクローズしてしまいます。その中で、Cafe Pestoというイタリアンの店が22時まで営業していたので晩御飯を食べ、ようやくB&Bに帰って就寝。この日も内容の濃い一日でした!
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by cita_cita | 2009-06-05 20:56 |
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